所得税・住民税は安くなりますが、国民健康保険料は安くなりませんよね?
しかし、東京都23区内に住んでいる場合は、
国民健康保険料=(加入者全員の当該年度住民税額合計×〇〇)+(被保険者数x〇〇)
となるので、
住宅ローン控除で住民税が下がれば、国民健康保険料も下がる。
というのは合ってますでしょうか?
「住宅ローン控除で住民税が下がれば、国民健康保険料も下がる」というのは合っていますが、保険料の計算式が間違っています。
保険料には「基礎分」「後期高齢者支援金分」があり、「基礎分」の「所得割」の部分にだけ住民税額が関係してきます。
詳しい計算式は「特別区の国民健康保険制度」をご覧下さい。
また、住民税に対する住宅ローン控除は、所得税額よりも多いときだけで、かつ、1年あたり上限で9万7500円です。
住民税と住民税額が、一致すればそのようになるはずなのですが・・・。
最初に住民税額が決まって、そこから住宅ローン控除による住民税の税額控除が行われて、支払う住民税がきまるということになっているはずなので、基本となる住民税額は変らないはずです。
所得控除なのか税額控除なのかという違いで、所得控除であれば基本となる住民税額も低くなりますが、税額控除の場合、払うはずの住民税額の中から払わなくて良い額を決めるということになるので基本となる住民税額は変らないはずです。
国民健康保険料に関しては、あってますか?
たしかに、国民健康保険料(基礎分(医療分)保険料)=(加入者全員の当該年度住民税額合計×〇〇)+(被保険者数x〇〇)
ですね。