【人力検索かきつばた杯】#31


かきつばた杯を開催します。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%CD%CE%CF%B8%A1%BA%F7%A4%AB%A4%AD%A4%C4%A4%D0%A4%BF%C7%D5

〆切は
9/15(土)23時~ 自動終了期限前(質問者の都合により前後します)

お題:
「カシオペア」

注意事項:
 講評は希望者のみ。
 投稿後にお好みの辛さ指定ください。(中辛/辛口/激辛・・・)

====
補足事項:(ポイントに興味のない方は読み飛ばしてOK)
1)内容が一定の基準を満たさない回答は基本点もカットします。(開催者判断)
2)開催者連想元ネタとの一致は、原則として採点対象外ですのでお好みで。
3)キーワードをタイトルや本文に使う縛りはありません。
4)修正履歴は採点に影響しません。
5)コメントはコメント欄にお願いします。

回答の条件
  • 1人3回まで
  • 登録:2012/09/09 00:55:55
  • 終了:2012/09/16 00:20:43

ベストアンサー

id:sokyo No.8

sokyo回答回数1371ベストアンサー獲得回数942012/09/15 22:59:24

ポイント70pt

『sokyoさんになりたい』

私は、sokyoさんになりたい。
いろんな引き出しと、いろんな手練手管を駆使して。たくさんの作品を書いて、たくさんのかきつばた賞を受賞して。たくさんの人から褒めそやされ、時に厳しく言われ、それでも愛されて。
私は、そんなsokyoさんみたいになりたい。
けれど…。

  *  *  

「やっぱだめだぁー!!」
1時間ほど前のことだ。私はパソコンを閉じた。書けなかった。今回のテーマ「カシオペア」は、簡単そうに見えてとても難しかった。

私が取り組んでいたのは「かきつばた杯」。人力検索はてなでやってる小説のコンテストだ。今回のテーマは「カシオペア」。私はかきつばた杯によく参加しているsokyoさんという人みたいになりたくて、それでがんばっていた。

カシオペア座なら、北の空に浮かぶ有名な星座だ。そこから北極星の位置を見つけられること。よく見えるのは冬だってこと。でも秋でも夜更かしすれば冬と同じ星座を見られるってこと。小さいころ、私は地元の児童館の天体観望会によく通った。そこでアオさんというお兄さんに教わったこと、いまでもちゃんと覚えている。

大人になった私はもっとマスターになりたくて、今週からとりあえず星のマークのコンビニを常用するようにした。そこで買った10パック入りの卵はカシオペア座の並びになるように使ったし、その卵を使ったオムライスの上にはケチャップで星を描いて食べた。そんな努力も実り、この1週間で私はすっかり星見がちな女子に生まれ変わった。今やフライパンに残ったごはんつぶさえ星座に見える。だからグリスタください。

ところがそれからどれだけ星が巡っても、ぜんぜん執筆は進まなかった。北極星をテーマに書いては挫折し、オムライスをテーマに書いては挫折した。sokyoさんならそんなことはないだろうにと思った。でも、どうしようもない。

煮詰まって、いらいらして、パソコンを閉じた金曜の夜、私は部屋を飛び出した。裏山を抜けて、その頂上の広場に、いま私はいる。懐かしい児童館の前庭だ。

芝生に寝転がって、北の空を見ている。

カシオペアはかつて私が見上げたのと同じ角度で、ちゃんと光っていた。

あれはいつぞやの2学期の終わりのことだった。白くて長すぎるマフラーと、買ったばかりの耳当てをした幼い私は、アオさんが回してごらんと言う星座早見を回し、のぞいてごらんと言う望遠鏡をのぞいたものだ。

あれから長い年月を経て、私は「児童」じゃなくなり、児童館にも行かなくなり、夜更かしだってするようになった。だからアオさんと見たカシオペアは、いまも天頂の付近にあった。「秋でも夜更かしすれば冬と同じ星座を見られる」のだ。

「いま見える星は、何十年も何百年も昔の輝きが、長い時間をかけてやっとここに届いているから、光って見えるんだ。ということは、あの星が“いま”放った星は、みんなが大人になるころに、やっと地球に届くのかもしれないね」
アオさんの言葉を、私は急に思い出した。あのころのアオさんは、もしかしたら私と同じぐらいの年だったんじゃないだろうか。私がアオさんの声を聞いていたころの、あるいはもっとずっと古い光が、いまやっと私の瞳に届いている。それはすごいことだった。長い年月を越えて、あの星の光がやっと届くように。長い年月を越えて、アオさんの言葉がいまやっと私の胸で光ったのだ。

今回のかきつばた杯、やっとなにか書けそうな気がした。これでなんとか、また一歩sokyoさんに近づけそうだ。

私はカシオペアを探した。天頂を少し越えたところで、変わらず光っている。

そのとき、ふいにバイブ音が鳴動した。携帯が、sokyoさんが新作を投稿したと告げていた。すぐにリンクを飛んでその新作を見た。液晶画面が、とても眩しい。

けれど読み終えて、私はしばらく惚けて、携帯を放った。携帯は少し転がって、10秒間光ってから、闇に消えた。

なんだろう。sokyoさんの新作は、私が思っていたのと違った。私が書きたいのは、こんなsokyoさんみたいな、かきつばた杯そのものをメタ的に愚弄するような文章ではない。あの液晶みたいにぎらぎら眩しいだけの文章は、なにか違う。カシオペアは、いつしか大きく傾いていた。

sokyoさんは、実はかきつばた杯のために、無理をして書いているのではないかな、と私は思った。自分で作ったキャラクタのお面をかぶって、それを演じるのに精一杯なのではないかな、と。
YB
いつの間にか、あんなに真っ黒だった空に、少しずつ色がつき始めていた。同時に、見上げるほど高い場所にあったカシオペアが、ぐっと低い西の空に降りてきていた。

朝が来るんだ。

私は決めた。やっぱり、やめよう。
今回だけはかきつばた杯に書くのはやめよう。代わりにアオさんに手紙を書こう。今まで私は、少しこだわりすぎていたんだ。

私、ずっとsokyoさんみたいになりたかったよ。
でも、やっぱりもういいや。

私、sokyoさんになりたいなんて思うのは、もうやめにする。

カシオペアは西の空に消えた。色あせた憧憬とともに。朝の光を浴びて。

id:gm91

まず心を掴まれたのは主人公の心情描写。
と、そこに上手く連動した情景描写に感服。
短いストーリーの中で主人公の成長を上手く描いた点が高評価です。
お題もストーリーとよく絡んでいて美味しくいただけました。
ごちそうさまでした。 

2012/09/16 22:54:40

その他の回答(7件)

id:garyo No.1

garyo回答回数1782ベストアンサー獲得回数962012/09/11 03:49:34

ポイント36pt

「安藤さん。どうしたの浮かない顔して」
「瑠瀬(ルセ)くん…」
高校の放課後の廊下で、今にも泣きそうな美少女を見たら
誰でも声をかけるだろ。普通。
「私…もう…どうしたらいいのか……わからないの」
そういって彼女は、泣きじゃくりながらしがみついてきた。
「まあ、待て。何があったんだ?。昨日転校したばかりで、
この学校の事良く分からないが…できることなら力を貸すぜ」
「あの…ね」彼女は涙を拭いながら話始めた。

f:id:garyo:20120913212348p:image

話は一ヶ月前の文化祭に遡る。
「今年度のミス得知織(エチオ)高校は……音麗(ネレ)さんです」
司会者が指差す壇上では音麗が口に手をあてて高笑いしながら会場を見回していた。
「わー」会場には力ない拍手がまばらに聞こえる。
誰もが明らかな出来レースにしらけきっていた。
どう見てもミスよりブスの間違いだろと思っていても誰も口に出せないのは
音麗が理事長で保正財閥の総帥保正(ホセイ)会長の孫だから。
皆心の中では隅の椅子に座っていた安藤さんがミス得知織だと知っていた。
「でも、私は娘の方が可愛いと思います」
よほど悔しかったのか安藤さんの母の香潮(カシオ)は小さくつぶやいた。

しかしそのことが後日思わぬ事件を生んだ。
「ほほぅ。安藤の母香潮がそう言っていたと……」
保正ホールディングの会長室で保正会長は呟いた。
「なるほど。誰がミス得知織かはっきりさせんといかんな」
保正会長は報告者の出亜(デア)を見て言った。
「何をすべきかはわかっているな」
「はい」出亜は片手を胸にあてお辞儀をした。「お任せ下さい」

それから何日かたった後、
「何?顧客の注文キャンセルが続いてるだと!」
「はい。理由を聞いても『弊社都合により』としか返ってきません」
安藤さんの父卦符(ケフ)が経営する得知織工業は突然の経営危機に見舞われていた。
「メインバンクより取引停止通知が来ました」
「そんな……今取引停止になったら……会社は不渡り……倒産だ」
卦符は頭を抱えた。
「いったい何が起こったんだ?」
「総務部が極秘に調査した所、奥様の発言が保正会長の怒りをかったと」
「何でそんなことが。一体どうすれば……」
「保正会長は社長の令嬢の退学を要求しているようです」
「……そんな、一体、どういう理由で……」
「理由などどうとでもつけられると豪語されているようです」

卦符は悩んだ末帰宅後、娘に打ちあけた。
「私が……退学……?」
「済まない……私に力がないばかりに……」自宅の居間で卦符は頭を下げた。
「私が……私が余計なことを言ったせいで……」香潮は娘を抱き泣き出した。
「だがこのままでは会社は倒産、我が家は破産だ。どうか理解してくれ」
「……わかりました。お父様」

泣きじゃくる安藤さんから聞いた話は大体こんな感じだった。
「これから理事会が開かれて私の退学処分が下されるそうです」
「すみませんこんな話……でも話を聞いてもらえて少し楽になった気がします」
安藤さんは涙を拭って笑顔を見せた。
「なるほどね。そういうことなら力になれそうだ」俺は安藤さんの肩を抱いた。
「理事長室へ案内してくれ」

安藤さんの案内で理事長室に向かった。
「誰だね君は?今重要な会議中だ。今すぐ退席したまえ!」
理事長室のドアを開けるとそこに居た全員が立ち上がり、部屋の外に押し出そうとした。
部屋の一番奥の席に保正会長が座っていた。有名人だから一目で判る。
邪魔するやつらを振りほどくと保正会長の前に向かった。
「話は聞かせてもらった」
「部外者に用はない。今すぐここを立ち去り給え」
保正会長はドアを指さした。
「これを見てもそう言えるかな?」ポケットからあるものを取り出した。
「それは……御瑠権(ゴルゴン)の家紋!」
「どうしてお前が!?」
部屋にいた全員が凍りついた。
「次期、御瑠権財閥の当主だからな。御瑠権財閥の子会社の保正財閥が俺に逆らえるとでも?」
「……」
「御瑠権財閥次期当主として命じる。安藤さんの退学処分をとりけせ!」
「……御意」保正会長は下を向いたままつぶやいた。

「今日は元気そうだね」
翌日、登校中に校門前で安藤さんを見かけた。
「はい!退学処分は取り消されたました」安藤さんはカバンをもったまま笑顔で答えた。
「ありがとうございました」安藤さんは頭を下げた。
「父は『瑠瀬くんのおかげだ』と。それ以上詳しいことは教えてもらえませんでした。でもどうして助けてくれたの?」
転校初日に隣の席だったきみの「これからよろしくね」と言ってくれた笑顔が素敵だったから……
というのが理由だけど、それはナイショだよ。
f:id:garyo:20120913213417p:image

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id:gm91

文章はまとまってて読みやすいのが良いです。
ストーリー自体は神話そのまんまなので、もう一ひねり欲しいかもです。あるいは演出に凝るか。例えばルセ君の見せ場でもっと大見得切らせるとか何か見せ場があるとぐっと高評価です。
財閥の子会社の財閥って表現は違和感。意味は通じますが、全体的にこなれた文章なのでここだけちょっと気になりました。

2012/09/16 22:46:28
id:gm91

山椒かけすぎました!
すみません。

2012/09/16 22:46:56
id:ibuki81 No.2

伊吹。回答回数125ベストアンサー獲得回数112012/09/11 22:30:28

ポイント138pt

『ねえ、カシオペアのお話、知ってる?』

ベッドのわきで本を読んでいた俺に、葵は優しい声で話しかけてきた。

『ああ、知ってるよ。なんでそんなこと聞くんだ?』

『うーん……。なんか私に似てるな、と思って。』

俺の胸が高鳴った。
聞かなければよかった、と思った。

葵の両親は、葵がもっと幼いころに離婚している。
母親の方に引き取られたらしいのだが、葵の知らないところでいざこざがあり、
結局、両親どちらにも引き取られず孤児院で暮らすことになったのだ。
葵の母親が連れてきたのではない。勿論、父親でもない。
葵は自らの足で、潮の香りと共に「星の園」と呼ばれる孤児院にやってきたのだ。華奢で泥だらけの体を、星の光に照らされながら。
あの日の事は、よく覚えている。

詳しいことはわからないが、公園で母親と遊んでいて、気が付いたら誰もいなかったというのだ。

『でも大丈夫だよ!!もし私がアンドロメダみたいに危険なことにあっても、透馬がペルセウスみたいに助けに来てくれるでしょ?』

何の疑いもないそのまっすぐな眼差しに、胸が揺らいだ。

『……当たり前だろ。』

もう戻ることのできない、俺の中で止まったままのあの頃の時間。
あの幸せな日々が、ずっと続けば良かったのに……。

俺は、葵が「星の園」に来る、ほんの1、2カ月前位にここに来た。7歳のときだった。
葵は俺より1つ年下だった。
年上の「先輩」だということを意識していたからか、
もしくは……別の理由だったかもしれないが、俺は葵の面倒をよく見るようになっていた。
毎日の日課となっていた、「パトロール」という俺が勝手に付けた名前の散歩にも一緒に行った。

晴れの日は砂場で山を作り、雨の日は園の中で折り紙を折り、雪の日は雪だるまを作り、雷の日は泣いて怖がる葵と一緒に寝た。
俺は、それが当たり前の事だと思っていた。
今までも、これからもずっと……。

やがて小学校の高学年位になると、葵と一緒に過ごすことはあまりなくなった。
小学校の男友達と遊ぶことが多くなり、園を留守にすることも増えた。
葵は葵で、友達と遊んでいたし、別に俺がほったらかしにしているという事は思わなかった。

葵と遊ぶ時も、友達を連れて集団で遊ぶことが多くなった。
でも俺は、それはあまり好きではなかった。
俺の友達が、葵と仲良くなっていくところを見るのが嫌だった。
別に良い事じゃないか。友達が増えて、何が悪い。
そう、友達なんだ。只の。
きっと、葵にとっての俺も……。

ある日、葵は俺の友達と俺抜きで遊びに出掛けていた。
苛立った。何も、一言も言わないでいってしまうなんて。

俺は、葵が帰ってきても一言も話さなかった。

その次の日、事件は起こった。

葵はその日も友達とどこかへ出かけていた。
俺は学校の宿題を終わらせ、ベッドに寝転んでいるうちに寝てしまったらしい。
いつもならこの時間は、「パトロール」に出かけているのに……。
とてもそんな気分にはなれなかった。


瞼の上が明るい。気がつくと俺は、夜の10時過ぎまで眠りこけていた。
無意識に隣のベッドを見た。
葵がいない。
いつもならとっくに寝ている時間なのに……。

一人で考えていると、奥の部屋が妙に騒がしい気がした。

「……何かあったんですか?」

まだ少し重たい瞼を擦りながら、園長の幸田さんに話しかけた。

「透馬くん!!帰ってたの!!?」

……え?
俺の鼓動が高鳴る。

「帰ってた……って?」

「いつも夜の散歩に出かけてるでしょ? 葵ちゃんから透馬くんと例の公園のところから一緒に帰ってくるって連絡があったから……。 よかった、まだ帰ってきてないと思って心配してたのよ。 帰ってきたときはちゃんとただいまって言わなきゃ。」

幸田さんは冗談めかした口調でそう言った。

「葵、今どこにいるんですか?」

「あれ?寝てるんじゃないの?」

幸田さんが少し不安な顔をした。
俺は、俺の体から血の気が引くのを感じた。

「……俺、今日はパトロー……いえ、散歩には行ってないですけど……」

幸田さんの顔が恐怖の色に染まっていった。

「葵ちゃんは!!?いまどこにいるの!!?」

「……知りません……」

幸田さんはゆっくりと立ち上がった。

「葵ちゃん……」

小さな声でそう呟くと、玄関の外へ走り去って行った。
……葵は……まだ帰っていないのか?
俺がいつものようにパトロールに来るのを待ってたのか?

俺は携帯をひっつかみ、例の公園へと走った。
例の公園とは、『海岸公園』のこと。
公園から広い海を見渡す事ができ、夏でも涼しい風が吹く。
葵が、母親と最後に遊んだ公園……。

『海岸公園』はいつものように涼しい風が吹き、柔らかな潮の香りに満ちていた。
暗がりの中に、一本の電灯で照らされている小さな公園は、人気が無く、がらんとしていた。
他を当たろうと振り返ると、ベンチの下で何かが光ったのが見えた。
葵の携帯だ。青いランプが点滅している。
園の皆からの着信が沢山届いていた。
とりあえずランプを消そうと葵の携帯をいじくった。
そのうちに、俺の友達の名前がアドレス帳に登録されているのを見つけた。
俺は乱暴に携帯を閉じ、ポケットに入れようと視線を落とした。
まだ何か光っている。
葵の携帯じゃない。俺の携帯だ。
俺が寝ている間に、何件かメールが来ていたらしい。

こんなもの見ている暇はない。
とりあえずランプだけでも消そうと、俺はメールを開いた。
メールは、全て葵から届いている。俺は急いで内容を確認した。

『今さっき友達と別れました。今、海岸公園のところにいるから、透馬くんがパトロールに来るまで待ってるね(笑)』
18時2分。

『透馬くんいつも6時にパトロールに出るよね?ここには何時位に着きそう?』
18時38分。

『遅いね、何やってるの?道にでも迷ったか??(笑) 大丈夫だよ、透馬くんが来るまで待ってるから。』
19時15分。

『どうしたの?何かあった?? メール気付いたら返信ください。』
19時47分。

『もうそろそろ遅くなりすぎるから、あと20分経つまでに来なかったら一人で帰ります。』
20時10分。


「……20分経っただろ。どこ行ってんだよ……」

俺はそう呟いた。誰に言うでもなく、答えを求めるわけでもなく。
そして何気に、また葵の携帯を開いた。
メール送信ボックスの中に未送信のメールがあるのに気付き、無意識にそれを開いた。

『心配になってきた。園に連絡したのでこの辺をまわってみようと思います。』

送信されてないということは、おそらく、園に連絡する前に何かあったのだろう。

俺が眠りこけている間に、こんなに心配をさせていたんだ。
これほどの長い時間、文句も言わないで待っていてくれるなんて。
俺の中に、言葉にできないほどの複雑な思いが込み上げてきた。
それと同時に、葵の事が心配でたまらなくなった。
葵を見つけたら、許してもらえるまで本気で謝ろう。そんなことを考えていた。
あふれる涙を懸命に抑えつけ、あちこちを走りまわりながら。

この思いが、果たされるものにならなくなる事も知らずに……。
俺は……。


あれからもう3年が経つ。
俺は高校の寮に入るために、北海道行きの寝台特急、『カシオペア』に乗っていた。
ここからはもう海は見えない。
一人しかいないこの部屋は、何となく淋しい感じがした。
窓の外を眺めてボーっとしていると、背中の方で入口のドアが開いた。
それと同時に、あの懐かしい潮の香りを感じた。

「あ……すみません……。部屋を間違えて……」

ドアの外に華奢な体の女の子が立っている。

その潮の香りとともに、俺の中で止まっていたあの時間が再び動きだした気がした。

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id:ibuki81

ご講評ありがとうございました!!
いろんな方にアドバイスをいただき、嬉しい限りです///
まだまだ未熟者ですが、またこのような機会があればその時はよろしくお願いします!!

2012/09/17 09:05:11
id:gm91

次回も期待してます!

2012/09/19 02:15:07
id:maya70828 No.3

楽1978回答回数1364ベストアンサー獲得回数1392012/09/11 22:37:45

ポイント33pt

「茶会の花」

 庭で鹿威しがカタンと音を立て城内まで響く。
ここは併阿(へいあ)国樫尾(かしお)城の一室。
その一室の奥に会心(えしん)という美しい姫が鎮座している。
彼女は、美しさでは自分にかなう者がいないと言うぐらいに美貌を自慢していた。
「重箱(かさねばこ)ー、今年も春がやってきた。そろそろ茶会の季節じゃのー」
会心姫は家臣の重箱に問いかける。
会心姫が鎮座する高座から十尺(約三メートル)程離れた座間に家臣達が数人いる。
家臣達は部屋の出入り口両端に沿って縦一列に並び、その一人である重箱が姫に答える。
「はい、その通りでございます」
会心姫は退屈そうに欠伸をして家臣達に意見を求める。
「なぁー、茶会の準備で面白いことは何かないか?」
家臣達は隣同士で何かいい案はないか小声で話している。
「早くしろ、妾(わらわ)は退屈じゃー」
会心姫が少し苛ついた様子で家臣達に催促する。
家臣達は姫の機嫌を損ねてはまずいと焦りながら速く話し、家臣の一人がなんとか案を出した。
「はっ、でしたら茶会の席で飾る花を使用人に考えさせ、褒美をとらせるというのはいかかでしょう?」
「うむ、それは面白い。妾にふさわしい花を三日後までに考えさせよ」
会心姫は満足して家来に命じる。
「はっ」
と言って、家臣の一人が渡り廊下へと繋がる障子を開閉し、家来に命を伝えに行く。
「楽しみじゃー、待ち遠しいのー」
会心姫は楽しそうに言った。

三日後・・・

 三日前と同じ部屋で茶会で姫にふさわしい花の発表が行われた。
三日前と違うのは、部屋と廊下を仕切る障子を取り外し、庭へ足をのばせられるようにしていること、部屋の真ん中に姫を、姫を取り囲んで渡り廊下に家臣達を、廊下を降りた庭に家来数人と使用人、数十人を配置していることだ。
「これより茶会で姫にふさわしい花の案を出す機会をお前たちに与える。優秀な案には褒美をとらせる」
家来の一人が始まりの声をかけ、一人目の使用人の名を呼ぶ。
「まずは、添月(そえつき)。お前から案を出せ」
庭の砂利に正座している使用人、添月が深く頭を下げて姫に提案する。
「はいっ、申し上げます。桜はいかがでしょう?姫様にぴったりの美しい花と存じ上げます」
「お前、今何と申した?」
会心姫が添月に聞く。
「はっ?桜と申し上げましたが・・・」
添月が何か失礼なことをしたのかと答える。
妾と同等の美しい花では、妾の美しさが際立たぬではないか!」
会心姫は語気を強める。
添月は、はっと気づきさらに深く頭を下げて謝る。
「申し訳ございません。どうかお許し下さい」
「ええい、茶会の空気も読めぬ犬の分際で。即刻打ち首にしてくれるわー。こやつの首をはねろ」
会心姫は声を荒くする。
「何卒ー、何卒ー」
必死に頭を擦り付けて謝る添月に、庭で待機している家来が添月の首元へかけ寄り、刀を抜いて振り下ろそうとした瞬間、

「お待ち下さい」

という声がした。
家臣の重箱だ。
「それがしに、茶会の花の案がございます」
と重箱が言う。
「なんじゃ!言ってみろ!」
会心姫が物凄い剣幕で怒鳴る。
「はっ、美しい姫様には、美しさを際立たせる春蘭が合っておられます」
重箱がそう伝えると、姫の表情は穏やかになり、いつもの口調に戻った。
「ほー、なかなかいい案ではないか。褒めてつかわす」
「ありがとうございます。その代わりに添月の首をはねるのはお止め下さい」
と言って重箱が添月をかばう。
「ありがとうございます。ありがとうございます」
間一髪の所で打ち首を免れた添月は何度もお辞儀を重箱に繰り返す。
妾の気もだいぶ収まった。ただし、御咎め無しというわけではない。添月、お前は国外追放じゃ」
こうして、添月は国外追放になった。
その噂は国中に広まり、人々は会心姫を怖れるようになったとさ。

終わり

カシオペア座の由来である
とあることが原因で神様の怒りを買ってしまいます。
という部分をアレンジして使っています。
http://www.zero-co.com/seiza/guide/cas.html

講評は激辛でお願いします。

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id:maya70828

ありがとうございます。G(イニシャル)さんに比べたらまだまだですが、コメントで燃えてきたのでさらに精進します!

2012/09/16 23:30:06
id:gm91

がんばってください。

2012/09/16 23:37:35
id:misato385 No.4

回答回数59ベストアンサー獲得回数92012/09/12 11:35:33

ポイント39pt

お母さんは、カシオペアじゃないらしい。

お母さんは、とにかく私を甘やかすのが好きだった。
お父さんは、私に少し嫉妬していた。
お父さんはきっと寂しかったんだと思う。
私が上京すると言ったとき、お母さんは絶望し、お父さんは安心していたように見えた。
母の愛が重い、最近の娘はそう言って自殺してしまうこともあるらしい。
私は夢があって良かったな、なんて思う。

肩を強めに叩かれて、私はハッと我に返った。
「こら、ボーっとしない!! 次、試食持ってフロア出て!!」
「あ、すいません!!」
急いで厨房を出て、試食用の盆を持ってフロアに出ると、お客様に小さく切られた新作のケーキの試食を勧める。
都内でそこそこ有名なこの店は、平日でも沢山のお客様が足を運んでくれる。
此処で働けるというのが奇跡のようなもので、田舎娘の私は、まだ見習いの赤いタイを付けたままだ。
入ってすぐはずっとゴミ捨てや埃取り、消毒しかさせて貰えなかったから、フロアに出られるようになったのは大きな変化だ。
「採れたてのブルーベリーを使った、初夏の爽やかな酸味と甘みが特徴です。お一ついかがですか?」
この説明の為に、自分もケーキを食べてメモを取るのだが、何度先輩にダメ出しを喰らったことか……。
ようやくOKを貰えた説明で、試食をしたお客様が「これください」とおっしゃったときは、やっぱり嬉しい。
今日も試食をして下さるお客様は多く、熱心な方には色々と質問を頂くことができた。
まだ午前中だというのに、人気商品は既に売り切れていたり。
お昼の時間が近くなってお客様が少なくなると、「今日も良い調子だな」なんて一息つける。
この仕事は本当に、本当に楽しいなとつくづく思う。
「いらっしゃいませ!」
暫く誰も居なかったフロアにウィンドウチャイムの音がして、私は急いで盆を持ち直して向かった。
「こんにちは。今日も新作のケーキ出ましたか?」
「はい! いつも有難う御座います。これが新作の『アメジストブラッド』です、いかがですか?」
常連の青年が、ケーキを受け取って笑った。
彼とはだいぶ親しくなって、最近は彼が来るとフロアに出るようにしている。
世間話をしたり、ときどき駅まで送ってくれたりする、とても優しい人だ。
今日も新作が出るからとわざわざ来てくれたようで、私も会えて嬉しいなんて思った。
「これ、3つ下さい」
彼はケーキの入った箱を受け取った後、「今日、お時間ありますか?」と私に囁いた。

居残り練習はせず、急いで支度をして店を出ると、彼はだいぶ待っていてくれたようだった。
「御免なさい、待たせてしまって」と謝ると、彼は首を振って笑った。
男性と並んで歩くのは少し恥ずかしかったが、彼と話している時間はとても楽しい。
近くの喫茶店に入り、頼んでいたコーヒーが運ばれてくると、彼は「あの」と私の話を遮った。
「あの……俺、俳優やってるって前言ったじゃないですか」
彼は整った顔や演技が上手いこと、仕草やクセが可愛いことで最近売れだした俳優なのだ。
仕事の合間に、本当に忙しいところいつも来て下さって、凄く良い人だ。
話も上手いし、バラエティでも活躍していて、私とは住んでる世界が違うなんて思ってた。
でもこうやって一緒にお茶をする事ができるなんて、不思議だな、なんて。
「実は今度、ハリウッドに、行かないかと言われて……」
「え!? 凄いじゃないですか!」
その言葉に一瞬で、驚き、喜び、そして凄く寂しくなった。
本当に遠い所に行ってしまうんだなと思うと、やっぱりねと割り切ってしまう自分もどこかに居る。
彼も少し寂しそうで、不安そうで、ずっと頬を撫でている。
「いつ、帰ってこられるんですか?」
「分からないです。向こうでミュージカルの勉強もしたいと思っていたので……」
「そうなんですか……寂しくなります」
このあと親に会いに行ったり、荷物をまとめたりするので、彼はもう店に来られないそうだ。
以前、私がお母さんのことを相談した時は、「そんな風に構ってくれる親がいるのが羨ましい」と言っていた。
海外に行くのに、やはり両親は反対せず、何も言ってこなかったそうだ。
きっと私が思ってる何倍も、寂しいだろうなと思った。
別れ際、彼は北の空を眺めていた。
「じゃあ、また」なんて笑って言ったけど、背中は凄く寂しそうに見えた。

……汚い都会の空でも、星座は見られるんだな。
帰ろうか、今度。

久し振りに顔を見せると、お母さんは少し、落ち着いたように見えた。
お父さんも、お母さんと二人きりで過ごせたことで、何だか穏やかになっていた。
知らないうちに二人でダイビングを始めたらしい、海のおかげで考え方が変わったと言っていた。
実家で過ごした時間の中で、こんなにほっとしたのは初めてだなと思った。
田舎の空は、星が綺麗に見えた。

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id:misato385

お題の処理、今回ふわふわですみませんであります。
スキャンダルですね…!!
売れてたら新聞載っちゃいますよね!!
うっかりしてました。
アメジストブラッドは練る時間が無いという言い訳しかできませんm(_ _)m
カナダで修業するので許して下s(殴

2012/09/17 08:07:43
id:gm91

精進しなはれ。

2012/09/17 08:14:04
id:takejin No.5

たけじん回答回数1480ベストアンサー獲得回数1922012/09/12 15:10:32スマートフォンから投稿

ポイント58pt

『魔女は微笑む』



「いよいよだな、ケン。タンホイザーゲート越えだ。」
牽引船体から声がかかる。スターゲートNO134-11、通称タンホイザーゲート突入まであと30分だ。
「どうだ、前から言っていた、タンホイザーまで来て」
違う声が聞こえる。俺の乗っているタグボートとはジョイント部分で繋がっている、トレーラーと呼ばれる牽引船体の乗組員たちだ。
「ドクター・ハーローの頃とは違いますからね。この船なら問題なく通過します。」
「そのブログ読んだよ。なあみんな。昔は大変だったんだな」
「だけど、ケンなら、俺たちをアンドロメダまで連れてってくれるさ」
「そうだ」「そうだ」
左のモニタに映る男たちは、口ぐちに叫ぶ。10体のいかつい体躯は、制御装置の明滅する船室には似合わない。
トレーラーには、アンドロメダへ向かう航路に設置するビーコンが積んである。航路を整えて、安全な航行を確保する。そのための、道路工事のようなものをしに行くのだ。そんな仕事をするのは、いつの時代にも腕が太くて気のいい男たちだ。
「まかせたぜ。」
リーダーのジャックが言う。男たちのこぶしが上がる。
「まかせとけ」
俺はシートに座りなおす。最終チェックをシステムに指示する。回答はグリーン。進路は空いている。
「行くぜ」
その昔、スターゲートが見つかるまでは、宇宙航行は狭い範囲だった。ゲートを通れば超光速で様々なポイントへ行ける。ゲートは時間をさかのぼり、違う場所に宇宙船を吐き出してくれる。だが、制御を誤ると、想定外の時間と場所に送られてしまう。
特に、このタンホイザーゲートは重力傾斜が複雑でパラメータが決めにくいのと、入ってからの機体制御が難しいので有名だ。入ることさえできず、引き返した宇宙船も多い。俺の尊敬する冒険家、ドクター・ハーローも、このタンホイザーゲートに拒まれた一人だ。
ハーローはそのブログでこう言っていた。
「さまざまなパラメータを設定し、何度突入を図っても、弾き返された。10度目の挑戦で、機体の制御ができなくなった。漂流する機体の窓から、ゲートを振り返ると、魔女が笑っていた。そう、タンホイザーには魔女がいたのだ。」
今、ゲートに突入する。パラメータは最適値になっている。航路も安定している。最新のタグボートだ、問題はない。
俺はつぶやく。
「魔女はどこだ?」
何事もなく、ゲートをくぐった。俺は魔女に勝ったのだ。
振り向くと、遠くかすかにWの文字が浮かぶ。ここから見ると、カシオペア座の真ん中に地球があるはずだ。アンドロメダまでまだ遠いが、少しだけ大星雲が近づいているのがわかる。
「さあ、道路工事だ。」「おお」

ビーコンの設置は困難を極めた。重力嵐に遭い装備を失う者、隕石のかけらが当たり右足をもがれた者、強烈な紫外線で目を焼かれた者もいた。それでも、ビーコンを予定通りに設置し、最後のポイントに到着した。これを終えれば、再びタンホイザーゲートを通って帰るのだ。

「緊急警報緊急警報」
出発準備をしている最中に、操縦室に警告が響く。モニタに表示された船体図では、左舷のエンジンが赤く光っている。
「どうした」
船外活動をしているジャックから連絡が来る。
「左舷だ、エンジンからエネルギー漏れだ。近づくな」
俺は左エンジンのエネルギー供給を停止する。赤色警報は止まる。モニタのエンジンは、オレンジ色に変わった。
「作業中止だ。帰還しないと。」
「わかった」
俺の言葉に疑問を挟まないジャックは、宇宙歴が長い。生き残るためには、自分の考えを捨てることが必要だったのだろう。
それからすぐ、操縦室と後ろの貨物準備室の中に11人の男が収まった。
「いつでもいいぞ」
ジャックから声がかかる。
「エンジンからのエネルギー漏れが多くて、待っているとタンホイザーゲートを越えられない。これ以降の作業は次のチームに任せよう。我々は帰還する。」
「総員配置に付け」
男たちはそれぞれ、シートや臨時の固定具で体を固定する。
「トレーラーの装備は、全部廃棄する。ここで切り離す。君たちの財産なのはわかっているが、この質量を牽引するパワーがない。すまない」
ジャックは俺の肩を叩き、親指を上に向ける。
「だいじょうぶさ、それより、タンホイザーの魔女を蹴っ飛ばせ」

トレーラーを切り離し、身軽になったタグボートはゲートの入り口へ向かう。最終チェックの表示はイエロー、要注意だ。システムに聞く。
「なにか問題があるのか」
システムの声が響く
「質量オーバー、ゲート内の重力ひずみの通過が不可能。現在通常の2万倍のひずみが発生中。」
「ひずみが収まるまで待機」
システムが反論する。
「事態収拾予測時刻まで待機した場合、エネルギー漏洩のため航行不能となる確率、98%」
「オーバーしている質量は?」
「現在概算で2.1t」
ジャックが立ち上がる。
「おまえら、宇宙服を捨てろ。今はいらねぇだろ」
男たちは拘束を解き、後ろの貨物準備室へ向かった。様々な音が聞こえ、エアロックが開き、閉まった。
ジャックの声が聞こえてきた。
「結構捨てたぜ。行けるだろ」
システムの表示は黄緑。ギリギリセーフというところか。
「質量クリア。出発できます。」
「行ける。」
「やっつけろ」

ゲートに飛び込む。重力ひずみの影響で船体が振動する。モニタに黄色やオレンジや赤の警告が光り始める。あちこちのパラメータ変更を繰り返し、船体の傾きを修正する。操縦桿をこんなに早く動かすのは、初めてだ。
「重力ひずみ増大、質量オーバー」
システムの警告が響く。もう捨てる質量がない。食料庫も廃棄した。操縦で乗り切ってやる。
重力ひずみの横を通る前に加速すれば。
左舷のエネルギー漏洩も使って。
モニタは情報で埋まり、全部を見ることができない。
操縦桿のキックバックで、手がしびれてくる。
「くそっ、俺は魔女に勝つんだぁ」
潮汐力で体が千切れそうだ。モニタが警報で埋まり、真っ赤になった。操縦室が真っ赤になってかすんでいく。操縦桿を手放すな。モニタは、モニタは…


目の前には、星空が広がっている。あそこに見えるのは、大きなWの文字。カシオペア座だ。
「ゲートを抜けたぞ。抜けたんだ。魔女に勝った、勝ったんだ」
モニタの表示はあちこちにイエローがあるが、おおむねグリーン。正常空間に戻ってきたことがわかる。
「おい、ジャック!魔女に勝ったぞ。ジャック」
俺は振り向く。操縦室には誰もいない。
「そりゃそうだ、宇宙服捨てに行ったんだから」
準備室入り口から、ジャックに声をかける。
「通ったぜ、タンホ」
俺は、声が出なかった。


貨物準備室は、空だった。壁についていたベルトも、パイプを止めていたネジもなくなっている。エアロックの外側の扉も。





誰もいない





俺は、エアロックの扉に近づいて行った。内側の扉の窓から見ると、外側の扉のあったはずの場所には、大きな穴が開いている。そこから、鈍く光るタンホイザーゲートが見える。





そして、そこには、






魔女が、笑っていた。

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id:takejin

今回はパッチワークです。ま、反則いろいろしてるかもです。
でも、面白かった。絵コンテ的なものを置いて、それを写生する感じで「ノヴェライズ」ですね。
お褒めとうけとり、今後の精進の糧といたします。

2012/09/16 23:50:00
id:gm91

>パッチワーク
そいでよか

そういうのって引き出しが無いと書けないので。
今後も期待しとります

2012/09/16 23:52:40
id:a-kuma3 No.6

a-kuma3回答回数4559ベストアンサー獲得回数19032012/09/15 17:30:41

ポイント36pt

『 It's My Turn 』



 ぎしっ、と、錆がこすれるかすかな音をたて、むき出しのプラスチックの椅子が、私の体重を受け止める。ひんやりと伝わってくる無愛想な冷たさは、人間の体温の記憶をなくしてしまったかのようだ。
 ベルトを締めるように、係員のだみ声がマイクから流れ出る。
 こんなまばらに載ってて、釣合の計算とかしなくて良いんだろうか。かすかな悲鳴のような音をたてて鎖に力が加わると、私の両足は地面の摩擦力から解放される。


    ────────

「私のことが一番大事だ、って、言ってくれたじゃない。こうやって二人で会うのも、ひと月ぶりなのよ。なにが悲しくて、こんな寂れた遊園地で、しょぼい乗り物に乗らなくちゃいけないのよ」
「逆に、こういったところのアトラクションの方が、実は、スリル満点だったりするんだぜ」
「そういうことを聞いているんじゃないの。はっきりさせて、って言ってんの」

 また、やってしまった。
 多少なりとも周りの目を気遣ったのか、今回は平手打ちをもらわずに済んだ。その代わりに残された、みぞおちの鈍い痛みが消える前に、派手なバッグを抱えた勝気な背中が私の視界から消える。衛星都市のさえない遊園地に来たのだって、ずいぶんと気を使ってのことなのだ。
 今度は、私がはっきりさせなければいけない番だということは、言われなくても分かっているつもりだ。

「えへへ、お客さん、乗りますか?」
「いや、……」

 好奇心がむき出しの締まりのないひげ面が、私を見上げてくる。私は、いい歳をした男が一人で乗っている図を想像してしまい、憂鬱な気分に追い打ちをかけられる。……いや、いまさら会社に出るわけにもいかないし、ましてや家に帰るわけにもいかない。どうせ時間をつぶさなくちゃいけないんだ。

「ああ、乗らせてもらうよ」

    ────────


「それでは皆様、宇宙の旅をご堪能ください!」

 思いつきでやったかのような装飾を施された塔の上についている、塗装がはげかかった板切れは、どうやら星を表しているらしい。これは宇宙旅行を模しているんだという説明的なかけ声が、若干ではあるが憂鬱な気分を和らげる。

 乱暴な引き上げで、一瞬の無重力を体験した後、椅子はゆっくりと回り始める。

 回転数が上がるにつれ、ぎしぎし言っていた鎖は、きりきりと悲鳴のような音に変わってゆく。ベルトはしっかりと締めているが、汎用的な一種類の型で抜いた安っぽい椅子では、すっぽりと抜けてしまいそうなくらいの隙間がある。
 本来の重力加速度の方向と、自分の体が感じるそれとの角度が大きくなるにつれ、言い訳にもなってなかった先ほどのセリフを体感している自分に、つい、自虐的な笑みがこぼれているのが分かる。椅子に縛られたまま、星の周りをぐるぐる回ってるなんて、まるでカシオペヤ座の伝説のようじゃないか。


「今日は、大サービスで、いつもより多めに回しておりまぁす!

 回転機の騒音に負けまいとするかのような音量で、地方遊園地にありがちな、ベタなあおりが入る。
 一方的なサービスが提供する単調なスリルに飽き始めてきた、と思い込もうとしている私は、鎖を握りしめている手に、いつからか、じっとりと汗をかいていることは気が付いてないことにする。


「バチン」

 騒々しい中で、明らかに異質な音が耳に飛び込んでくる。
 遠心力の大半を受け止めている首は、日頃の不摂生について呪詛を吐きながら、音の原因を探れ、という脳からの指令を懸命にこなそうとする。頼りない首をフォローしようと、私の体は協調動作を始めだすが、ふんばるための支えが少ないので、無理に見ようとすると落ちてしまいそうだ。

「バチン」

 今度は、前の方からだ。
 懸命の作業を慌てて取り消し、前方に視線を向けた脳は、大きな違和感は検出したものの、何が起きているのかを処理できない。

「みなさぁん。宇宙旅行は楽しんでいただいているでしょうかぁ? まだまだ速度は上がりますぅ」

 アドレナリンが蛇口から流れ出ているような錯覚を覚えている緊張感の中で、場違いにも、科学者がテレビでやっているクイズが頭の中に浮かんでくる。番組であれば、考える時間もそこそこに、二回目の再生が始まってしまうところだ。

「バチン」

 また、前方から音がする。
 下向きのベクトルで送出される椅子と人の映像が、鎖が切れた音だということを理解させる。地面にたたきつけられる場面は、幸いにも背後で起きているが、あの速度では、無事では済まないだろう。
 係員は何をやっている。何かの問題が起きたにしても、状況をはっきりさせる責任があるんじゃないか。当てにならなそうな係員の顔を無駄にはっきりと思いだしながらつぶやきかけた、私の自分勝手な要求は、すぐに叶えられる。


「司令部が、……海賊の襲撃を受けておりますが、皆さんの安全は、あはは……我々が守りますので、どうぞぉ、ご安心を!」

 期待していたものとはずいぶん違ったが、状況がひっ迫したものであることは一瞬で呑み込めた。目の端を通り過ぎた入口のボックスには、人だかりがある。どうやら、立てこもっているらしい。とうに感覚を感じなくなっている指先に、鎖に力を与え分けるかのように更に力を込める。


「バチン」

 また誰か飛んだようだ。
 斜めになった世界の中で、あと何人残っているのかを、私は必死に思い出そうとしている。



 

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id:a-kuma3

「恐い」感じのを書きたかったんですが、尻つぼみになってしまいました ><。
遊具内の状況に限らず、もっと書き込んだ方が良いですよね。
というか、手を抜いたわけではなく、どう書いたら良いか、分からなかったんです。

もし、加筆するとしたら、「襲撃」のあたりは削ると思います。
狂った感じって、書くのが難しいです。

2012/09/16 23:37:19
id:gm91

襲撃のくだりはちょっと唐突な感じですよね。
何かえらいことになってるような気がするのですがよくわからずモヤっとしたまま終わるのでスッキリしないと言いますか・・・

作品でけたら教えてくださいね!
首長~~~~~~~~~~~~~~~~~~~くしてお待ちしてます。

2012/09/16 23:44:33
id:meefla No.7

meefla回答回数984ベストアンサー獲得回数4602012/09/15 22:58:13

ポイント38pt

夜を乗り越えて


 窓の外では風が激しく吹いていた。そして、彩芽の心も千々に乱れていた。
 彩芽は、つい昨日の夜、京介に打ったメールを読み返した。それはたったの4文字。
『さよなら』
 返信は来ていない。
 遠距離恋愛の難しさは承知しているつもりだった。しかし、単純に「会えない」という事がこれほどつらいとは思わなかった。
 京介と最後に会ったのは、3ヶ月前の羽田空港。札幌に戻る京介を見送った時だった。東京-札幌便の最終フライト。第1旅客ターミナル屋上の展望デッキで、京介は北の星空を見上げながら言った。
「研究がいよいよ大詰めなんだ。しばらく会えないかも」
 資源地質学の専門用語は理解できなかったし、研究の未来を語る京介の言葉はほとんど記憶に残っていないが、星にも負けずにきらめいている京介の瞳は忘れられない。

「もう、いくら忙しいからって、返事くらいよこしなさいよ」
 iPhone に向かって、彩芽は呟いた。
「今さらメールは取り消せないんだから」
 悩んだあげくのメールだったが、彩芽は後悔していた。京介の反応を見たいという気持ちもあって待っていたのに、無視されるとは予想外だった。
 彩芽は窓の外を見た。星空の彼方に札幌がある。はるかな距離だ。
「そっちがそうなら、こっちにも考えがあるわ」
 京介と彩芽を隔てる夜空に、彩芽は宣言した。
「負けるもんですか」

 次の日、彩芽は会社を早退した。JR のみどりの窓口を最初に当たったが、個室は予約で一杯だった。旅行代理店をいくつも回って、最後の代理店で土曜日の北斗星ソロ個室を確保できたのはラッキーだった。下段の個室で眺望は期待できないが、ここは2段式B寝台でも仕方のない所だ。
 土曜日。彩芽の乗った北斗星は、定刻の午後7時3分に上野駅を出発した。彩芽は京介にメールを打った。
『明日の11時15分に札幌駅で』
 寝台特急・北斗星は、幾多の駅を駆け抜け、まっしぐらに北を目指して進んだ。二人をさえぎる夜を乗り越えて。

 日曜日。札幌駅の改札口を出た彩芽は、京介の姿を探した。
 見つからない、と思ったその時、彩芽の背後から声がした。
「一体全体、どうしたんだ?」
 京介だった。彩芽は振り返ると、言った。
「会いに来たに決まってるでしょ」
 彩芽は京介の胸に飛び込んだ。
「驚いたよ。よりによって北斗星とはね。飛行機の方が早いだろ?」
「私は……飛行機には乗れないの」

 12年前のジェット旅客機墜落事故。乗客と乗員のほとんどが死亡した中で、奇跡的に生存した乗客の一人が、小学生の彩芽だった。彩芽はこの事故で両親を失った。
「飛行機なんていう鉄のかたまりが、空を飛べる筈がないわ」
 彩芽は笑って言った。
「私を東京に帰すのは大変よ。北斗星はもう乗っちゃったから、今度はカシオペアね。一人だと二人分の料金がかかるんだから。二人じゃないと損だわ」
 京介は苦笑しつつ、彩芽を抱きしめた。


(了)

id:meefla

BGM:星空のディスタンス
東京から札幌までは、おおむね500マイルだそうです。

彩芽さんの iPhone は、もちろん au という設定で。

え? 講評? いや、読んでもらっただけで充分ですよ。とりあえず書きたいことは書きましたし。

2012/09/15 22:59:33
id:gm91

文章は隙が無く明瞭で読みやすい。流石です。
ストーリーは小奇麗にまとまっているけど・・・ちょっと普通すぎたかも。
演出かストーリーかでもうひと捻り欲しかったです。

>BGM
わたしはサクライパート専門です。

2012/09/16 22:53:53
id:sokyo No.8

sokyo回答回数1371ベストアンサー獲得回数942012/09/15 22:59:24ここでベストアンサー

ポイント70pt

『sokyoさんになりたい』

私は、sokyoさんになりたい。
いろんな引き出しと、いろんな手練手管を駆使して。たくさんの作品を書いて、たくさんのかきつばた賞を受賞して。たくさんの人から褒めそやされ、時に厳しく言われ、それでも愛されて。
私は、そんなsokyoさんみたいになりたい。
けれど…。

  *  *  

「やっぱだめだぁー!!」
1時間ほど前のことだ。私はパソコンを閉じた。書けなかった。今回のテーマ「カシオペア」は、簡単そうに見えてとても難しかった。

私が取り組んでいたのは「かきつばた杯」。人力検索はてなでやってる小説のコンテストだ。今回のテーマは「カシオペア」。私はかきつばた杯によく参加しているsokyoさんという人みたいになりたくて、それでがんばっていた。

カシオペア座なら、北の空に浮かぶ有名な星座だ。そこから北極星の位置を見つけられること。よく見えるのは冬だってこと。でも秋でも夜更かしすれば冬と同じ星座を見られるってこと。小さいころ、私は地元の児童館の天体観望会によく通った。そこでアオさんというお兄さんに教わったこと、いまでもちゃんと覚えている。

大人になった私はもっとマスターになりたくて、今週からとりあえず星のマークのコンビニを常用するようにした。そこで買った10パック入りの卵はカシオペア座の並びになるように使ったし、その卵を使ったオムライスの上にはケチャップで星を描いて食べた。そんな努力も実り、この1週間で私はすっかり星見がちな女子に生まれ変わった。今やフライパンに残ったごはんつぶさえ星座に見える。だからグリスタください。

ところがそれからどれだけ星が巡っても、ぜんぜん執筆は進まなかった。北極星をテーマに書いては挫折し、オムライスをテーマに書いては挫折した。sokyoさんならそんなことはないだろうにと思った。でも、どうしようもない。

煮詰まって、いらいらして、パソコンを閉じた金曜の夜、私は部屋を飛び出した。裏山を抜けて、その頂上の広場に、いま私はいる。懐かしい児童館の前庭だ。

芝生に寝転がって、北の空を見ている。

カシオペアはかつて私が見上げたのと同じ角度で、ちゃんと光っていた。

あれはいつぞやの2学期の終わりのことだった。白くて長すぎるマフラーと、買ったばかりの耳当てをした幼い私は、アオさんが回してごらんと言う星座早見を回し、のぞいてごらんと言う望遠鏡をのぞいたものだ。

あれから長い年月を経て、私は「児童」じゃなくなり、児童館にも行かなくなり、夜更かしだってするようになった。だからアオさんと見たカシオペアは、いまも天頂の付近にあった。「秋でも夜更かしすれば冬と同じ星座を見られる」のだ。

「いま見える星は、何十年も何百年も昔の輝きが、長い時間をかけてやっとここに届いているから、光って見えるんだ。ということは、あの星が“いま”放った星は、みんなが大人になるころに、やっと地球に届くのかもしれないね」
アオさんの言葉を、私は急に思い出した。あのころのアオさんは、もしかしたら私と同じぐらいの年だったんじゃないだろうか。私がアオさんの声を聞いていたころの、あるいはもっとずっと古い光が、いまやっと私の瞳に届いている。それはすごいことだった。長い年月を越えて、あの星の光がやっと届くように。長い年月を越えて、アオさんの言葉がいまやっと私の胸で光ったのだ。

今回のかきつばた杯、やっとなにか書けそうな気がした。これでなんとか、また一歩sokyoさんに近づけそうだ。

私はカシオペアを探した。天頂を少し越えたところで、変わらず光っている。

そのとき、ふいにバイブ音が鳴動した。携帯が、sokyoさんが新作を投稿したと告げていた。すぐにリンクを飛んでその新作を見た。液晶画面が、とても眩しい。

けれど読み終えて、私はしばらく惚けて、携帯を放った。携帯は少し転がって、10秒間光ってから、闇に消えた。

なんだろう。sokyoさんの新作は、私が思っていたのと違った。私が書きたいのは、こんなsokyoさんみたいな、かきつばた杯そのものをメタ的に愚弄するような文章ではない。あの液晶みたいにぎらぎら眩しいだけの文章は、なにか違う。カシオペアは、いつしか大きく傾いていた。

sokyoさんは、実はかきつばた杯のために、無理をして書いているのではないかな、と私は思った。自分で作ったキャラクタのお面をかぶって、それを演じるのに精一杯なのではないかな、と。
YB
いつの間にか、あんなに真っ黒だった空に、少しずつ色がつき始めていた。同時に、見上げるほど高い場所にあったカシオペアが、ぐっと低い西の空に降りてきていた。

朝が来るんだ。

私は決めた。やっぱり、やめよう。
今回だけはかきつばた杯に書くのはやめよう。代わりにアオさんに手紙を書こう。今まで私は、少しこだわりすぎていたんだ。

私、ずっとsokyoさんみたいになりたかったよ。
でも、やっぱりもういいや。

私、sokyoさんになりたいなんて思うのは、もうやめにする。

カシオペアは西の空に消えた。色あせた憧憬とともに。朝の光を浴びて。

id:gm91

まず心を掴まれたのは主人公の心情描写。
と、そこに上手く連動した情景描写に感服。
短いストーリーの中で主人公の成長を上手く描いた点が高評価です。
お題もストーリーとよく絡んでいて美味しくいただけました。
ごちそうさまでした。 

2012/09/16 22:54:40
  • id:gm91
    id:grankoyama氏より懸賞金100p、いただきましたっ!
    感謝。
  • id:misato385
    リクエスト頂きまして。
    やっぱりかきつばた楽しいです^^
  • id:gm91
    中間発表はこの欄でまとめてやりま・・・と思ったら先越されたoTL

    ひととおり拝見しておりますが、講評は締め切り後にします。
    事前に欲しい方もしいらっしゃれば善処します。
  • id:gm91
    評価は締め切り後にしますので。
  • id:sokyo
    やっぱだめだぁー!!
  • id:a-kuma3
    楓から
    栞にどうぞと
    贈りもの
    ぺいじに残る
    秋の思い出


    # 真剣に、これで回答しようか、と思ってました
  • id:grankoyama
    グラ娘。 2012/09/15 23:12:41
    No8まで読みました。なんか忘れている気がするけど、まあ大勢に影響ないでしょう。
    でもって、懸賞金は、No2の『伊吹。』さんへお願いします。

    理由は私と同じくニックネームの最後に『。』が付いてるから、以外にもちゃんとあります。
    理由の説明欲しい? だが、断る。
  • id:gm91
    陛下BAおめでとうございます。
    各位とも力作ありがとうございました。
    講評は落ち着いてから書きますので、しばらくご猶予ください。
  • id:gm91
    >楓から

    今回は、これでもOKでしたよ。
    秀作だと思います。
  • id:ibuki81
    >>なんだかよくわかりませんが懸賞金ありがとうございます!!
    ニックネームに『。』付けててよかったですwww

    >>講評は辛口には少し折れそうなのでお手柔らかにお願いします(-_-;)((え
  • id:sokyo
    いえーい☆ sokyoです!
    このたびはかきつばた賞ありがとうございましたっ(≧▽≦)/
    うひょぉー無謀な一夜を過ごした甲斐がありましたっっ☆

    びっくり。今回が私かきつばた杯参加20回記念です!
    これからもよろしくおねがいしますっ♪
  • id:gm91
    お待たせしました!
    僭越ですが講評を追記致しました。
    全体通しての感想としましては、皆さん意外と王道パターンで来たのが意外でした。
    今後ともよろしくお願い致します。


  • id:misato385
    王道って難しいですね。
    邪道も難しいですけどね。
    暗くて意味分からない京ワールドの住人には経験値が足りないようだ!
    そうだ、カナダ行k(殴
  • id:gm91
    着いた?
  • id:sokyo
    ついた?
  • id:misato385
    有難う御座います!
    無事到着致しました。
    明日は買い物をしながら英語の勉強です;

この質問への反応(ブックマークコメント)

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  • 途中経過発表という名の講評 いらない? あいまいもこ 2012-09-12 09:47:18
    No1 garyoさんの作品どこが、カシオペアなの? と読み解くと明らかになる。ですが、ちょっとわかりにくいのが残念ですかね。総合力ではいつもながら上位に君臨しそうですが、今回 ...
  • テーマタイトル  星に願いを色のない星/名のない星はてなスター郵便局と黒いスターの話 3山手線占い読心術と過去視と3にまつわるナゾ解きの話 アイドル りょうりきみはアイドル二
  • かきつばた杯 |*テーマ|*タイトル|* | 星に願いを色のない星/名のない星はてなスター郵便局と黒いスターの話 3山手線占い読心術と過去視と3にまつわるナゾ解きの話 アイドル りょう
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