証明不能なことを思いつきだけで理論として紹介されているのでは?と首をかしげるようなこともあります。
みなさんはどう思われますか。
自然科学は大なり小なり同じようなものです。
すべて、このように解釈すれば自然現象がうまく説明できるというだけで、必ずしもそれが真理かどうかは分かりません。
例えば、ニュートンがリンゴの落ちるのを見て思いついた万有引力の法則は、ある限られた場合にのみ成り立つ近似値であったことが、アインシュタインの相対性原理から分かりました。
量子力学もしかり。単に現象をうまく説明できているように見えると言うだけです。リファインしていくと、どこかに矛盾が生まれ、それをうまく解釈するために新たな理論ができてくるのです。
こちらは参考になるでしょうか。日常の常識には帰着できない現象を仮説演繹法で説明しようとしているのだと思います。(^_^;
●仮説演繹法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E8%AA%AC%E6%BC%94%E7%B9%B9%E6%B3%95
●量子力学
古典力学で説明しきれない電子や原子核などの間の微視的現象を説明するために開発された
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AD%A6
そういえば、原理は証明できないというのを思い出しました。(^_^;
ということは、科学はみんな仮説演繹法を使っているということになるのかな。(^_^;
まぁ、結局、仮説演繹法というのは、現状の現象がうまく説明できているうちは、その仮説は正しいのだろうとするもので、矛盾する現象が見つかったら、すぐに修正を加えないといけなくなるものです。(^_^;
宗教と科学の違いは、理論と実験結果が矛盾した場合、宗教では、大元の仮説は絶対に変えないで、実験結果の解釈の仕方を変えるのに対して、科学では、理論の方(仮説)を修正するところかも。(^_^;
仮説演繹法についてはこちらの本でもちょっと読んだような記憶があります。
物理のABC―光学から特殊相対論まで (ブルーバックス (B‐606))
※参考URL
●実験レポート/考察の書き方を解説 試験対策に物理学解体新書
なかなか難しいですね
仮説を作った段階で、それにとらわれたり、酔ってしまいそうだし
ありがとうございました
量子力学であれば、シュレーティンガーの猫が良い例なのだと思いますが・・・
ヴィトゲンシュタインのパラドックスのなかで、このように言っています。
「…規則は行為の仕方を決定できない。なぜなら、いかなる行為の仕方も規則と一致させることができるから。」
仮にある規則から成る事象を規則によって証明したとしても、後者の規則はあくまで"ある規則から成る事象"の規則に過ぎない。したがって、異なる規則をつき合わせてもどちらも証明できません。おそらく最初に言語化の過程で我々の間でさえ違いが生ずるはずです。現象をみて直感的に感じたことをある種思いつきでイメージしてるものこそが前者の規則を的確に捉えているのかもしれません。
そうですね、たしかにおっしゃられるとおりだと思います。
でも、どこかに真理があるとも思うので、どれかは真理かもしれませんね。
どうリファインするかの問題なのかな、だとすると
ありがとうございました