・赤十字の義捐金振込口座がみずほ銀行だけだった?
・三井住友や三菱の勘定系システムは、みずほと比べてバッチ処理を多く行うことができた?
http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2011/pdf/news110520_4.pdf
色々と調べてみると、
義援金振り込みが一斉に集中した
↓
発端は15日未明に起きた「バッチ処理」のトラブルだった
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↓
大規模なシステム障害へと発展。ATMの全停止となった。
と思います。つまり・・・
・赤十字の義捐金振込口座がみずほ銀行だけだった?
それだけではなくシステムの不具合、人的ミスなど複合要素が加わったのも原因ではないでしょうか。
・三井住友や三菱の勘定系システムは、みずほと比べてバッチ処理を多く行うことができた?
処理件数の設定については各行さほど違いはないと思います。ただそれが実際に処理できるかできないかで今回の結果になったのではないでしょうか。三菱も住友も過去の合併でどこが主導権をもつかなどのスキームは作られそれらがしっかり機能していたのではないでしょうか。みずほは3行でのバランス重視の人事を優先してきたツケもあるのではないでしょうか。
単純に、みずほのシステムの問題でしょう。
銀行はそれぞれ独自のシステムを使っているので、みずほのシステムバグが露見しただけということですね。
もっと早く改善すべき点をそのまま残していたということです。
合併をするたびにシステムに変更を加えているので、色々と大変なのだとは思います。
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201103230202.htm...
人的な要因、システム的な要因、ともに問題があったようですね。
大量の義援金を受け付け処理できる「無通帳口座」で受け付けるべきだったが、担当者が誤って一般的な「通帳口座」を開設
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20110428-OYT8T00294.htm
外部から見れば一つの銀行であるかのように見せるためだけで、実際には旧富士銀と旧第一勧銀のシステムがそのまま残される形となった。
http://slashdot.jp/~von_yosukeyan/journal/225221?m=1
・システムの定期点検の内容がずさん
・危機対応シナリオの検討が不十分
・緊急時における組織体制の未整備
・人材不足
・監査の不備
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110521ddm008020099000c.html
ほかで起こらなかったのは、内部のシステムが違うからです。
銀行によって、ベンダー(NEC、富士通・・)が違います。
また統合した銀行は内部で複数のベンダーのものを相互接続して使ってますが
どのベンダーをメインとして扱うかによってシステム不具合の出方が違います。
>バッチ処理を多く行うことができた?
多くできなくても、遅延で動作させたり受付を一時中断させたりなどの
非常処置がちゃんと動作しなかったのでは?
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