THEME:「土」「飾る」「おつかい」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら……」と展開してきた“リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、キッズ・バージョン。子どもたちと一緒に遊び、学び、楽しむ暮らしのサプリを、テーマに沿って語らいませんか? 豊かな暮らしを創っていく〈イエはてな〉のマインドで投稿ください!
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「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
テーマ詳細とアイデア例
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20110413
※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。またメッセージは表記統一や文章量の調整をさせていただくことがございます。
※〈イエはてな〉では、はてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中は、はてなスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
※質問は4月18日(月)正午で終了させていただきます。
私が小学生高学年(4〜6年生くらい)の頃、学校から、こういうお達しが出ていました。
「子供1人で、または子供同士で、スーパーマーケットや生協などの大きなお店に行ってはならない」。
私は、真の意味で「根が真面目」な子供だった訳ではなく、単に「先生に叱られるのが怖い・嫌だから」という理由で、決して1人で、あるいは子供同士で、スーパーに買い物に行きませんでした。
それは小学6年生になって、親に、ちょっと裏のスーパーに(そのとき、家の裏手に巨大なスーパーが新設されていた)買い物に行って来て、と頼まれても、学校で禁止されているからダメ、と断り、母親を怒らせたことがあります。
そういう状況になると、先生に叱られるのと、母親に怒られるのと、どっちが怖いか?という問題になる訳ですけれど、私にとっては、何となく「先生」でした。
先生の背後にある「学校」という「大きな組織体」のようなものに睨まれるイメージがあって、私は「大勢に逆らう」ことのヤバさみたいなものを嗅ぎ取っていたのだと思います。
あと、私も頭が固かった。「スキを見て目を盗む」という知恵が働かなかったというか。
そんな私にでも、出来る「お使い」がありました。
毎日午後6時頃になると、自転車にリヤカーを付けて、手作りのお豆腐を売りにくるお豆腐屋さん。
木綿豆腐が50円、絹ごし豆腐が60円だったかな。確か、木綿と絹で値段が違っていたような記憶があります。
ベルマークのベルみたいな小さな鐘を「ちりんちりん」と鳴らしながら、ゆっくりと社宅街を廻って歩きます。たしか、そんなに若くないおじさんでした。(もしかしたら今の私と同じくらいの年齢だったかもしれない。)
そのお豆腐屋さんのお使いだけは、喜んで行きました。
リヤカーに水槽があって、その水槽から、そーっと豆腐を崩さないように取り出して、ビニール袋に入れてくれて。
冷や奴にして食べるととても美味しかったです。
あのお豆腐屋さん、まだやってるのかなあ・・・