ある詩を探しています。

・二十数年前のNHKの朝のドラマで登場人物の女性が口ずさんでいました。
・外国の詩の翻訳です。リルケまたはハイネだったような気がします(作中でそう説明されていた)。
・「ハンケチ」という単語や「抱いて接吻したかったのに」というフレーズが含まれます。
この条件にあう詩を探しています。

なお、ドラマの舞台は戦中または戦後すぐの日本で。。タイトルや出演者はまったく覚えていません。名前をあげて「これか」と聞かれても絶対にわからない(以前調べてやっぱりわからなかった)のでそっちから攻めないでください。

http://d.hatena.ne.jp/chinjuh/20100423#p1
この件について書いたダイアリー
人力検索に出すつもりはなかったのですが、ポイントが余っているので出しました。

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  • 終了:2010/11/10 17:22:52
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ベストアンサー

id:Silvanus No.1

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ポイント100pt

Heineの"Lebensgruss -Stammbuchblatt-"

(邦訳すると「人生の挨拶の言葉 ~アルバムの1ページ~」!?)という作品だと思います。

ドイツ語

http://www.recmusic.org/lieder/get_text.html?TextId=7590

英訳

http://www.heinrich-heine.net/haupt.htm

"Werke von A-Z"→"l"(エル)→"Lebensgruss - english"

id:chinjuh

なるほど、二節目の

Man hätte sich gerne geherzt und geküßt,

「抱いて接吻したかったのに」

にあたるとおっしゃりたいのでしょうか。

 

 

わたしは英語もドイツ語も自由には読めません(というかまったくわかりません)。

機械翻訳につっこんでみたら、

「人は快く抱きついて、キスしました」

となりました(ちなみにエキサイト翻訳)。


わたしが記憶してるフレーズは

「抱いて接吻したかったのに」

なので、したかったけど、できなかった、というニュアンスなので、

残念ながら、そのURLからは正解であるという実感が湧きませんでした。

[追記]

全体からそれっぽいとは思ったのですが、

ドイツ語と英語だけ放り出されたので少しきつめに返信しました。

コメント欄の説明とあわせればまったく完璧です。

間違いなくこれですね。

ありがとうございました。

2010/11/10 17:22:39
  • id:chinjuh
    12歳以下のユーザーからの回答を受け付けない設定になっていますが、自信がある方はコメント欄で申し出てください。一時的に解除します。

    それと、今ちょっと疲れているので、
    ぼやきみたいなコメントをされると切れるかもしれないです。
    あらかじめ申し上げておきますのでご遠慮ください。

    よろしくお願いします。
    (今日のわたしの質問からコピペ)
  • id:chinjuh
    なお、Silvanus さんがみつけてくれた詩が間違いだ、という実感もありません。
    もしそれなら、それが正解だという実感が欲しいわけです。
    よろしくお願いします。
  • id:Silvanus
    その一文だけ翻訳につっこむとそうなってしまいますが、
    その第2パラグラフ全体を訳すと、chinjuhさんがご記憶のニュアンスになると思います。
    英語の訳はちょっと原語とニュアンスが違う様な気がしますので
    稚拙なもので恐縮ですが、人力で独和訳いたします。
    -----
    Man fährt sich vorüber, man nicket, man grüßt
    Mit dem Taschentuch aus der Karosse;
    Man hätte sich gerne geherzt und geküßt,
    Doch jagen von hinnen die Rosse.

    (馬車に乗って)行き違い 頭を垂れ
      馬車の窓からハンカチを振って挨拶を交わした。
    あなたを抱きしめて口づけたかったのに
      (馬車を牽く)馬はその場から駆け去ってしまった。
  • id:chinjuh
    それで完璧です。
    まったくそれだと思います。
    ありがとうございました。
  • id:Silvanus
    ご記憶の詩と一致された様で安心いたしました。
    最初から邦訳しておくべきでした。済みませんでした。
    過分なポイント&いるか賞有難うございます!(深謝)
  • id:sibazyun
    第3節の「アレキサンダー王子」が何者かを
    調べようとしたが、分からなかった。
  • id:chinjuh
    いえいえ、こちらこそありがとうございました。
  • id:chinjuh
    sibazyunさん、わたしもそれ気になります。
    とりあえず明日にでもハイネの詩集を図書館で借りてきます。
  • id:Silvanus
    ついでに訳してみました。ちょっと意訳しています。
    ---
    (第一段落)
    Eine große Landstraß' ist unsere Erd',
    Wir Menschen sind Passagiere;
    Man rennet und jaget, zu Fuß und zu Pferd,
    Wie Läufer oder Kuriere.
    我々が立つる大地は広大な街道であり
    我々人はその道を往く旅人である。
    時に自らの足で駆け、時に馬で駆ける、
    走者あるいは伝書使の如く。
    (第二段落は上記の通りです)
    (第三段落)
    Kaum trafen wir uns auf derselben Station,
    Herzliebster Prinz Alexander,
    Da bläst schon zur Abfahrt der Postillion,
    Und bläst uns schon auseinander.
    最愛なるプリンツ・アレクサンダーよ
    我々は辛うじて同じ(馬車)駅で出会えた。
    しかしその時は既に(駅馬車の)御者が出発の笛を吹いていた。
    それは我々の別れを告げる笛であった。
    ---
    プリンツ・アレクサンダーとは、
    ハイネがボン大学で学んでいた時の学友で
    どうやら貴族みたいです。
    王子という訳は当てはまらない様です。
  • id:chinjuh
    明日行くとかいいながら、さきほど行ってきました(葛飾の中央図書館は22時まで営業)。
    『ハイネ全詩集』1〜5 のうち、1に「ごきげんよう」というタイトルで掲載がありました。
    訳者は見てこなかったけど井上正蔵氏だと思います。
    二段目だけ引用しますね。

    >通り越す時うなずきあって
    >馬車からハンケチ振るのです
    >人は抱いたり接吻したり
    >けれどもすぐに馬を駆ります

    ドラマで使われていた訳とは違うのですが、
    テイストが非常に似ています。
    もしかすると作家がこれを参考に作ったのかもしれません。

    問題の Prinz Alexander ですが、
    アレクサンダー公子と訳されてました。
    Prinzが固有名詞だとすれば語訳?
    あるいは貴族の友人を王子と呼んでいたか?

  • id:Silvanus
    いえ、Prinzは公子みたいな感じで恐らく合っているんじゃないかと思います。
    http://www.zum.de/Faecher/D/BW/gym/Heine/lieder2.htm
    のページに
    Dem Bonner Studiengenossen Alexander,
    Prinz von Wittgenstein
    ボン大学での学友であるアレクサンダー、
    ビットゲンシュタインのPrinz
    という記載があって、ビットゲンシュタイン公(侯?)の息子、
    って意味なのではないかと思います。
  • id:chinjuh
    ありがとうございます。
    なんとか公あるいは候の息子もprinzなんですね。

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