PHPを使っているものが希望です。画像も扱いたいです。
できれば、どのような点がオススメポイントなのかや癖なども教えて下さい。
動かすのは、普通のレンタルサーバーです。
以前にPukiWikiを使ったサイトを作っていましたが、現在はMediaWikiでサイトを作成しています。既出の内容が多いですが、参考になれば幸いです。
まずPukiWikiについては、個人でも簡単にカスタマイズできるのが最大の強みでしょうか。簡単なプラグインであれば、phpの知識が若干あればすぐに作ることができます。
私も昔はいろいろ作りましたが、逆にそれが類似のプラグインを濫発させたりしたこともありました。BugTrack/745などが参考になるかもしれませんが、これももう5年以上前の話です。
また、データベースすらない貧弱な環境でもphpさえあれば動作する点など、現在でもなかなか捨てがたい魅力もあります。
しかし、やはり難点としては開発作業自体がほとんど止まってしまっていることが挙げられます。1.4.7のリリース以降は殆ど進捗していないと言っていいと思いますし、AJAXだのHTML5だのといった昨今の流行からはすっかり取り残されている感があります。
いくつか派生して開発されているものもありますが、それらも開発者が少ないのでいつ更新が停止されるともしれません。
そうした場合、例えばXSSなどの脆弱性が発見されたとしても対応が遅くなる、または全く対応がなされない可能性もありますし、また使用者が日本人に偏っていたり少なかったりすると脆弱性の発見自体も遅れてしまう可能性があります。
次にMediaWikiについてです。
こちらは何と言っても世界中に開発者がいますし、またそもそもWikiPediaで使うために設計されたWikiですので、WikiPediaが存続する限りは開発が継続されるでしょうし、またそれゆえ、脆弱性が発覚してもすぐに対処されることが期待できます。
機能的にも申し分なく、ページの保護機能などはWikiをポータルとして活用するには非常に便利です。
ただ、難点として挙げられるのが敷居の高さです。php4でなくphp5が使え、かつMySQLかPostgreSQLがインストールされている環境が必要なので、導入できるレンタルサーバは自ずと限られてきます。
国内のサーバではXREAなどで使えるらしいのですが、私は確認していませんし、XREAでは若干動作/導入に問題があるという噂も聞きます(あくまでも風の噂ですが…)。
ちなみに私は現在SourceForge.jpでMediaWikiを利用していますが、こちらでは問題なく動作します(こちらです。参考になれば)。ただし、オープンソースソフトウェアに関わるプロジェクトでなければSourceForge.jpを登録/利用できませんので、一般のウェブサイトの運用には使えません。
また、スキン(デザイン)を少し変更する程度ならともかく、新たなプラグインを自作しようと思うと結構大変だと思います。
MediaWikiは高機能ですがそれゆえ非常に大規模なスクリプトとなっていますし、個人でスクリプトを編集するなどしてカスタマイズするのは難しいです。
もちろん、すでにたくさんのプラグインが公開されていますから、たいていの場合はよそから導入してくればいいのですけど。情報を集積するサイトを作るなら、DPL2とかを使うのがお勧めです(^^;
それから、MediaWikiに関する情報は(以前に比べて改善されてはきましたが)英語のものが多く、トラブルに遭遇してもなかなか必要な情報が見つけられないこともあります。これは単に情報が少ないということではなく、むしろ高機能すぎて文書が膨大になっていて、どこを見ればよいのやら、という状態になってしまうせいもあります。
インストール作業自体はさほど難しいわけではないので、導入できる環境があればMediaWikiはお勧めなのです。しかし、"普通の"レンタルサーバでは導入できない可能性があるのが一番の難点です。
他にもWikiクローンは星の数ほどあるのですが、手軽さではなかなかいいものがないですし、手軽ではあるものの本当に簡単な機能しかないものなどもあります。LivedoorやFC2,@WikiなどではWikiをレンタルしてくれるサービスもありますが、それも検討してみるとよいかもしれません。
「MediaWiki」はいかがでしょう。
ご承知のようにWikipediaで使われているプラットフォームで、日本語を含む多言語に対応しているのが特徴です。
もちろん、画像や添付ファイルをサポートしています。
また、セキュリティや権限管理があります。
MySQLやPostgreSQLといったデータベースもサポートしています。
回答ありがとうございます。たぶん、一番オーソドックスなのが、MediaWikiかPukiWiki、DocuWikiあたりなのかなと、なんとなく想像はしているのですが、それぞれを比較して、メリット、デメリットがよく分からないので、質問させていただきました。
良く調べてはいませんが、MediaWikiは、管理機能がいろいろありそうなので、興味は大です。
>Wikiを使った情報集積サイト
Wikipediaから情報を収集して集積するのだと思って回答を控えたのですが
Wikipediaのように情報を収集&公開できるサイトを公開したいという要望であれば
pukiwikiが使いやすいでしょう。とりあえず一押ししておきます
http://pukiwiki.sourceforge.jp/?PukiWiki%2FInstall
収集&公開ではなく情報集積がターゲットであれば
そのものずばりが目的のdokuwikiが向くかもしれませんが
日本向けではないので違和感を覚えるかもしれません
http://www.dokuwiki.org/ja:dokuwiki
それぞれを端的に比較してみると以下のような具合です
MediaWikiは高機能、世界中にユーザーがいるので英語が苦にならなければ情報は非常に豊富
pukiwikiは軽量高速、開発は日本、データベース不要で、携帯対応などもあり国内展開であれば楽
dokuwikiもデータベース不要、情報収集というよりも情報整理に向く
話は変わりますが、
情報収集についてはWikipedia系ではなくWordpressなどのブログ系を使うという手もあると思います
ユーザーインターフェースに関してはブログ系のほうがプラグイン等も豊富ですし
データベースの構造も公開されているのでphpとMySQLを使える人であれば検索や集計なども容易です
すでにWikipediaの使い勝手になれておられるのであれば無理にとは申しませんが
一考の余地ありならば選択肢に加えてみられてはいかがでしょう
回答ありがとうございます。考えているのは、複数人で編集する情報の集積&公開サイトです。
3つのWikiの傾向が参考になりました。
wordpressを使うのも手ですが、複数人で編集するとなると、フォーマットの統一とかがうまくできなそうな気がしています。
pukiwikiはバージョンアップが止まっているようなので、そこが心配です。
ユーザーが多いので、MediaWikiを使うのが、楽なんですかね?
以前、Wiki を導入しようとしたときに、とっかかりにしたのが↓のページ。
http://fswiki.sourceforge.jp/cgi-bin/wiki.cgi/docs?page=%C2%BE%A...
http://www.yamdas.org/column/technique/clonelist.html
http://www.yamdas.org/column/technique/clonelist2.html
perl や php は好きじゃない、とか、使う面子をメンテに巻き込みたいから日本語のドキュメントが多い方が良いなあか、とか、いろいろ考えたのだけれど、結局、PukiWiki を選んだ。
近くに知っている人がいたから、なんだけど。
何かやろうとしたときに、日本語の情報が多い気がする、かな。
# でも、php は好きになれなかった...
情報ありがとうございます。自分はPHPしか分からないので、PHPで書いてあるスクリプトが良いのです(だからといって手をいれるわけでもないですが)。
Wiki関係の情報は古いものが多くて、新しい情報になかなか行き当たりませんね。
以前にPukiWikiを使ったサイトを作っていましたが、現在はMediaWikiでサイトを作成しています。既出の内容が多いですが、参考になれば幸いです。
まずPukiWikiについては、個人でも簡単にカスタマイズできるのが最大の強みでしょうか。簡単なプラグインであれば、phpの知識が若干あればすぐに作ることができます。
私も昔はいろいろ作りましたが、逆にそれが類似のプラグインを濫発させたりしたこともありました。BugTrack/745などが参考になるかもしれませんが、これももう5年以上前の話です。
また、データベースすらない貧弱な環境でもphpさえあれば動作する点など、現在でもなかなか捨てがたい魅力もあります。
しかし、やはり難点としては開発作業自体がほとんど止まってしまっていることが挙げられます。1.4.7のリリース以降は殆ど進捗していないと言っていいと思いますし、AJAXだのHTML5だのといった昨今の流行からはすっかり取り残されている感があります。
いくつか派生して開発されているものもありますが、それらも開発者が少ないのでいつ更新が停止されるともしれません。
そうした場合、例えばXSSなどの脆弱性が発見されたとしても対応が遅くなる、または全く対応がなされない可能性もありますし、また使用者が日本人に偏っていたり少なかったりすると脆弱性の発見自体も遅れてしまう可能性があります。
次にMediaWikiについてです。
こちらは何と言っても世界中に開発者がいますし、またそもそもWikiPediaで使うために設計されたWikiですので、WikiPediaが存続する限りは開発が継続されるでしょうし、またそれゆえ、脆弱性が発覚してもすぐに対処されることが期待できます。
機能的にも申し分なく、ページの保護機能などはWikiをポータルとして活用するには非常に便利です。
ただ、難点として挙げられるのが敷居の高さです。php4でなくphp5が使え、かつMySQLかPostgreSQLがインストールされている環境が必要なので、導入できるレンタルサーバは自ずと限られてきます。
国内のサーバではXREAなどで使えるらしいのですが、私は確認していませんし、XREAでは若干動作/導入に問題があるという噂も聞きます(あくまでも風の噂ですが…)。
ちなみに私は現在SourceForge.jpでMediaWikiを利用していますが、こちらでは問題なく動作します(こちらです。参考になれば)。ただし、オープンソースソフトウェアに関わるプロジェクトでなければSourceForge.jpを登録/利用できませんので、一般のウェブサイトの運用には使えません。
また、スキン(デザイン)を少し変更する程度ならともかく、新たなプラグインを自作しようと思うと結構大変だと思います。
MediaWikiは高機能ですがそれゆえ非常に大規模なスクリプトとなっていますし、個人でスクリプトを編集するなどしてカスタマイズするのは難しいです。
もちろん、すでにたくさんのプラグインが公開されていますから、たいていの場合はよそから導入してくればいいのですけど。情報を集積するサイトを作るなら、DPL2とかを使うのがお勧めです(^^;
それから、MediaWikiに関する情報は(以前に比べて改善されてはきましたが)英語のものが多く、トラブルに遭遇してもなかなか必要な情報が見つけられないこともあります。これは単に情報が少ないということではなく、むしろ高機能すぎて文書が膨大になっていて、どこを見ればよいのやら、という状態になってしまうせいもあります。
インストール作業自体はさほど難しいわけではないので、導入できる環境があればMediaWikiはお勧めなのです。しかし、"普通の"レンタルサーバでは導入できない可能性があるのが一番の難点です。
他にもWikiクローンは星の数ほどあるのですが、手軽さではなかなかいいものがないですし、手軽ではあるものの本当に簡単な機能しかないものなどもあります。LivedoorやFC2,@WikiなどではWikiをレンタルしてくれるサービスもありますが、それも検討してみるとよいかもしれません。
丁寧な回答ありがとうございます。せっかく作って公開して下さっている作者の方には申し訳ないですが、やはり開発が止まっているソフトを使うのは怖いものがあります。
livedoorのwikiは昔使った事があるのですが、反応の遅さに閉口しました。
なんとなくMediaWikiに気持ちが傾いてきています。今使っているレンサバは、php5もMySqlも動くので、大丈夫そうな気配です。
DPL2って、こちらの事ですか?
丁寧な回答ありがとうございます。せっかく作って公開して下さっている作者の方には申し訳ないですが、やはり開発が止まっているソフトを使うのは怖いものがあります。
livedoorのwikiは昔使った事があるのですが、反応の遅さに閉口しました。
なんとなくMediaWikiに気持ちが傾いてきています。今使っているレンサバは、php5もMySqlも動くので、大丈夫そうな気配です。
DPL2って、こちらの事ですか?
http://www.mediawiki.org/wiki/Extension:DynamicPageList2