写真を見てください。黒丸のねじをはずそうと思い、インパクトドライバーを使いましたが、空回りするだけで、外れません。やり方が悪いのでしょうか。あるいは、刃？が合っていないのでしょうか。すみませんが、ご教授お願いします。

インパクトドライバーの特徴として

• 衝撃による瞬間トルクが強い
• ボディが大きい

使い方の注意として

• 小さなネジに対してオーバートルクとなる可能性がある
• ネジ／ボルト／ナット面に対して正確に垂直に当てないとならない

狭い所のネジにインパクトドライバーを使うと、大抵ネジに対して斜めになることが多く、強いトルクと相まってネジを壊します。建築や解体作業では良く利用されますが、手慣れたプロでもネジを痛めるケースは多く、実際に素人の私より酷い施行をしている建物も多いです。建築現場では作業効率が優先されるので使われるのだと思いますが、私はネジに対してインパクトドライバーを使った事はありません。

私は機械の解体では電動よりも手で作業する方が多いです。なぜなら、ネジなどが痛んでいるケースが多く、手の感触でそれを確認しながら作業を進める方が壊すリスクを減らし、結果的に効率よく分解できる事が多いという経験的なところからです。壊しても良い場合でも、ネジの本数が少ないのであれば、手で分解します。

手法は人それぞれだと思いますが、ネジが多い場合には、最初に手で緩めて、その後に電動工具を使います。私が慎重すぎるだけかもしれませんが・・・

ところで、この写真をよく見るとアプセットボルトではないかと思われます。であれば、六角ナットと同じようにソケットレンチで外せると思います。ネジの周囲が六角形であれば、ソケットレンチを使う事で分解できるはずです。

アプセット小ねじではなく？
http://tsurugacorp.co.jp/dictionary/machine_screw/upset.html

写真をよ～く見ると、軸とナットの間に線が入ってます。