先程、MBS局放送のドキュメンタリー番組『映像'11 悲しみ綴る中国の女文字』を視聴していたのですが、その中で紹介された毛沢東の詩を捜しています。毛沢東が国家主席か何らかの役職に就いた際に、友人に向けて送られた、七言三句で構成される詩(詞?)です。内容は(表面上は)自然の風景を詠んだもので、「翠」という語が入っていたこと以外は忘れてしまいました。ご存知の方がいたらお教えください。
「一九六一年 友人に答える 七言律詩」として
64、七律·答友人
九嶷山上白云飞,
帝子乘风下翠微。
斑竹一枝千滴泪,
红霞万朵百重衣。
洞庭波涌连天雪,
长岛人歌动地诗。
我欲因之梦寥廓,
芙蓉国里尽朝晖。
1961年
というものを見つけました。
「七言三句で構成される詩」ではない点と、
1961年という年は毛沢東にとってさほど重要な出来事は見受けられない点から
違うかも知れません>。<
訳文は以下で紹介されています。
http://www.geocities.jp/no_tohoku/kansi/kansi.6.htm
また「漢詩百首―日本語を豊かに (中公新書)」という本でも紹介されているようです。
http://www.yokota-blog.com/archives/002168.php
違ったらごめんなさい
違うかも知れませんが・・・
毛澤東
九嶷山上白雲飛,帝子乘風下翠微。
斑竹一枝千滴淚,紅霞萬朵百重衣。
洞庭波湧連天雪,長島人歌去地詩。
我欲因之夢寥廓,芙蓉國裏盡朝暉。
上と同じものですね。
字体が変わってもやはり印象としてぴんとくるものではないようです。すみません。
記憶と照らし合わせてみましたが、それではないようです。
耳に残った記憶として二句目に「みこ」という言葉が入っていた気がし、「帝子」が「みこ」とも読めないこともないのですが、三句目で区切れていないので、恐らく違うのでしょう。
ともあれありがとうございました。