THEME:「緑を楽しむ」「お部屋の夏じたく」「初夏の美味しいもの」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、シーズン・バージョン。季節をさまざまに楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか? 豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
*回答条件* 下記のページをご覧になってご投稿くださいね!
「Welcome to イエはてな」
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テーマ詳細とアイデア例
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※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中ははてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
※質問は5月16日(月)正午で終了させていただきます。
ウニは種類や産地によって旬の時期が異なりますが、三陸のウニといったら初夏から夏が旬。ウニには多数の種類がありますが、食用にされるのは主に、バフンウニ、エゾバフンウニ、アカウニ、ムラサキウニなど。これらは全てホンウニ目ホンウニ亜目に分類されている種類ですが、味わいはそれぞれに特徴があります。
三陸でとれるのは主にムラサキウニ。バフンウニなどに比べてあっさりとした味わいですが、これがまた、いくらでも食べたくなってしまう旨さなのです。
本当に新鮮なとれたての生ウニは、水上げされる場所まで行くか、生きたままで仕入れるお店などに行かないと食べられません。ウニは中身を取り出すとすぐにとろけてしまうため、普通は締める工程をへて出荷されるのです。こうなると、味わいが微妙に変化してしまいます。
本当に新鮮なとれたての生ウニは、もうそれだけでご馳走ですし、これさえあれば白いご飯が何杯でも食べられてしまう旨さです。寿司飯ではない、普通のご飯で十分なのです。三陸には、そういうとれたてのウニを食べさせてくれるお店が何軒もありました。
ありました、と書いたのは、やはり東日本大震災と、それに伴う津波の直撃を受けた地域だからです。ウニのマチといえばまず種市。そして釜石、宮古、久慈、大船渡、等々。今、現地の様子はどのような感じでしょうか。これらのマチには本当にウニの名店と言えるお店が何軒もありました。被害は受けていないでしょうか。今も元気に営業を続けているでしょうか。気になります。
もちろん、ウニ漁への津波の影響も心配です。海で働く方々が被災されたり、漁場や加工施設などが破壊されたり…。さらに現在のウニ漁は、稚ウニを養殖して放流する方式が主流ですが、岩手県の稚ウニを一手に引き受けている県栽培漁業協会の種市事業所で放流を待っていた稚ウニが、根こそぎ津波に持って行かれてしまったらしいのです。飼育設備も壊滅とのことで、5月初旬のニュースでは、復興のメドはまだ立っていないとのことでした。
先日、外回りの仕事の移動中にラジオを聞いていたら、安心な食べ物の流通を手がけている組織の代表の方が出演していました。大震災の後、その人も何度も被災地に足を運んで支援に取り組んでおられる様子でしたが、その人が水産加工業方たちから託された言葉が「私たちのことを忘れないでくださいね」だったのだそうです。
いつになるかわからないけれど必ずまた事業を再開させる。だからそれまで忘れないで。そういう意味のメッセージですね。私はこの放送を聞いて、仕事中なのに涙が止まらなくなってしまいました。
海の幸が大好きで、何度も三陸に通っていた私からもお願いします。三陸のウニをはじめ、東北は本当に旨い海の幸の宝庫です。鮮魚も、加工品も、三陸をはじめとする東北の海の幸は絶品です。どうか皆さん、東北の旨い物と、海で働く人たち、流通、加工などにたずさわる人たち、会社、お店などなどのことを忘れないでください。
すでに復興に着手しつつある所、これから復興に全力をあげていく所、復興までに何年もかかる所、条件は様々だと思いますが、東北の全てが復興するまで、季節季節の海の幸の旬を追いかけながら、東北の復興をずっと応援し続けていきましょう。初夏から夏は岩手の生ウニ。本当においしいですよ!!
東京に出てきてアパートで一人暮らしをしている親戚の女の子が、帽子掛けがほしいと言い出しました。それじゃ適当なフックを取り付けてやろうと言うと、あまりうれしくなさそうな様子。フックを取り付けるだけなら自分でできるよ、なんかもっとかっこいいの考えて、とのこと。うーんと考えて、以前拾ってきた流木を素材にして作ってみることにしました。
流木は長さ1m弱くらい。風化が進んでいない、わりとしっかりとした材質の物を選びました。最初はこれを横に渡して使おうかと思ったのですが、それでは壁にフックを取り付けたのとたいして変わりません。
「帽子は何個掛ける?」
「ひとつ」
「え?」
「夏用に麦わら帽子がほしいから、それが一つ掛けられればいいの」
「じゃ、余裕を見てフックは3個付けようか」
これで計画は決まりました。流木にフックの枝を3本生やして、それを縦に取り付けます。縦使いにすると空間の利用効率が悪いですが、フック3つなら縦で十分です。
フックは手持ちに銅の棒があったので、それで自作してみました。最初はフックも木の枝で作ろうかと思ったのですが、流木という素材には、意外に人工的な印象の金属も似合うのではないかと思ったのです。端をハンマーで叩いて平らにしてドリルで取り付け穴を開け、横に伸びて手前に曲がり、上にクッと曲がる、ちょっと特殊な形状に仕上げました。フックの先端はダイスでねじ切りをして、やや小さめの穴を開けた木製の玉をねじ込んでいます。ダイスで立てたネジ山なので木ネジのような形ではありませんが、きつめの穴にねじ込めば十分しっかり固定できます。木製の玉には汚れ防止のクリアラッカーを吹いておきました。
流木の湾曲を考慮して壁面に密着する面を定め、フックの取り付け位置を決めました。3個なので、流木の左右に互い違いに取り付けます。取り付ける場所が決まったら、そこをヤスリで平らにさらって、自作フックを取り付け。もうこれで出来上がってしまいました。
これだけでは芸がないので、何かいい物がないかと、依頼主とともに街にお出かけ。ツタのフェイクを見つけたので、それを流木に絡ませると、麦わら帽子によく似合う、すてきな帽子掛けが出来上がりました。
さっそく依頼主のアパートに行って取り付けです。
「壁に穴開けていいの?」
「何やってもいいんだって。そのうちここ建て替えるから」
「えー?じゃぁ建て替えで追い出されちゃうの?」
「留年しないで卒業できればだいじょうぶ」
hazamaさんの前の住まいと一緒の、すばらしい好条件です。心おきなく壁に穴を開けて、流木を取り付けました。壁に取り付けてみると、フェイクのツタが涼しげです。
お出かけついでにかわいい麦わら帽子も買ってきたので、さっそく掛けてみました。おー、壁に夏がやってきたではありませんか。一人暮らしの小さな部屋ですから、これだけでずいぶん印象が変わります。われながらなかなかのインテリア性。依頼主も満足してくれて、すてきな夏支度になりました。
去年は猛暑でしたので、省エネは心がけつつも、猫のためにはどうしてもエアコンを使わざるを得ませんでした。おそらく今年もそうなると思いますが、資源エネルギー庁がまとめた「家庭の節電メニュー」によると、エアコンを使うなら、設定温度を28度にすれば10%の電力削減になるとのこと。猫は人間より体温が高いので、28度はちょうど適温です。
さらにすだれやよしずで窓の日差しを和らげることでで冷房効率を上げると10%の削減が狙えるとのことでしたので、わが家はこれを緑のカーテンで行うことにしました。よしずもあるので、必要に応じて併用します。さらに遮光断熱が出来るカーテンも準備。これでエアコンを使わなくても28度に保てる日が少なくないのではと期待しています。
さらに、万が一の停電に備えて、電気を使わず涼しく過ごせるペット用クールマットも用意。それでも対処しきれない猛暑の日の停電に備えて、わが家で最もヒンヤリする場所はどこかと考え、北向きでタイルの床もヒンヤリのバスルームを猫の緊急避暑地にすることにしました。
この「夏じたく」に必要なのは、物の準備よりも、バスルームを猫のお気に入りの場所にする、つまり縄張りの一環にすることです。まず、バスタブの水を抜いて蓋を閉め、安全を確保した上で、いつもの食器と缶詰を持ってバスルームに入りました。コンコンコンと缶を叩くと、猫がすっ飛んでやって来ました。はいはいはいと缶詰を開けてやると、喜んで食べました。食べ終わるとプイと出て行ってしまいましたが、第一回目はこんなものです。
翌日も翌々日もバスルームでご馳走タイム。相変わらず食べ終わるとプイと出て行ってしまいました。まだ縄張りとは認識していないようです。
でもそのうち、私がバスルームに本を持ち込んで読書などしながら待っていると、猫も気配を察して遊びにやってきて、一緒にくつろぐようになりました。これで作戦完了です。あとは真夏、皆で出来るだけ早めに入浴を済ませ、バスルームを清潔に洗い流した後、よく風を通しておけば、翌日は猫の緊急避暑地に使用可です。
物的準備としては、万が一の地震などで猫がパニックを起こして蛇口に頭をぶつけても大丈夫なように、母が蛇口にかぶせる綿入れの袋を作ってくれました。口を紐で縛ると猫がじゃれてかえって危ないので、マジックテープ付きのベルトで止めるようにしてあります。
父はバスルームの窓に、なかなか品のいい格子を取り付けてくれました。猫が外に出ないようにするためです。アルミ鋳物製の高級そうな格子だったので、これ高かったろうと言ったら、私に任せるとどんな廃物を取り付けられるかわからないから慌てて買ってきたとのこと。それは悪うございました(笑)。あとで私も半分出しました。
さらに母は「緊急避暑地利用ルール」を作り、ラミネートしてバスルームのドアの両面に貼り付けました。
1.必ず浴槽の水を抜き、しっかり蓋を閉めてから利用すること。
2.利用時は人間が付き添うこと。付き添いなしの場合ドアは開放。
3.ドア開放で使う場合は定期的に猫の様子を確認すること。
4.主婦が昼間付き添う場合、夕食は有り合わせの物になっても喜んで食べること。
お母さん、本当に言いたいことは4番だけではないですか?(笑)。真夏の付き添い時の暇つぶしに、母の好きな推理小説をたくさん用意することにもしておきましょう。
今年の夏は猛暑の日ほど、万が一の停電が有り得ます。動物は汗を全身的に掻くことがないため、団扇などで涼をとるわけにいきません。動物と一緒に暮らしている人は、
・窓の遮光と断熱の工夫
・電気を使わないペット用クールマットなどの準備(今のうちからその上に乗るよう誘導して慣らしておく)
・停電時はそのままにしておけば冷凍庫の保冷補助になり、万が一の時にはペット用にも流用できる保冷剤の多めの準備と冷凍
・イエの中で最も涼しい場所にペットを馴らしておくこと
などの準備を、遅くとも梅雨が終わる前までには済ませておきましょう。
体の小さな動物は、体重と体表面積の比率が人間のそれに比べてはるかに大きく、気温の変化がダイレクトに影響してしまいます。ペットと暮らしている皆さん、万が一の停電にしっかり備えて、憂いなき夏本番を迎えましょう!!
五月に入り陽射しが強さを増し、三日ほど続いたジメジメした天気がすっかり回復したら、ちょっと蒸し暑さを感じる
初夏らしい気候になってきました。
季節の模様替えの際に、一番簡単で効果的なのはファブリック類を変えることだと言われます。
確かにリビングではソファーのカバーやクッションカバーを変えるだけで雰囲気も変わりますね^^
夏にオススメのファブリックとして、アジアやアフリカのエスニックな布があります。
例えばアジアの布にはインド更紗、ジャワ更紗(バティック)、そしてアフリカのものはカンガ布など、
面白いモチーフで元気の出るカラフルな柄のものが多いのです。
私がお気に入りなのはこのアフリカ生まれの、カンガ布です。
長さ110cm、幅160cmの長方形で色々使い勝手のいいサイズ。
赤ちゃんが生まれたら、おくるみにして、大きくなったら体のラインに沿わせて巻いたり結んだりするだけでワンピースやジャケット、水着やスカート代わりにもなるという優れもの。
また風呂敷みたいに、物のサイズピッタリに包んでお洒落なカバンにすることができます。
綿100%で通気性のいいカンガ布は、赤道直下の南国の民族衣装として使われているもの。
日本の夏にもピッタリの素材です。
カンガ布の魅力は、昨年カンガの巻きスカートとカンガ包みを、上手に使いこなしていたMちゃんから教えてもらいました。
Mちゃんは毎年、夏になるとこのカンガ布を出すそうです。そしてまずは、腰に巻いてロングスカートに。
巻き方によって模様の出方が違って、広げてながめたときとは、また違った味わいがあります。
この巻きスカートの歩き方は、着物の裾捌きにも通じるところがあり、着物をこれから着たいと思う方は、練習によいかも?とのこと。
またカンガ布を着物の帯に仕立てて使われている方がいらっしゃったり、カンガ包みは無地の着物と合わせても似合ったりと、
どこか和のテイストと通じるところがあるのかもしれません。
吸水性がいいので、バスタオル代わりや素肌に巻いてバスローブ代わりにもなりますし、もちろん身につける以外にも、
タペストリーや小窓のカーテン、暖簾の代わりにしてもよし。
そのままテーブルクロスやソファカバーにちょうどよいサイズ。
洗うと最初は多少色落ちすることがありますが、肌触りは洗うたびに柔らかくなります。
一枚の布で服からカバン、カバーにとイエのあらゆる所に使えるため、何枚あっても重宝します^^
Mちゃん曰く、そのうち夏にはタンスの中はカンガ布だけでよくなるかも。ですってw
そしてカンガ布には一枚ずつ、スワヒリ語でことわざ(メッセージ)が書かれていて、その言葉にこだわって選んでみたり、
そのカンガのメッセージを相手に伝えたりという使い方も。(とはいえスワヒリ語なのでパッと読める方は少ないでしょうが)
カンガ布のメッセージは、愛、親子、人生・格言など、楽しいメッセージから人生のついての深~い言葉までさまざまです。
私が面白いなぁと思ったのは、
「よい言い方をすれば、よい答えが返ってくる」、「若さは煙のごとし。立ち上がったら二度と立ち返ることはできない」とか
「薔薇を愛するのならトゲも我慢して」などw
思わず微笑んだり、うなずいてしまうものも多いこと。
(他にもい~っぱいあります。気になる方はhttp://www.africafe.jp/kotowaza.htmlをご参照ください)
どこの国も、人の心はあまり変わらないのね~、とちょっとアフリカを近くに感じました。
それからおまけに涼しげなレースもこれから活躍の予定!
花瓶や置物の敷物にレースを敷いたり、テーブルセンター・テーブルクロスなども涼を誘います。
コースターにしてはいかが?と友達が編んでくれた手の平サイズの四匹の蝶の形をしたレース。
使うのが勿体無いってしまいこんでいましたが、ふと思いついてミニフレームに入れてみたら、涼しげなインテリアになりました。
テーブルクロスに付けてみたり、服や布バッグのワンポイントにも、と応用できそうです。
これから無地のエコバックに、この蝶モチーフとレースのエジング(ふちどり)とを組み合わせてリメイク予定です。
今年の夏はカンガ布とレースを使って、暑さを楽しく乗り切りたいと思います。
今のところ、今年の夏は去年ほどの猛暑にはならないとの予測ですが、今年は節電の夏になりそうですから、特別な健康上の問題がないわが家としては、暑さを楽しむ夏を基本コンセプトに、電気が必要な方に電気を譲っていくライフスタイルを選択しようと話し合っています。
もちろんまずは昔ながらの日本の知恵を生かして夏を楽しむ工夫です。緑のカーテンや、葦簀やスダレはもちろん、打ち水も積極的に。水道も電力で動いていますから、打ち水用の天水桶も用意しました。
室内は、極力簡素な「わび」に転換です。必要以外の物を置かず、思い切って収納。GWの数日が大掃除のような騒ぎになりまたが、物置も片付いて、いい連休になりました。本当の整理上手は“捨て上手”なのかもしれませんが、今はエネルギー全体の消費を抑えるべき時ですから、捨てて整理はもう少し後。今は収納に工夫を凝らして捨てずに整理する暮らし方が大切です。捨てたらその処理にエネルギーを消費しますからね。とにかく、ごちゃごちゃした物をスッキリ片付けたら、とても涼しげな部屋、そしてイエになりました。
次は風通しの工夫です。ドアにストッパーを取り付けて、基本的に夏は解放で過ごすことにしました。わが家の場合、おそらくこれでエアコン無しの暮らしが可能です。なぜって、父と私は平日の昼間は仕事で不在。母は在宅ですが、家事の手間を極力省エネ(別名・手抜きw)にしていいことにすれば、専業主婦も、無理に家に籠もる必要が無くなります。
私「お母さんも今年の夏は、学生だったころみたいに自由な夏を過ごせばいいよ。仲のいい友達とお茶や食事を楽しんだり、図書館で読書に耽ったり。」
父「夕食は簡単なさっぱりした物でいいぞ。掃除も洗濯も休日の涼しい時間帯に我々も手伝うし。」
母「やったぁ。カルチャースクールとかスポーツクラブに入ってもいい?」
私「あ、いいねぇ、そういうの。」
父「…できれば公民館と体育館で開催しているやつでご満足いただけると…。」
私「あはははは。」
これで、基本的に夜だけ涼しく過ごせればいい暮らし方が出来そうです。小さな子供がいない。ペットもいない。そんなイエなら、この夏は専業主婦をイエに縛り付けない暮らし方が、省電力につながると思います。休日は、たとえばスーパー銭湯でゆっくりくつろぐとか、映画や演劇、クラシックのコンサートなど、疲れない楽しみをプログラムして、やっぱり昼間は外で過ごしましょう。ちょっと部屋の夏支度から話がそれましたが、とにかくこんな感じの夏の過ごし方を前提とすれば、これでわが家の暑さ対策はほぼ完璧です。
そして、今年はさらにグレードアップした「毎晩キャンドルナイト」の準備も整えました。といっても、今年の灯火は地震の危険も考え、ローソクではなく、太陽電池で充電した乾電池型蓄電池(エネループ)で灯すLEDランタンです。非常時にも活躍してくれるように、電池も充電器も数を増強。LEDランタンも複数作りました。食事の時間帯はもちろんですが、寝る前の晩酌の時間などもこれで過ごすと、とても寝付きが良くなることを発見しました。暗さが神経の高ぶりを静めてくれるんですね。
だいぶ「お部屋の夏じたく」から話がそれた感じですが、こんなふうにライフスタイルそのものから大胆に変えていくことで、かなりの省電力が図れるのではないかと思います。こうして節電できるイエが節電して、電気を必要とするイエにお譲りしていく。特に子供がいたり、ペットがいたり、お体の都合がある方などには心おきなく電気を使っていただく。そういう譲り合いの夏にして行けたらいいと思います。夏までにさらに部屋のしつらいも涼しげな物にして、暑さと風情と自由(母だけ?w)を楽む夏にしていこうと計画しています。
最近ごま油と塩で食べています。
初めは「えー」ト思ったのですが
食べてみると案外いけます。
今では需要の多いクリスマスに収穫のピークがあるようにビニールハウスや温室で栽培されているいちごですが、
たしか20年以上前は、露地栽培なのか品種改良がおこなわれていなかったのか
5月位に食べていた記憶があります。
母の実家は農家なので市場に出せない形が悪い買った物や小さすぎる物や大きすぎる物など規格外のものを
ジャムにしたり、シロップにしたりしていました。
普段ジュースは飲んではいけないことになっていたため、祖父母の家でジュースが飲めるのが楽しみでした。
(アレルギーがあったので果汁100%ではないチェリオやバヤリースもお年始にしかめませんでした)
母方の祖父母は「小さい子供に金銭を与えてもありがたみが分からないだろう」という主義で、
遊びに行くと野菜をもらったり近所の酪農家に牛を見に行ったりしていましたが、
大人(というか老化がはじまっている)歳になると有難い経験だったとおもいます。
まず、ずんだ餅バニラアイス添え。材料は(2人分)、
白玉粉 100g
枝豆 100g(茹で上げて豆だけを取りだした物の重量。冷凍でも可)
砂糖 大さじ2
練乳 大さじ1
塩 少々
バニラアイス ディッシャー1すくい×2
ずんだ餅のお餅は半づきとすることも多いみたいですが、アイスと合わせますので、ここは白玉粉で作りましょう。白玉粉をボウルに入れて、水を少しずつ加えて耳たぶくらいの硬さに練ります。水はだいたい半カップ前後かな。量よりも固さで決めてください。しっとりまとまったら4当分。丸めて真ん中を指でくぼませてください。沸騰したお湯に入れて、浮いてきたら冷水にとって冷まし、引き上げて水気を切っておきます。
あんは、豆の薄皮を取り除き、フードプロセッサーに入れて、砂糖、塩、練乳を加えてガーッとやれば、あっという間に出来上がりです。練乳を加えているところがポイントですね。これはアイスとの味のつながりをよくするためです。
白玉のお餅を器に2つ。お隣にバニラアイスを盛り付け、お餅の上にずんだ餡をかけて出来上がりです。
次は、抹茶餡の水まんじゅう。つるんとした涼しげな食感と新茶の香りが楽しめます。材料は(10個分)、
水まんじゅうの素 50g(商品名『露草』。葛や寒天が配合された水まんじゅう用の粉です)
砂糖 150g
水 400ml
白こし餡 100g
抹茶 小さじ1
生クリーム 小さじ1.5
この水まんじゅうは、ゼリーのように型に入れて冷やし固めます。そのための適当な型を用意してください。探すと「水まんじゅう用カップ」なんていうのも見つかります。
抹茶餡は、白こし餡と少量の水(分量外)で溶いた抹茶、生クリームを合わせて作ります。なめらかになるまでよく練ってください。冷蔵庫で冷やして固くして、10等分に丸めておきます。
おまんじゅう生地の方は、まず乾いたボウルに水まんじゅうの素と砂糖を入れてよく混ぜ合わせておきます。
小鍋に分量の水を張り、その中に少しずつ粉を振り入れながら掻き混ぜます。粉に水を入れるのではなく、水に粉を入れる。これがこつです。
ダマにならないようによく掻き混ぜたら、木べらで掻き回しながら中火でゆっくり加熱。火が強いと沸騰前に鍋の縁にこびりつきます。沸騰してきたら弱火にしてさらに木べらで7~8分、気長に練ってください。
出来た生地の1/4ほどを、スプーンなどですくって各カップに均等に入れ、餡を入れ、さらに残りの生地を均等に入れていきます。生地は熱いうちに注ぎきるのがこつ。粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間ほど冷やせば出来上がりです。
こちらは10個分と多めの分量でご紹介しましたが、量が少ないと、生地を加熱しながら練る時に水分の蒸発が多くなりすぎて、うまくいかないんです。お友だちにもお裾分けするつもりでたくさん作ってくださいね。以上、涼しさが嬉しい初夏の、緑の和風スイーツ二題でした。
時々、ブロック塀にツタのような見事な植物を這わせているお宅がありますね。かねがね、かっこいいなあ、うちでもやってみたいなあと思っていました。
イエの緑化はこれからの都市生活のマナーの一つ。一人一人がコンクリート砂漠を緑化していくことが、地球や地域の気候を守る意思表示だと思うんです。そこで注目できるのが、こうした外構の緑化。みんなが道路沿いを緑化していくだけで、どんなに緑の面積が増え、そしてマチに潤いが生まれることでしょう。
さて、塀に垂れ下がっている植物には色々あるようですが、私は「クラピア」という商標で呼ばれる植物に注目してみました。最近様々な所の緑化に使われ始めている植物の一つなのですが、これには花を咲かせてもほぼ全てが結実しないという特徴があるのです。
種子による伝播が無いということは、侵略的植物にならないということ。都市の緑化はいいことですが、そこで植えられた植物が広範囲に伝播され、地方の自然を侵略してしまったら大変です。たとえ日本の在来種でも、都市を通じて本来は存在しなかった場所にまで伝わってしまったら、それは重大な自然破壊となってしまいます。が、「クラピア」にはその心配がないのです。
そのほか、土質を選ばない(酸性土壌からアルカリ性土壌まで幅広く対応)、耐寒性に優れている(冬は休眠して褐変するが春には再び新芽が成長する)、肥料要求性が低い(元が野生植物なので過保護にする必要がない)、乾燥に強い(根を多く出し深く根を張る)、可愛い花が咲く(おまけに花期が5月~10月頃までと長い)といった様々な特徴もあります。気候への順応性も高く、北海道を除けばだいたい全国で栽培できるようです。光はたっぷり要求するようですから万年日陰の場所には向きませんが、この点がまた、庭より外構緑化向きと言えると思うのです。
この「クラピア」は種苗法に基づく品種登録がなされていて、現在のところ、苗の生産が出来る企業は1社だけです。
したがって購入先が限られ、また価格も高いのが難点ですが、とりあえず小さなポット苗を一つ購入してみました。
さて、これでどうやってブロック塀を緑化しようかと考えました。地植えが一番安心ですが、元々横に広がる性質の植物ですから、ブロック塀の手前に植えて上に誘導して向こう側に垂らすというのはちょっと難しそうです。よそのお宅で見た「クラピア」も、通りすがりに見た限りでは、根元はブロック塀の上にあるようでした。
そこで「ブロック塀 緑化 クラピア」で検索してみると、こんなページにたどり着きました。ははあ。ブロックの空洞部分に土壌を入れて、そこに植え込むわけですね。
http://www.eco-cosmo.com/kurapia/kurapia-hei.html
さーどうしようと考えましたが、さすがにセメントで埋めてあるブロック塀の上面を割ることは出来ませんので、ここはあっさりとブロック塀に掛けられるハンギングプランターを使ってやってみることにしました。植え込みの深さは20cm以上あればいいようなので、使えるプランターは色々見つかります。土は上記ページではシラスバルーンと書かれていますが、これはなかなか手に入らないですし高価ですので、軽量化と保水性を考えて軽石を混ぜ込んだ土壌で試してみることにしました。
なお、「クラピア」は10cm以上の昇りの段差があると、それを越えては広がってくれないようですので、土はプランターの縁ギリギリまで満たし、塀の庭側に、塀の上端とほぼ揃えた高さに設置しています。
今はまだ実験ですし、植えて間もないので、塀から垂れ下がるには遠い状況ですが、さあ、一鉢でどのくらい広がってくれるでしょうか。おそらく夏までには答えが出ていると思います。うまくいくようならどんどん数を増やして、かっこいい緑の壁にしてみたいと思っています。
家庭菜園で作ってみてはじめて旬が意識できる野菜。その一つがアスパラではないかと思います。グリーンアスパラが普通に日本の食卓に上りはじめたのは昭和40年代と言われていますが、日本にも昔から自生種があったそうで、キジカクシの名で呼ばれる物は食用にもされていたそうです。アスパラの大株の陰でキジが巣を掛けて卵を産んでいた、なんて想像すると楽しいですね。
アスパラには色々な食べ方があると思いますが、昨夜、母が「新作おつまみよ~」とアスパラのきんぴらを作ってくれました。きんぴら特有の甘辛風味ですが、混ぜ込まれているオカカが絶品です。うまいねこれと作り方を聞いたら、なんとラジオのリスナーのお便りで紹介されていたレシピとのこと。検索してみたら、ありました。これです。
http://www.nhk.or.jp/vitamin/recipe/listener_archive/110513.html
母の場合は砂糖を味醂に変えてアッサリ感を出しているとのことですが、このへんはお好みでしょう。アスパラの場合はきんぴらといっても、細切りではなくあくまで斜め切りがシャキシャキ感のポイントのようです。これは初夏のおつまみ!!
ちなみにアスパラにはルティンというビタミン様物質が含まれていて、動脈硬化を防いでくれたり、高血圧や脳血管障害を予防してくれると言われていますが、これは水溶性なので、下茹ですると水に逃げてしまいます。だからこんなふうに茹でずに直接炒めるのは、とても優れた食べ方と言えると思います。炒め物は油が気になる人もいると思いますが、それは油の種類を選べば大丈夫ですね。
他にも色々なアスパラレシピがありました。
これは菜の花とアスパラのフライ。まだまだ菜の花は山間部産などが出回りますから、これも初夏のおいしいものに含めて良さそうです。レシピではアスパラを下茹でするように書かれていますが、これ、茹でなくてもいいんじゃないかなぁ。今度実験してみましょう。
http://www.nhk.or.jp/vitamin/recipe/listener_archive/110506.html
こちらはアスパラのキッシュ。わりと簡単に作れそうですね。そしておいしそうですし、お洒落です。この場合のアスパラは下茹でが必須だと思いますが、塩茹でにしてまだ固めのうちに引き上げて冷水で急冷、すぐにしっかり水を切る。これでだいぶルティンの損失が防げると聞きました。
http://www.nhk.or.jp/vitamin/recipe/archive/110504.html
アスパラの栄養素は、ビタミンA(カロテンとして)、B1、B2、葉酸などのB群、C、E、そしてアスパラから最初に発見されたからその名があるアスパラギン酸など。すばらしい栄養野菜ですね。さらにカルシウム、鉄、亜鉛、セレンといったミネラルも含んでいます。
家庭菜園で育てるアスパラは、栽培が難しいというか、満足に収穫できる株を育てるまでが大変なのですが、一度大きな株に育てれば、かなり長期間、安定した収穫が得られる植物でもあります。商業的栽培におけるアスパラの法定耐用年数は現在11年とされていて、素人でも大切に育てれば10年くらいはずっと収穫を約束してくれる植物ですから、皆さんもぜひ育ててみてください。今回は「初夏の美味しいもの」テーマで書いてみましたが、いつかまた「緑」のテーマでもご紹介してみたいと思います。
ゴールデンウィークも終わり、季節はこれから夏へとまっしぐら。
朝夕は涼しくても、日中は汗ばむ日もずいぶんと増えてきましたね。
この時期に楽しみなのが、お店に並ぶ初夏の野菜や果物と、それをアレンジしたコンフィチュールです。
コンフィチュールとは、フランス語でジャムのことです。
すなわち「コンフィチュール=ジャム」ということになりますが、昔からおなじみのジャムとの違いは、まずは素材の面白さです。
フルーツだけではなく、ハーブや野菜!そしてスパイスや紅茶にお酒も使われることもあり、また素材も一種類ではなく
二種類以上を組み合わせて楽しんだりもします。
また素材のフレッシュな持ち味を生かすために、形状もゆるゆるとしたジュレ状だったり、素材も、ゴロリと大きめに
カットされているのが特徴的な、まさにそのまま食べても美味しいジャムですね。
娘が生まれてしばらくしてから、小さな子どもも連れていけるお店を探していたところ、ママ友達から教えてもらったのが、
ベビーカーのまま入れる子連れ歓迎のカフェでした。
保育園に通う娘さんをお持ちのママが始めた喫茶店(カフェ)で、一食で30品目が取れるランチがあったり、
大人向けのメニューの他に、離乳食やキッズメニューもある素敵なお店です♪
その入り口から入ったすぐのところに、置いてあったのが自家製の季節のフルーツを使ったコンフィチュールでした。
パイン&はちみつ、オレンジ&パイン、バナナ&グレープフルーツといった具合に、複数の素材を組み合わせてあり、
色の美しさも秀逸です。
すべて自家製ということで、何度か通ううちに、作り方も教えていただきました。
先日、初夏が旬の、小粒の紅ほっぺが沢山手に入ったので、いちごとはちみつのコンフィチュールを作ってみました。
ジャムほど煮詰めないで、ちょっとゆるめに粒の形ものこしたまま・・・はちみつで甘さを補うので、砂糖は使いません。
《材料》
・ いちご700g(2パック分)
・ はちみつ150g(甘いのが好きな方は倍以上入れてもいいですが、入れすぎると蜂蜜の味が強くなりすぎるので要注意。)
・ レモン汁 1個分
(お砂糖を使う場合いちご500gに対して同量~400g(約80%)ぐらいにすると市販品の甘さに近づき、日持ちします。
300g(60%)でやや甘さ控えめ、250g(50%)で控えめ、200g(40%)ではかなり控えめ、100g(20%)になると
微糖、0gで無糖、つまり素材の味そのままです。
いちごは無糖でもいちごの甘さだけで、充分食べられます。
今回はちみつを使ったのは、まろやかで奥の深い味やキレイな照りが出るので、できあがりの味がワンランクアップするからです。
またはちみつの自然な甘みは果実によく合います♪
今回使ったいちごは約700g(2パック分)です。
いちごは水に濡れると白くふやけたような感じになり、できあがりの色にも影響します。
そのため洗った直後に、丁寧に水分を拭き取ります。
鍋はステンレスか琺瑯鍋、もしくは土鍋を使います。アルミ鍋は避けましょう。
大きさは、沸騰してもふきこぼれないように、ある程度余裕があるものを。
鍋にいちごを入れ、はちみつをかけます。いちごに万遍なく、はちみつがかかるようにしましょう。
(砂糖を使う場合、グラニュー糖を使い同じく全体にかかるようにかけます)
次にレモン汁をふりかけ、ふたをして、そのまま半日ほど置きます。
半日置くと、いちごから汁が出てきて、浮かぶほどになり、いちご自身もふやけて少し透明感が出ます。
その鍋を中火にかけると、あくのような泡が沢山出てきます。
これらを丹念に取りますが、捨てないで、器に貯めて行くと、本当の灰汁だけが、上に残り、
下の部分にいちごソースのような物が溜まります。上の灰汁だけを捨て、ソースは他の物に使えます。
ジャム作りでは長時間とろ火で煮ますが、火を通しすぎると飴のようになってしまいます。
中火で20分程度、こげつかないように、木ベラでよくかきまぜながら、煮つめると、色鮮やかな仕上がりになります。
私はいちごの実が残っているのが好きなので、つぶさないように混ぜますが、少しつぶれたものが好きな人は、混ぜながらつぶします。
煮すぎると、冷めた時固くなるので、ジャムの感覚よりもさらっとしている状態で、火を止めます。
煮沸消毒した保存ビンに入れます。
保存性をよくするには、ビンの口ぎりぎりまで、入れるのが理想です。
また、ビンに入れてから、再度泡を丹念に取り除きましょう。
これで色鮮やかで、美味しそうなコンフィチュールのできあがり♪
いちごのコンフィチュールを使ったいちごミルクは絶品です。いちごとミルクの色が混ざったほんわりとしたピンク色。
初夏は野菜や果物が豊富な季節です。
果物では梅に、さくらんぼ、すもも、枇杷、ブルーベリーに甘夏と沢山あるので、お店で見ているとあれもこれもと作ってみたくなります。
初夏の野菜ではトいちごやトマトの他、ニンジン、新生姜や新たまねぎにピーマン、そしてルバーブなど。
野菜のコンフィチュールは砂糖の他、塩やスパイスや果実酢とあわせたりしてピクルス風に。
パンに塗ったりヨーグルトに入れたりするだけでなく、アイスにかけたり、焼き菓子に使ったり添えたり、
牛乳やソーダーで割ったり紅茶に入れたり。
また柑橘系やのものは酢の物に混ぜたり、野菜がベースのものはサンドイッチにサラダに肉料理と合わせたり、もちろん付け合せにして
そのまま食べてもよし。
お菓子に料理にアクセントにと、使える守備範囲の広さが魅力です。
毎日の食卓にちょっとした楽しさ、潤いを与えてくれるコンフィチュール、
作り方は簡単だけれど、材料の切り方、組み合わせ方でいろいろな風味や食感が楽しめて、すごく奥が深いです。
自分で作れば、甘さや酸味なども好みに調整できますし、果物も野菜も贅沢に使えて、しかもたくさん出来るのでリーズナブル!
自家製野菜など沢山採れた時に作っておけば保存も効きますし、使う時にも便利です。
初夏の野菜や果物を使って、イエでコンフィチュール作りを始めてみませんか♪
実家のシンボルツリー「ミズキ」に 今年も白い花が沢山咲いた。
夏は庭に涼しい木陰をつくってくれる樹だ。
ミズキは幹から水平に枝を伸ばし、枝は規則的に1年毎に輪生状に生える。
これが繰り返されるため、枝が階段状の綺麗な樹形になる。
この独特の樹形のため、遠くからでもミズキの存在はわかりやすい。
広がった枝は上から見ると、ほぼ等間隔に枝先が配列されているため、葉はほとんど重ならないようになっており
太陽の恵みを無駄なく受け止めている。
この実家のミズキは自分がまだほんの小さい頃、家族で旅行に行った先で、手に入れたものだ。
両親が幼い自分を連れて旅館の敷地内を早朝の散歩をした時に見つけた、敷地の裏手に無数に生えていたミズキの若芽。
あたりに群生していたミズキからこぼれ落ちた種から芽がでてそだったものだったのだろう。
沢山あったそのうちの一つを、旅館に人に頼んで譲ってもらったそうだ。
根元の土ごと袋に入れて大切に持ち帰って庭に植え替え、それ以来自分と共に育ってきた。
最初の年はほんの少しだけ小さな花をつけたそうだ。
その時の樹がすくすくと育って、今では我が家の屋根よりも高くなった。
この時期には枝という枝に白い小花が咲いて美しい。
花はハナミズキとは違い、ごく小さいものだが、樹全体に咲いた花は迫力すら感じさせる。
花びらがハラハラと落ちてくる様子を見ているのも好きだし、庭に降りつもった花を箒で掃くのもまたこの時期ならではの楽しみだ。
この花が終わると本格的な夏が来る。
何があっても毎年この時期になると花が咲く樹を見ていると勇気づけられる。
ミズキの木陰となった庭で遊ぶ子供達を見ながら、縁側でお茶を一服するのは至福のひと時である。
うちの2009年からの新しい夏の名物。
「猫ザル」
2009年8月25日の「リブ・ラブ・スナップ」にもご紹介していただいました。
今年も出しました。
さっそく入りました。
それと、夏の「仕度」とはちょっと違うかもしれませんが、朔が畳の上でこの格好をしはじめると、ああ、夏が近付いているなあ、と思います。
うちでは、冷や奴は、水で戻したワカメにキムチの素を混ぜて、それを乗せて食べます。
韓国風かな?(韓国に冷や奴って、あるんでしょうか?)
割と簡単に出来ます。辛味が食欲をそそります。
もうひとつは、子どもの頃食べていた、クラシック(?)な冷や奴。
紫蘇(大葉)を細く刻んだもの、ミョウガを薄く輪切りにしたもの、すり下ろし生姜。お醤油を少し掛けて食べます。お豆腐はもちろん、「ちりんちりんのお豆腐屋さん」で買ってきます。
初夏になると、冷や奴が美味しいですよね。
まだちょっと早くて食べてませんが、簡単で栄養価のある食べ物ですね。
普通にかつおぶしとかかけて食べてます。
ジュウタンの代わりに花茣蓙を使えますね。
でも長く使っていると凄い埃が出るのです。
ダニとかノミとかの害虫も住処にします。
やはり早め早めの手入れが必要ですね。
自然に生える鱗は地面を覆い他の生命を育みます。
それは適度の湿度と気温を保ち、呼吸作用を仲立ちします。
人はそれを見て頼もしく想い生命力の強さを感じます。
鱗って何も言わないけれど強いんですね。
人に踏まれても文句も言わずにジッと絶えている。
こんな鱗を見習いたいものですね。
麦茶は確かにこれからの季節に活躍しますね。
麦の香り。
麦の風味。
麦の思い出。
麦の雰囲気。
麦の回想。
麦畑に映える麦は刺があるけど、麦茶になると優しく潤わせてくれる。
今年もそろそろ麦茶さんにお世話になりま~す!
うちも毎年植えてます。
最近の朝がおはいろんな色があって毎年何色を植えようか
考えるのも楽しいです。