「ドイツ経済が好調」という記事を見かけました、

ユーロ安の恩恵を受け、製造業を中心に輸出が好調だからです。
ドイツは日本より輸出依存度が高く、GDPに占める輸出の割合は5割に達します。
http://www.jetro.go.jp/world/europe/de/stat_01/

具体的には、自動車の輸出などが好調、ということですね。
しかし、次の記事にもあるように、ヨーロッパに広がる信用不安の影響で、
今後は景気が減速していく可能性が高いようです。

信用不安の広がりで景気が冷え込んだヨーロッパにおいて、最大の経済規模を持つドイツは、ユーロ安が追い風となって、新興国などへの自動車の輸出などが好調だったこともあり、ヨーロッパをけん引することへの期待が高まっていました。それだけに、ドイツの景気が減速すれば、ほかのヨーロッパの国々にとっては新たな打撃となる可能性があります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120112/t10015204161000.html

こちらもご参考まで。

「ドイツIfo景況感指数」は、2011年7月ごろから低下傾向にあります。ドイツの株価指数も同様の動きを見せています。ドイツ株式指数（DAX）でも2011年4月には7514まで上昇していたのが、2011年11月には6088まで落ち込んでいます。

　英国でも同様です。FTSE100種総合株価指数を見ますと、2011年4月に6069まで上昇していたのが、2011年11月は5505まで下落しています。英国はユーロを使っていませんが、それでも全体が落ち込みつつあることは間違いありません。

　このように、欧州経済は悪化しつつあるということが言えます。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111222/294596/?ST=hco&P=3

どのようなものが好調なのか

こちらが参考になると思います。
http://diamond.jp/articles/-/13728

世界金融危機後、新しい世界への適応に手間取っている日本に対して、いち早く立ち直りを見せたのがドイツである。その好調をもたらしたものは何か。
ドイツの経済政策や企業経営にも影響力を発揮してきたローランド・ベルガー氏に聞いた。

ドイツは脱原発しても経済好調、その理由は？
http://nobu-bookshelf.cocolog-nifty.com/random/2011/07/post-191c.html

ドイツは脱原発を決めましたし、高コストの自然エネルギーへとシフトを進めています。普通に考えればドイツ経済は疲弊するハズです。でも、ドイツ経済は好調です。