天ぷらのツリーも立っていますが、ほとんどの野草は天ぷらがおいしいですね。アクの成分には油に溶ける物が多いですから、揚げ料理ならアク抜き要らずとなる野草が多いのもうれしいです。
その野草の天ぷらでおむすびを作って、お外にお出かけしませんか。直前に摘んだ野草で作って野草摘み第二ラウンドに出かけてもいいですし、公園のベンチで食べても春の香りのお散歩が楽しめます。
天むすの基本はとても簡単。天ぷらを揚げ、好みの天つゆや醤油をお好み量つけてそれを具にしておむすびを握り、ご飯から飛び出した天ぷらをよけながら海苔を巻くだけ。海苔は縦長に切って、お雛様に着物を着せる感じで巻いていけばいいですね。甘辛好きの人は、天つゆの代わりに天丼のタレみたいなのを使ってもおいしいです。
野草天むすの具にお勧めなのは、まずヨモギ。ヨモギの茎の先端部分だけを摘んで使います。とっても香りがよくておいしいです。地域によって差があると思いますが、だいたい5月初旬くらいまでは楽しめるかなぁ。それより後になると、苦味が強くなったり固くなったり、びっしり虫が付いてしまっていたりして、ちょっと天ぷらには使えません。
たらの芽の天むすもおいしいです。これはけっこうスーパーにも出回るので入手しやすい春の味。香りは天然物の方が格段に上ですが、これはなかなか手に入りませんから、天むすにはもったいないかなぁ。いえいえ、ひとつくらい天むすにして、お外で味わうのもすてきです。
別にツリーが複数立っていますが、もちろんフキノトウも。フキノトウは丸っこいので、天むすにしてもご飯の外に飛び出る部分が無かったりしますが、それはそれでご愛敬です。山ウドも茎の先端部が天むす向きですね。
こんなふうに、天むす向きの野草は、芽の部分や茎の先端部などの、むっくりとした形をしている部分が食用となるものです。でも、葉物も小さな掻き揚げ風にすると、立派な天むす用になりますね。あるいは葉物をクルッと巻いて、端っこを菜箸でつまんで衣を付け、つまんだまま油に入れて衣が固まったら箸を離す、なんていう揚げ方でもいいです。菜箸に衣がつくと油の中で離れにくくなるので、菜箸までドボッと漬けてしまわないのがコツ。これでは全体に衣が付きませんが、葉物は片面だけに衣を付けて揚げていくことが多いので、全体を覆う必要はないんです。
天ぷらに味を付ける物は、野草の種類によって変化を持たせてください。上に書いたように、お醤油のみ、天つゆ、天丼のタレなど様々な物が使えますが、特に野草独特の味と香りを楽しみたい物には、お塩や抹茶塩などの利用も考えていくといいと思います。塩では衣に付着するよりご飯に染み込んでいく方が多くなって強い味が付きませんが、しょっぱさより香りを味わいたい野草には、それで十分なことも多いと思います。
天ぷらのツリーも立っていますが、ほとんどの野草は天ぷらがおいしいですね。アクの成分には油に溶ける物が多いですから、揚げ料理ならアク抜き要らずとなる野草が多いのもうれしいです。
その野草の天ぷらでおむすびを作って、お外にお出かけしませんか。直前に摘んだ野草で作って野草摘み第二ラウンドに出かけてもいいですし、公園のベンチで食べても春の香りのお散歩が楽しめます。
天むすの基本はとても簡単。天ぷらを揚げ、好みの天つゆや醤油をお好み量つけてそれを具にしておむすびを握り、ご飯から飛び出した天ぷらをよけながら海苔を巻くだけ。海苔は縦長に切って、お雛様に着物を着せる感じで巻いていけばいいですね。甘辛好きの人は、天つゆの代わりに天丼のタレみたいなのを使ってもおいしいです。
野草天むすの具にお勧めなのは、まずヨモギ。ヨモギの茎の先端部分だけを摘んで使います。とっても香りがよくておいしいです。地域によって差があると思いますが、だいたい5月初旬くらいまでは楽しめるかなぁ。それより後になると、苦味が強くなったり固くなったり、びっしり虫が付いてしまっていたりして、ちょっと天ぷらには使えません。
たらの芽の天むすもおいしいです。これはけっこうスーパーにも出回るので入手しやすい春の味。香りは天然物の方が格段に上ですが、これはなかなか手に入りませんから、天むすにはもったいないかなぁ。いえいえ、ひとつくらい天むすにして、お外で味わうのもすてきです。
別にツリーが複数立っていますが、もちろんフキノトウも。フキノトウは丸っこいので、天むすにしてもご飯の外に飛び出る部分が無かったりしますが、それはそれでご愛敬です。山ウドも茎の先端部が天むす向きですね。
こんなふうに、天むす向きの野草は、芽の部分や茎の先端部などの、むっくりとした形をしている部分が食用となるものです。でも、葉物も小さな掻き揚げ風にすると、立派な天むす用になりますね。あるいは葉物をクルッと巻いて、端っこを菜箸でつまんで衣を付け、つまんだまま油に入れて衣が固まったら箸を離す、なんていう揚げ方でもいいです。菜箸に衣がつくと油の中で離れにくくなるので、菜箸までドボッと漬けてしまわないのがコツ。これでは全体に衣が付きませんが、葉物は片面だけに衣を付けて揚げていくことが多いので、全体を覆う必要はないんです。
天ぷらに味を付ける物は、野草の種類によって変化を持たせてください。上に書いたように、お醤油のみ、天つゆ、天丼のタレなど様々な物が使えますが、特に野草独特の味と香りを楽しみたい物には、お塩や抹茶塩などの利用も考えていくといいと思います。塩では衣に付着するよりご飯に染み込んでいく方が多くなって強い味が付きませんが、しょっぱさより香りを味わいたい野草には、それで十分なことも多いと思います。