「菅総理大臣が強行した福島第一原発視察は現場作業員の行動を制限遅滞させてしまい、その為福島第一原発二号機原子炉圧力容器の圧力弁開放工程が間に合わず燃料棒を覆う冷却水面の低下が起こり、その後の燃料棒一部破損とメルトダウンへと事態は進行し対処を繰り返した結果、現在のタービン地下トンネルでの被爆線量超千ミリシーベルト事態を招きました。福島第一原発二号機で起きた事故は「菅原事故(かんげんじこ)」と呼ぶのに相応しい人災であります。」
一番と判断させていただいたものを書いた方に300ポイント差し上げる予定ですので、応募される方は著作権を主張出来なくなるのを承知の上で参加してください。
先ず、事実の確認から
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK20110329020000...
>放射性物質を含む蒸気を排出する応急措置「ベント」の遅れにつながったとの見方が出ている。
まだ、アナリストの憶測段階ですので、人災の可能性もあるとすべきかと思います。また、冷却系が既に津波で流されていますので、燃料棒の一部破損は何をしても起きていたと思います。
人災を考えるのであれば、自民党時代も含めてそうですが、こういった事態を予想した科学者の意見を無視し続けてきた現政権を含める与党の責任は免れない物だと思います。
un-souya様、興味深い質問、ありがとうございます。
内容の是非はおいて、この文章を自分だったらこう添削する、という案を示します。
「菅総理大臣は、強引に福島第一原発を視察することで、結果的に現場作業員の行動を遅らせてしまいました。そのため福島第一原発二号機の原子炉圧力容器の圧力弁開放作業が間にあわず、燃料棒を覆っていた冷却水の水面が低下してしまいました。露出した燃料棒は、一部破損した状態からメルトダウンへと進み、タービン地下トンネルでは被爆線量が1000ミリシーベルトを超えるという事態になりました。この事故は「菅原事故(かんげんじこ)」と呼ぶのにふさわしい人災と言えましょう。」
添削内容のポイントは
・一文が長い部分を短くした
・100年後の人は、難しい言葉をどんどん使わなくなっている可能性が近いので、できるだけやさしい言葉にした
ことです。
本当は赤字の言葉は、価値判断が含まれるので削除したいです。
100年後にはこの事件の評価も定まっているはずなので、価値判断は、後世の人に任せておいたほうが安心だと思います。
もし未来の人たちと判断が異なっていたら、その部分から文章が古くなってしまいますので。
「強行に」というのを外してしまうと、政治学のパースペクティブが表現出来ないので、入れたのですが…、削除したほうが良い訳ですね。
菅総理がした目だった行為で最初のものは「東京電力の幹部を蔑んで罵倒した(目撃者が何人もいる)」事で、二番目は現場視察(目撃者が何人もいる)、三番目は経済産業大臣を派遣してハイパーレスキュー隊を脅した(本人が都知事に謝罪している)事です。これでは、東京電力が「作業担当者を萎縮させ判断を鈍らせた菅総理大臣のせいで、現在福島第一原発二号機が日本発の危険レベル7に移行しつつある」とエクスキョーズ出来てしまうじゃありませんか?その事件名は想像するに「菅原事故」しか思いつかなかったんですが…、削除したほうが良い訳ですね。
事実に基づいてと書いてありますので、事実に基づかない部分は削除しましょう。
「民主党総裁、管直人内閣総理大臣は東日本大震災の発生翌日の12日早朝に。福島第1原発を視察した」
おしまい。
事実に基づかない、人を貶める推測を交えれば、どんなに文法がととのっていても、文章は下卑たものにならざるを得ません。
文は心を表すと言います。
格調の高い文章を志すのであれば、先ずは自分の心を磨く事をおすすめします。
リンクURLは見ませんので、これ以降リンクURLを付けないでください。
これから回答する方に踏まえて欲しいんですが、公的な日誌や歴史の教科書の一文を書きたい訳ではないのです。あくまで日記の一項目に加える文章を用意したいのでして、当然に「現在の人々の心境が推察出来る助けとなる感情表現や一方的ともいえる価値判断を伴う表現」を排除するつもりは全然無いのです。
ただ添削するのには、事実にもとづいて添削出来るスキルを持った方が回答するのでなければ、折角の回答でも「やれやれ」と思われるだけだと思うんです。
蛇足で書き加えますが、この質問を『はてな』に登録する前に民主党にお伺いをたてて、残念ながら何もアドバイスを貰えなかったのです。