現在セリカ(ST-202型式)を所有しております。

車検代の中に税金等を含めないとすると、整備代金にかなり割かれていますので、そこでどのくらいやるかによってそれ以前の整備の必要性が変わってくると思います。

逆に言えば、事前にある程度の整備ができていれば車検代はそこまでかからないという事です。

車検整備で点検と簡単な調整だけなら数万程度であがります。

それ以上は、故障部分の修理と今後故障が予想される部分の事前交換です。

車検整備でやっても良いと思うのですが、事前にできそうな部分として、

油脂の交換-要するにエンジンオイルや冷却液の交換です。

ブレーキフリュードも交換した方がいいですが、しなくてもほとんどの場合大丈夫です。

（峠を攻めたりしないという前提。メーカー推奨は2年ごと交換なので車検で勝手に交換するかもしれません）

ガソリンも保管状態によっては傷んでいますので、できればタンクのドレンから全て抜いて

（水が混じっていればこれも抜けます）新品を入れるとベターです。

（俺なら、たぶんそんな面倒な事はしない）

ミッションがATならこれのフリュードも補充か交換するといいです。

デキシロンとM3の2種類があり、プロでもいい加減な人がいますが、適合していないと燃費がかなり悪くなります。

ST202でもエンジンの種類など何種類かありますが、3S-GEだとタイミングベルトを使っていますので、10年10万kmを目安に交換が必須です。

テンショナーなどが常にきちんと調整されていたりするともっと保ちますが、切れてからでは遅いので適当な時期に交換してしまいます。

7万なら普通はまだ大丈夫ですが、放置で傷んでいる可能性もあります。

ベルト交換の際にはウォーターポンプも交換してしまうようです。

隙間が無いので作業は難しく、工場へ任せた方が無難かと。

FFなので（4WDでも）フロントドライブシャフトのブーツも要点検。

バッテリーは消耗品ですし、3年も放置なら当然新品に。

タイヤのヒビ割れなども注意。

（多少ならどうって事ありませんが、）

ただ、雨ざらしでも、状況次第で傷み方はずいぶん違って来ると思いますので、現車を点検しなければ何とも言えないと思います。

セリカを転がすなら、ショックぐらいはスポーツタイプに交換したいですね。