THEME:「鳥」「習う」「玄関で」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、キッズ・バージョン。子どもたちと一緒に遊び、学び、楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか? 豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿くださいね!
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20110216
※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中は、はてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
※質問は2月21日(月)正午で終了させていただきます。
昆虫の鳴き声は録音すると上手く録音出来ませんが、野鳥の鳴き声は上手に録音出来る様です。
これからは例の”ウグイス”が鳴く季節。
姿は見えなくても鳴き声は聞こえる。
今年も素敵な”ウグイス”さんとの出会いが楽しみです。
都心なのですが家の近所と公園で鶯の声が春先に聴けます
最初は「スピーカーで誰かが鳴らしているのかな?」と思ったのですが、
泣き方のパターンが多様すぎるのと、
何処を見てもスピーカーは見当たらない事。
そして複数の鳴き声の掛け合いになった段で「あ!本物だ!」と思いました。
ウグイスでもあの素敵で綺麗な鳴き方は最初からは出来ないんですよ。
最初は何か”♪グジュグジュジェイ!?”とか”♪ブジュゲジュボイ!♪?”とかのとても理解出来ない鳴き方でとてもあの”♪ホーホケキョ!♪”とは鳴けないのですね。
そして、よく練習して少し上手になって来ると”♪ブホッケショイ!♪”とかに聞こえる様になってるね。
それから鳴き声がベテランになって来ると、”♪プーホッケショイ!ショイ!♪”となってようやくウグイスの鳴き声に近くなる。
だからウグイスの初めて鳴く”初鳴き”は面白いものなんですよ。
この”ウグイスの初鳴き”を聞いていると”オイオイ!しっかり鳴いておくれ!”と応援したくもなるし、転けた鳴き声を聞かされるとツイツイ笑ってしまうんですよ。
でもようやくベテランの鳴き声に熟れるとツイツイ心の拍手をしてしまいます。
”♪ホー!ホケッキョー!♪”
笑いながら聴く”鶯の初鳴き成長”完成した鳴き声を聞くとようやく心までもが春爛漫な気持ちになれます。
ウグイスって姿形も可愛いけれど”鳴き方の成長”もとっても可愛いもんですね。
以前、「秋の虫の声を録音してみようという書き込みをしたことがありますが、
http://q.hatena.ne.jp/1283921720/271726/#i271726
今度はその野鳥バージョンです。最近のメモリレコーダーは小型で高性能の物が多いですから、とりあえず小鳥のいる場所に出かける時は、録音がメインでなくてもデジカメと一緒にバッグやポケットにポン。市街地でも、早朝の河川敷や公園は意外に静かですから、運が良ければ早起きの鳥の声が録れるかもしれません。
というか、私の経験から言えば、市街地周辺で鳥の声を録ろうとしたら、とにかく日の出前に出かけるのが一番です。都市雑音が少ないだけでなく、小鳥たちの声は早朝が一番賑やかなように思えるのです。バードウォッチャーを自認する友人にこの件についてたずねてみたら、空を飛ぶ鳥は体の軽さを保つために体内に長時間食物を滞留させない、だから早朝の小鳥は腹ぺこ、とても活発に活動する…ということなんだと思うよと言っていました。考えてみると、家の中までスズメの声が聞こえてきたりするのも、ほとんどが早朝ですね。
さらに、小鳥たちは太陽が昇る前から活動を始めますが、夜明け前の地上は空に比べて暗く、人の姿が目立ちにくいというメリットもあります。そんな時間帯は、かなり鳥と接近出来るチャンスでもあります。もちろん録音は早朝に限るということではありませんが、時間帯を選べば遠出をしなくても野鳥の声がクリアーに録れる可能性がある、ということでお考えください。
野鳥録音のコツは、何と言っても雑音を拾わないように注意することですね。風の音はある程度マイクに取り付ける風防で防げますし、都市雑音なども場所や時間帯の工夫である程度は回避出来ますが、自分が立ててしまう人工雑音は自分で防ぐしかありません。たとえば服が擦れる音。ちょっと立ち位置を変えようと足を動かしただけでも、意外に大きな足音が入ってしまうこともあります。あとはクシャミや咳払い。人間は緊張すると、妙に喉がいがらっぽい気がしたりするんですよね。早朝、小鳥に負けないくらい空腹でいたら、ぐ~とお腹が鳴ってしまったこともありました(笑)。こうした人の気配を発する雑音は、せっかく近寄ってきた小鳥を驚かせてしまうことにも通じますから、その意味でも録音の失敗につながります。
あとは、録音場所によっては、電柱の上のトランスがジージーうなっていたとか、近くでエアコンの室外機がゴーゴーいっていた、なんていう失敗もあります。こうした持続的に鳴り続ける音は、その場では気にならないというか、鳴っていても気が付かなかったりしがちなんですが、後で録音を聞いてみるとけっこう目立つことがあります。
最近のデジタルレコーダーは長時間録音が可能ですから、ここ!とインスピレーションを感じた場所にレコーダーをセットして、人間は離れた所でゆっくり待機、というのがいいかもしれませんね。そうすれば野鳥を驚かせることがありませんし、人間が発するノイズも防げます。本番前にイヤホンでモニターしてみれば、ある程度はその他のノイズ発生源にも気付けます。木の枝などにレコーダーをセットする場合は、木の葉が風で擦れる音などにも気を配りましょう。
なお、私はレコーダーの三脚取付穴に大型のクリップを取り付けて、木の枝などに挟んで固定出来る工夫をしています。さらに万が一の落下防止として、ストラップに紐を追加するなどして、どこかに縛っておけば安心ですね。
野鳥の声がする方に近付いていく時は、その鳴き方に注意を払います。小鳥の「言葉」を聞きながら近付くのです。繁殖期の小鳥は、種類ごとに特徴ある美しい「さえずり」をしていますが、警戒感を感じると違う鳴き声、つまり「地鳴き」を交えることが多いんです。そんな鳴き方を感じたらもうストップ。それ以上近付くと逃げてしまいます。
あとは、どんな季節、どこに行ったらどんな鳥の声が聞こえるか。どんな鳥が警戒心が強く逃げやすいか。そんなことを日頃からよくチェックしておくことでしょう。親子でそういうデータを集めて休日の野鳥録音計画を立てる、なんて楽しそうですね。
使用するレコーダーは、上を見たらキリがありませんが、ある程度の性能を持った機種ならたいてい使えると思います。外付けマイクも、本格的な録音の場合は必須ですが、気軽な「音のスナップ」程度の録音なら、内蔵マイクでもかなり録れるはずです。野鳥の声はそのくらい良く通るものです。むしろ、大がかりなマイクセッティングで野鳥を驚かせてしまうくらいなら、レコーダーの内蔵マイクをサッと鳴き声に向ける方が、いい音が録れるチャンスは多いと言えるかもしれません。
録音が終わってイエに帰ったら、PCで編集するなどして良く録れている所を抜き出し、何という種類の鳥かなどを調べてみましょう。日時・場所ごとにフォルダを用意して、写真や日記的なテキストファイルと一緒に格納しておくと、きっといい記録、そして記念になると思います。