地球上にいて日付が変わるのには2通りのパターンがあります。その一つは日付変更線をまたぐこと。もう一つは、深夜の0時を超えること=つまり、地球の丁度裏側を太陽が通ることです。ですから、地球上には、日付変更線という「地面に固定された」線(第一の線と呼びましょう)と、深夜0時、すなわち太陽の反対側にある、やっぱり北極点と南極点を結ぶ線(第二の線と呼びましょう)の二本の「日付が変わる線」が存在して、片方は地面に固定され、もう片方は24時間で地球を1周しているのです。
さて、第一の質問ですが、日付変更線が無ければ、地球上の全ての地点が同じ日にちになる訳ですが、上の2番目の線、つまり太陽の裏側の線は必ず実在するため、その線の西と東では日付が一日違わないとなりません。ということで矛盾が生じてしまうのです。
では第二の質問ですが、一日(つまり24時間)で一周の速度で赤道上を西に移動しつづけるということは、太陽と同じ方向に同じ速度で移動するということですね。そうしたら、上の第二の線と出会うことは永遠にない訳ですが、上の第一の線、つまり日付変更線をまたぐ度に、日付が加わります。24時間ごとに一日づつ日付が進んでいくのですから、実に当たり前のことで、何の矛盾もありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%97%A5%E4%BB%9...
世界を一周するような旅をしたら、
船の中の日付と、外の世界の日付がずれてしまいます。
一日で世界を一周できるほど早い乗り物は無いので、
常に太陽が同じ位置に見える場所にいたらどうなるかという問題は、
起こった事は無いですけど、
その場合は、世界時を使えばいいと思います。
スペースシャトルの中では、
世界時が使われてます。
スペースシャトルは、
90分ほどで地球を一周します。
それでも地球は回る、、、
じゃない、
回っているからさらに飛行機などで回ると時間のずれができるので、それを補正するために変更線があるのです。
厳密に言えば1時間ごとに変えてますけどね、、、
では、西へ移動する場合を考えて見ましょう。
話を単純にするために瞬間移動します。
地球は東へ回るので、逆へ移動するという事は相対的に見ると回転が加速される事になります。
本日10/26午前12時と仮定し、西へ半周(180度分ですね)ほど移動してみます。
北大西洋上空ってとこですかね?
太陽は東から昇る、つまり西の方が遅くなります。
1周を1日としていますから、180度、半周だと半日遅くなります。
て事で、まだ北大西洋では太陽が出ていません。夜中の12時です。
日付は?
これから太陽が昇る訳ですから今より遅い、つまり今日、26日の午前0時という事になります。
もうちょっと西へ進んでニューヨーク、さらに3時間日の出が遅れます。
て事は前日の午後9時。
(あってんのかな?)
もちろん前日、まだ10/25ですね。
もっと西へ行ってハワイまで進みましょう。
まだ、日付変更線の手前です。
もちろん、日の出はもっと遅いですから25日の夕方ぐらいですね。
じゃ、そのまま日本まで西へ進むと、、、、
あれ?戻るはずですから25日のお昼でなければならないはずです。
でも、今日は26日・・・
これを修正するために変更線を西へ超えた場合は1日追加、
東へ超えた場合は1日戻すのです。
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肝心な点は、ローカル時刻というものは地球各地の「場所」に依存し、その場所から見た太陽の方向がローカル時刻になるという事です。地球は丸いため、場所によって太陽の方向は変化し、これが即ち時差になります(ここまでは当たり前かと思います)。
場所によって時刻が違う以上、当然ながら場所によって日付もずれることになります。深夜0時を起点に日付が変わる以上、日付と時刻は切っても切れません。場所によって日付が変わるからには、どこかにその日付が変わる線がどうしても必要になります。
もし日付変更線がなければ、それは即ち場所による日付の差が許されないという事になります。その場合、以下のいずれかを受け入れることになります。
・ローカル時刻をなくし、世界中がグリニッジ標準時で行動する(日本なら現在の午前九時が午前0時になる)
・日付変更線の代わりに日付変更時刻を各地に設定する(日本なら午前九時に日付が変わる)
・すべての国/土地で鎖国を行い、他の地域との時差を一切考慮しない(=原始時代)
仮に一日一周の速度で西に移動し続けたとしたら、場所に対する時計としては、ずっと同じ時刻になり続けます。しかしもちろん時間は経過し続けるので、一周したら「24時間後の同じ時刻の場所」に到達することになります。だから、日付変更線をまたいだ時点で1日プラスされて、つじつまが合うわけです。
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現在、太陽が、一番、高い位置に来た時を正午(12時)としているので日付変更線が必要で、もし、世界共通の時間(例えばグリニッジ標準時間)を使えば日付変更線は必要ありません。
日付変更線がないと、例えば、東京で1月1日12時の時、少し西の中国では11時、さらに西に進んで・・・ドミニカで1時、ニューヨークあたりで0時になります。
今度、少し東のグアムで13時、ハワイ、カリフォルニア、テキサスあたりで1月1日23時になります。そして、その境で1月1日の23時から1月1日の0時になる所が出来て、日付が進まなくなります。
「仮に一日一周の速度で赤道上を西に移動しつづけたら」
日時計(太陽の位置により時刻を決める)では時刻は変化しません。
機械式時計やデジタル時計は時刻は変化します。
そして、日付変更線で日にちを1日進める操作を人間がすれば、つじつまはあいます。
地球上にいて日付が変わるのには2通りのパターンがあります。その一つは日付変更線をまたぐこと。もう一つは、深夜の0時を超えること=つまり、地球の丁度裏側を太陽が通ることです。ですから、地球上には、日付変更線という「地面に固定された」線(第一の線と呼びましょう)と、深夜0時、すなわち太陽の反対側にある、やっぱり北極点と南極点を結ぶ線(第二の線と呼びましょう)の二本の「日付が変わる線」が存在して、片方は地面に固定され、もう片方は24時間で地球を1周しているのです。
さて、第一の質問ですが、日付変更線が無ければ、地球上の全ての地点が同じ日にちになる訳ですが、上の2番目の線、つまり太陽の裏側の線は必ず実在するため、その線の西と東では日付が一日違わないとなりません。ということで矛盾が生じてしまうのです。
では第二の質問ですが、一日(つまり24時間)で一周の速度で赤道上を西に移動しつづけるということは、太陽と同じ方向に同じ速度で移動するということですね。そうしたら、上の第二の線と出会うことは永遠にない訳ですが、上の第一の線、つまり日付変更線をまたぐ度に、日付が加わります。24時間ごとに一日づつ日付が進んでいくのですから、実に当たり前のことで、何の矛盾もありません。
なるほど。2つの線ですね。仮に光速で西に30周したとすると、第一の線越えでマイナス30日、第二の線越えでプラス30日、相殺で日付変わらず、ということですね。
なるほど。2つの線ですね。仮に光速で西に30周したとすると、第一の線越えでマイナス30日、第二の線越えでプラス30日、相殺で日付変わらず、ということですね。