「コンビニ弁当とかを電子レンジで温める」というのは、ごく普通のことだと思いますが、
妻は「コンビニのプラスチックが電子レンジの加熱で溶け出し、人体に有害」と言って、
必ず陶器の食器などに移して温めています。
そこまで神経質になる必要がありますか?
自分は環境ホルモンの溶出はごく微量で無視しうるレベルと解釈していますが、そうではない?
日本プラスチック工業連盟は次のように説明しています。
電子レンジで食品をあたためるときは電子レンジ用容器を使用して下さい。電子レンジは高周波誘電加熱で食品の水分を加熱するもので、プラスチック容器は高周波で加熱しても、食品の沸点以上には温度は上がりません。従って、高周波に影響される特別な溶出はありません。旧JISでは電子レンジ用プラスチック容器耐熱温度は140℃以上と定められていました。
http://www.jpif.gr.jp/2hello/conts/qa1_c.htm
電子レンジ用容器かどうかを見極める方法は次のサイトにあります。
http://www.e-expo.net/contents/package/jouhou/material/material7.html#top
特に注意書きが無いのであればそこまで気にする必要はないのではないでしょうか?
とても危険なものであればどこかに注意書きがあるはずです。
たとえ溶け出すとしても電子レンジ程度ではそれほど危険ではないと思います。
日本プラスチック工業連盟のサイトから二つほど。
http://www.jpif.gr.jp/2hello/conts/qa1_c.htm
Q3 電子レンジでプラスチックから何か溶け出すような気がしますが大丈夫でしょうか?
電子レンジで食品をあたためるときは電子レンジ用容器を使用して下さい。電子レンジは高周波誘電加熱で食品の水分を加熱するもので、プラスチック容器は高周波で加熱しても、食品の沸点以上には温度は上がりません。従って、高周波に影響される特別な溶出はありません。旧JISでは電子レンジ用プラスチック容器耐熱温度は140℃以上と定められていました。
注意すべきは空炊きしないことです。電子レンジ自身が損傷することがあるからです。
また、食品から水分がなくなると食品温度が上昇し、焦げが生じます。加熱時間に注意しましょう。電子レンジ使用にあたっては取扱い説明書をよく読んで下さい。
http://www.jpif.gr.jp/2hello/conts/anzen_c.htm
この法律に基づいて、プラスチック製品の安全性を確保するための具体的な規格が「食品、添加物等の規格基準」として昭和34年に( 厚生省告示第370号として)定められました。
この規格基準はその後逐次改正され、「合成樹脂製器具又は容器包装の規格基準」(最終改正 平成18年3月31日厚生労働省告示第201号)として個別規格が定められています。
...
業界では、食品に使われるプラスチック製品の安全性を高めるために各衛生協議会が、プラスチックの種類別に自主基準を定めています。
「各衛生協議会」というのは、例えば、こんなところ。
http://www.jhospa.gr.jp/web/qa/qa.html#010
検索サイトを使うと、環境ホルモンの溶出に書かれているページは、山のように引っかかります。
でも、ページの更新日時を見てください。
規格なども、随時更新されています。
2000年代前半の調査結果については、スルーしても良いと思います。
それに、メーカー側にとっては、いざ問題がはっきりすると致命傷ですから、それほどいいかげんな対応をしていない(というか、神経質になってるくらい)と思います。
じゃあ、手放しで安心て良いのか、というと、二つほど気になることがあります。
まず、質問文で書かれた、この表現。
自分は環境ホルモンの溶出はごく微量で無視しうるレベルと解釈していますが、そうではない?
いわゆる有害物質の中で、「環境ホルモン」という言い方をされるのは、ごく微量でも、問題があるから、「ホルモン」という表現をされているわけです。
もうひとつは、コンビニ弁当だけを気にするの、ってことです。
電子レンジで温めるときに、容器を移しても、ラップしたり、プラスチック製のふたを被せてないでしょうか?
これだって、プラスチックです。
なんて、あおりっぽい書き方をしたのは、気にしだすと、キリがないですよ、という意味です。
ただ、食品って、直接口に入れるものなので、「安心」も味の一部だったりするので、奥さんの気持ちも分からなくはないです。
余談ですが、うちは中国産が、ほぼ禁止。
全く買わないわけではないですが、国産と並んでいれば、2,3倍くらいの値段がしても国産を買います。
妻の母の代から、筋金入りの危険視(何をやってるか、分からん、と)なので、どうにもならんです (^^;
直接の回答じゃないんですが……。
「環境ホルモン」という言葉が流行った当時によく採り上げられた物質については、明確な内分泌攪乱作用が確認できていません(それらは"危ないと確認された物質"じゃなくて、"これから重点的に調べるとされた物質"であったことに注意してください)。
また、知られているよりごく少量でも毒性作用を示すのではないか、とされていた当時の懸念についても(逆U字効果と呼ばれたらしいですね)、同様に確認できていません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%88%86%E6%B3%8C%E6%94%AA%E4%B9%B1%E7%89%A9%E8%B3%AA#.E7.A0.94.E7.A9.B6.E3.81.AE.E7.8F.BE.E7.8A.B6
http://www.env.go.jp/chemi/end/index.html
平成22年7月の環境省によるとりまとめ「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応― EXTEND2010 ―」でも、
http://endocrine.jp/2act/files/extend2010_01.pdf
ラットを用いた改良1世代試験を開発し、上記の 36 物質について試験を実施した結果、いずれの物質もヒト推定ばく露量を考慮した用量では明らかな内分泌かく乱作用は認められないと判断された。
http://endocrine.jp/2act/files/extend2010_02.pdf
欧州の項
また、2007 年(平成 19 年)6 月 1 日に発効した REACH 規則(欧州連合における化学物質の登録・評価・認可及び制限に関する規則)において、高懸念物質(Substance of Very High Concern: SVHC)である認可(authorization)対象物質となりうる要件のひとつとして、「内分泌かく乱作用を有する」物質であって、人や環境に対する深刻な影響をもたらすおそれがあるとの科学的根拠がある場合が挙げられているが、その詳細は明らかにされていない。
などとされています。
騒がれた「環境ホルモンなるもの」については、その当時心配されたような毒性は判明していない、というのが十数年経った現在の評価かと思います。
3.の回答者さんの書かれているとおり、危険性について喧伝しているページはゼロ年代前半の知見で留まっていると思います。
もちろんそれが意味するところは「全部間違いで結局は安全でした」ということではないでしょう。
調査対象の物質をさらに広げる、とか有害性やばく露の評価法/試験法についての精緻化を進める、とかいった方向に進んでいます。
プラスチック云々についてではありませんが、「環境ホルモンなるもの」について当時流通した情報のままではリスクの評価なども誤るだろうと思い、回答させてもらいました。
私もプラ容器に「レンジOK」と明示されてなければ極力陶器に移す派です。
技術的には#1や#3の通りだと思うので、そんな気にしなくても・・・とは思いますが。
ちなみにラップとかも油物を包んだときは、直接食品にあたらないようにしてからレンジに入れます。まあほとんど気分的な問題ですけどね。
>食品の沸点以上には温度は上がりません・・耐熱温度は140℃以上
食品ってさぁ、油とかも使ってんのよね。油の沸点って何度だよって聞きたい
実際、ちょっと加熱しすぎると容器がぐにゃぐにゃ縮れてたりするもんね。
>内分泌かく乱作用は認められないと判断された。
これも危険な思考方法で、毒性が認められないから安全と言い切れるかというとかなり疑問。
石油製品なんてここ数十年の間にできたもので、過去には食物繊維が無駄だと言われていたように、短期間でその毒性や効用が必ず判明するとは限らないんですよね。
安全が立証される事と、現段階では、、毒は見付かってませんよ、というのでは水準がまるで違う。
例えば、火で加熱すると言う事は有史以前数千年やってる訳です。でも今のところ人類は滅亡も減少もしていないから有害ではないと断定できます。陶器やガラスなどもそれに近い実績を持ってます。
ところが石油製品は?
福島も同じですよね。想定外だからって、、、そういうのも想定すべきだろ?
そういや昔、親父が山からきのこを大量に採ってきた。
で、家で毒きのこをはじこうと新聞紙に広げて
これは毒だから捨て。
こりゃ、いいや、
これは毒だから・・
あれ?毒きのこだけ捨ててんの?
夜、なべにして食いましたね。うまかった。
でも、ちょっとしたら全員吐き出した。母は救急車ですね。
毒だと知っているのだけ捨てて、あとは全部食べたから。
今じゃ笑い話ですけど。
水道管もあれだと思うけど、温度が低いからまだマシ。
レンジだと、たぶん一部分は200~300度ぐらいには平気でなってると思いますよ。
ラップなんかしないよ。鍋ぶたを使う。タダじゃんww
コンビニ弁当はそのままレンジだけどね。面倒じゃん(オイオイ)
>コンビニ弁当、チン!
政府・企業・メディアは、自分たちに都合のよいデータを公表するので、信用できない。自己防衛しないとね。といつも思っています。
(1)容器チン!有害?
有害だと思います。高温、時間的に温めすぎは、変なにおいがしますよね。
(2)神経質?
すべての容器が安全基準を守っているとは限りません。神経質になったほうがいいと思います。陶器の食器などに移して温める。妻が正解じゃないでしょうか。
(3)環境ホルモンの溶出。無視OK?
小さい頃から摂取、蓄積されたらどうなるか。非常に心配なところです。
小さな手間、小さな気遣い。大切だと思います。
油を多く含む食品 などを 暖めすぎると 容器の耐熱温度を超えて加熱しすぎてしまい
溶け出すことはあります。
何度かやりました。 ものすごい悪臭がします。
なので、暖め過ぎ防止で やっておくことに意味はあると思います。
次に、考慮するほどの溶融があるか?といういみでは 適切に処理されていれば無いと思います。
しかし、ここで考えるべきは、別に 移し替えてもいいんじゃ無い?という事です。
移し替えることによる、暖めすぎの溶融防止などメリットはありますが、デメリットはないと思います。
なにせ奥様はやりたくてやっているわけですから。
厨房のことは奥様にお任せするのが夫婦円満のコツかと思います。
ちなみに、最近は 紙による容器も多く見かけますがこちらであれば特に問題はないかと思います。
結論から先にいうとべつに好きでやってるならいいんじゃないの、です。
(あなたが奥さんがみてないときに移し替えないでチンしたってそのほうが好きならそれでいいと思いますよ)
=====
もうすこし詳しくいうと:コンビニは大手だしチンする前提でつくってる商品ならその容器も、あたたまりぐあいとかホルモンとか気を遣ってるとおもいますよ。
====
もっと余談ぽい話:
脂気の多い食べ物(カレー・焼き肉の脂身など)や、アーク電流(ビリビリっ!)が発生しやすいコーンをチンするとき、高熱になるのでプラスチックフィルムが溶けることはあります(うちでもよくあります)。もちろんアルミや金属のものを一緒にチンしてはいけません(電子レンジが壊れる。そんなことしないよ、と思うでしょう? でも、実は、業務用冷凍食品のラベルには、紙の上に金属成分を塗布して感熱ラベルにしてあるものがあります)。
ラップフィルムの使用説明書をよくみると、「火のそばにおかない・油の多いものに触れたままチンしない」とあります。唐揚げをチンすると溶けて半分くらい無くなります。 皿にぴったりするラップは塩素系プラなので油にとけてるとおもうときもちのよいものではありません。くっつかないラップはエチレン系で無害ですが、逆にもっと溶けやすいです。とにかく「油もののチンはするな」との使用説明(=免責)にしたがうべきです。コンビニ包装でもたいていのものはラップを直接触れないようにはしているとおもいますが、スーパーだと包装まで気を遣わないので直にラップまいたからあげおにぎりとか売ってます。チンすると唐揚げ部分にアナがあきます。
一方、100円ショップで売っている、チン専用のフタは、ポリプロピレンかシリコンなので、油にあっても溶け出さないし、溶け出したとしても無害です。(私はご飯一膳にラップかけてチンするのがもったいないのでよくこちらを使います。再利用できるフタなのです)
おくさんがチンしていい包装としてはいけない包装の種類わけまで詳しく知ってて区別してるわけではない、全部「環境ホルモンぽくて気味悪い」ってアウトなのでしょう。それで、いちいち大変だろうに、と思うんでしょうけれど、君子危うきにちかよらずともいいます。
どうせ少々プラスチックが溶けた油を食べたって味も健康も(あなたの自覚としては)かわらないのに、陶器のほうが見た目がいいし、洗う手間は奥さんが洗うのでかわらないとしたら、やってくれてありがたいと思うべきでは。
明らかに溶けてたり異臭がしなければ大丈夫だと思っていつもそのままチンしてます(笑)
コンビニでも温めてくれるから、あの程度ならいけるかなと思ってました。
でもうっかり温めすぎて溶けてた…ってこともあるから、奥さんがそうしたいならそのままで良いのではないですか?
僕もそんなに神経質になる必要なないと思いますよ。
温かいお弁当が食べれる程度の加熱であれば有害物質が溶け出すなどのことはないと思います。
もし微量の有害物質が出てたとしてもそれを食べ続けるのよりも毎回そんなことばかり心配していてストレスがたまる方がよほど身体に悪そうな気がしますけどね。
科学的なことはほかの回答者がしているので割愛して、結論から言うと気にしなくてもいいということです。
外で食べるなら、プラスチックのままでもいいと思います。容器がそれしかないわけですし。
家で食べるならやはり味気ないプラスチックより食器に移した方がなんか彩りがあると思いませんか?華やかというか、極端に言うと食事はみて楽しむものだと思います。
>「コンビニのプラスチックが電子レンジの加熱で溶け出し、人体に有害」
たぶん、油とかが付着した状態で加熱すると、ダメだと思いますよ。
成分的に、水よりも油脂分に溶けやすい成分が混ざるのと
油脂分に混ざったものは、体内に取り込んだ時に排出されにくいという点で
どうかな?と思いますよ。
環境ホルモンとして作用するかどうかは不明ですが
本来は摂取しないような、工業的な?化学成分を取り込むことは間違いがありません。
テスト?検査も
加熱も変形しない程度とか
ある前提条件によって行われてるはずなので、
その前提条件が少し違えば、有害度はかわります。
------------
有害っていってもどの程度?という話がありますが、
コンビニのプラッチック容器を
1㎝四方程度の大きさのものを、粉上になるようにして
それをなめても死なないけど
そんなの進んでしないと思うのなら、有害でしょうね。
プラッチックを間違て食べても問題ないですけど。
大丈夫って
この程度の大丈夫ですよ?
アルミ鍋が安全だと考えてる人なら
まあ、この程度は十分安全だと思いますよ。
元が同じ製品ならば、どこで(コンビニ、家庭)で温めても同じじゃないですか?、違いは、手間と食べるまでの冷え具合くらいかな。
2012/09/13 09:19:07