とある会員制サイトで複数のアカウントを持っている男性ユーザーがいるとして、あるアカウントでは善良な中年男性を演じ、別のアカウントでは口うるさい中年女性を演じているとします。なぜネカマを演じなければならないのか、この人の心理状態を推測してください。
はじめまして。E.A.Poeと申します。
--
主題1:なんとなくキャラを作ったらウケが良くて引っ込みがつかなくなった可能性
小生の「小生キャラ」も、始めたらなぜかウケが良くて引っ込みがつかなくなった面があります(笑)。ウケがよいとやっぱりうれしいもので、今では「小生キャラ」を大事にして、他の場面では使わない「はてな専用キャラ」にしています。
--
主題2:「暇で自分の会話力を誇示したいだけです」に一票
小生もかつてチャットで幾人かのキャラ(全員男性)を使い分けたりしましたが、仲のいいチャット友達からは「もろばれ」「隠す気があると思ってなかった」だそうです(笑)。
もし女性キャラでばれないぐらいだとすると、相当の会話力が必要だと思いますので、「俺の手にかかればこれぐらいお茶の子さいさい」と密かにほくそ笑んでいるのかもしれません。
--
主題3:「このキャラならどう反応するだろう」という、作家気分を味わっている可能性
作家の新井素子さんは、子供の頃から「頭の中に数人の人がいて、それぞれ動かして楽しんでいた」そうです。作家にはぴったりですね。
ネカマをやる方も、頭の中にキャラがいるorがんばってキャラを作る 等をして、キャラを動かして楽しむようにチャットを楽しんでいる可能性もあります。そうだとすると「自分の意見をキャラを通して言う」ではなくて「このキャラならどう反応するか」と考えてチャットをしているのかも知れません。
「小生キャラ」にもそういう面はあります。「Poeさんならこれはスルーだろう」とか「いや、逆にPoeさんならあえて正論を言うだろうな」とか思うわけです。それが女性キャラだったらネカマになるかも知れませんね。
「女性だったらこう反応するだろう」と考えてチャットをし、それが通じることに喜びを見いだすわけです。
--
今のところ、この3つですね。3つとも(少しずつですが)小生自身に当てはまります。
小生がおばさんキャラを使ったことがあればもうちょっと面白い回答になったかも知れませんが、Poeさんという「中高年でていねいだが実は自信家」「親切で基本的に頭がいい」という、アイザック・アシモフみたいなキャラを扱った経験からは(笑)、こんな感じです。
お役に立ちますかどうか。
その男性は、ストレスなどをネットで発散させていたのでは、
思います。ネカマになったわけは、もともと女性になりたいと思っていたから
では、ないですか?
もう1つのアカウントでふつうに男性だったわけは、なにかあったとき
のための逃げ道を作っておけばサイトでふつうの男性として
チャットなどで会話ができるからだと思います。
ストレス発散ですか、なるほど。
でも、複数アカウントを使い分けて書くなど余計に時間がかかるわけで、かえってストレスが溜まるのではないでしょうか。
男女関係でいろいろとあるのだと思います、まぁ結局は上の人と同じくストレス発散ですね。
口うるさい中年女性を演じていろんなひとに構ってもらいたいんだと思います。
構ってもらいたいんですか、なるほど。
寂しい人なのかもしれませんね。
こころの底は女なんだってよ。
実際中年は男も女もないという部分が大きいのではないか?
男として体裁の良い部分をやり、女を語っていうにいえない部分をぶちまけているのです。
要に中年であれ、青年であれ、中性っぽい人間は多いと思うが・・・
女性を騙っているのは、やはりストレス発散なのでしょうか?
複数のIDを使いなりすましを頻繁にする人や「ねかま」をやっている人の特徴は
1.暇な人、自由な時間を持っている人
2.寂しい人、注目を浴びたい人
などでしょう。
自分の場合でも10年超して昔はフリープログラマーをやっていたので
時間もありましたし、一人で家に居続けてました。
たくさん書き込みをしていましたよ。
でも、会社員になるとそんな時間はとれないですよね。
ネットで、発言したくても複数のIDを作る必要はないじゃないですか。
必要のないことをするということは
発言したい以外の目的があるはずです。
それは社会から切り離されていて、人間関係をNETに求めるとか。
実社会で無視されているから、NET世界で尊敬してほしくて
知ったかぶりをしたり、「ねかま」になって注目を浴びたい
とかになるでしょう。
たしかに「知ったかぶり」をしていますね。
ネカマ進化論 ~ 匿名・覆面・仮装・擬態 ~
【起】 なりすまし ~ 二重人格と変身願望 ~
── ゲーテ《ファウスト 1808-1833‥‥ Germany》
── スティーヴンソン《ジキルとハイド 188601‥ England》
── トーマス・マン《ファウスト博士 1947‥‥ Germany》
【承】 性転換 ~ 男と女の交叉点 ~
── シェイクスピア《ヴェニスの商人 The Merchant of Venice 1504-1597‥‥ England》
── 三上 於菟吉《雪之丞変化 1934-1935‥‥ 朝日新聞 19350627 松竹》林 長二郎・主演
── 三島 由紀夫・翻案《黒蜥蜴 19611201 婦人画報》1993‥‥ 美輪 明弘・再演
【転】 美しい野獣 ~ ドロン・ブランド ~
── 《太陽がいっぱい Plein soleil 19600310 France 19600611 Japan》
── 《仁義 Le Cercle Rouge 19701212 France》
── 《レッド・サン Red Sun 19710915 France 19711126 Japan 19720609 America》
【結】 用心棒の三人 ~ 悪玉から善玉へ ~
三船 敏郎《酔いどれ天使 19480427》《七人の侍 19540426》《赤ひげ 19650403》
仲代 達也《炎上 19580819》《人間の条件 19590115-19610128》《天国と地獄 19630301》
東野 英治郎《雁 19530915》《キューポラのある街 19620408》《水戸黄門 19690804-19830411 TBS》
── 黒澤 明・監督《用心棒 19610425 東宝》
う~ん、難しいです。
おもしろ半分、構って欲しいというのもあると思いますが、例えば人力検索はてなで言えば自分の必要以上の個人情報を知られたくないということもあるのではないでしょうか?
自分のだいたいの年齢、どこら辺の地方に住んでいるとか、何が趣味とかその人の発言で本人は知って欲しくないことでも、周りにバレてしまうことがあるからです。
また、そういうことを細かく探ってくる暇人もいるわけです。そういう意味で同じ性別だと書き方でバレることがあるので、性別を変えるということをしているのではないでしょうか?
なるほど。はてなにはそういう暇人がいるのですか。怖いですね。
ネカマを演じているというよりは、「口うるさい中年女性」というキャラクターにその必要があったように思います。男性ユーザーは、あるアカウントでは「善良な中年男性」ということですから、それが彼の主要な個性なのでしょう。しかし、彼はまた「口うるさい」一面も持っており、それが「善良な中年男性」というキャラクターのもとに立ち現われることを潔しとしなかったのでしょう。そこで、「口うるさい中年女性」というキャラクターを別のアカウントにおいて実現し、その仮面を被ることによって、自身の「口うるさい」特性を発揮することができたわけです。すなわち、彼が中年女性を装った狙いは社会的なものであり、もとより女性になりたかったという私的な問題ではないと私は考えます。
口うるさいというキャラクターを目立たせたいのですか、なるほど。
ぼく自身は男性で、
学生時代は男友達と少年漫画の話をしていて、
女の先生と少女漫画の話をしていました。
卒業してからは、
男友達と少年漫画の話をしていましたけど、
少女漫画の話をする相手がいませんでした。
ネットを始めてからは、
主にネットで少女漫画の話をしています。
男らしくない趣味の話をするためというのも
あると思います。
ぼくは男性ですので、
男が少女漫画の話をしてたら
からかわれるからです。
昔は、少女漫画を読む男性は、
珍しかったと思います。
ありがとうございます。
私自身複数のキャラを掲示板やチャットでは使い分けていますが
別に異性のキャラを使うときにそういう性転換願望があるわけではありません
暇で自分の会話力を誇示したいだけです
会話力を誇示するために異性を演じるというのは想像がつきませんでした。
はじめまして。E.A.Poeと申します。
--
主題1:なんとなくキャラを作ったらウケが良くて引っ込みがつかなくなった可能性
小生の「小生キャラ」も、始めたらなぜかウケが良くて引っ込みがつかなくなった面があります(笑)。ウケがよいとやっぱりうれしいもので、今では「小生キャラ」を大事にして、他の場面では使わない「はてな専用キャラ」にしています。
--
主題2:「暇で自分の会話力を誇示したいだけです」に一票
小生もかつてチャットで幾人かのキャラ(全員男性)を使い分けたりしましたが、仲のいいチャット友達からは「もろばれ」「隠す気があると思ってなかった」だそうです(笑)。
もし女性キャラでばれないぐらいだとすると、相当の会話力が必要だと思いますので、「俺の手にかかればこれぐらいお茶の子さいさい」と密かにほくそ笑んでいるのかもしれません。
--
主題3:「このキャラならどう反応するだろう」という、作家気分を味わっている可能性
作家の新井素子さんは、子供の頃から「頭の中に数人の人がいて、それぞれ動かして楽しんでいた」そうです。作家にはぴったりですね。
ネカマをやる方も、頭の中にキャラがいるorがんばってキャラを作る 等をして、キャラを動かして楽しむようにチャットを楽しんでいる可能性もあります。そうだとすると「自分の意見をキャラを通して言う」ではなくて「このキャラならどう反応するか」と考えてチャットをしているのかも知れません。
「小生キャラ」にもそういう面はあります。「Poeさんならこれはスルーだろう」とか「いや、逆にPoeさんならあえて正論を言うだろうな」とか思うわけです。それが女性キャラだったらネカマになるかも知れませんね。
「女性だったらこう反応するだろう」と考えてチャットをし、それが通じることに喜びを見いだすわけです。
--
今のところ、この3つですね。3つとも(少しずつですが)小生自身に当てはまります。
小生がおばさんキャラを使ったことがあればもうちょっと面白い回答になったかも知れませんが、Poeさんという「中高年でていねいだが実は自信家」「親切で基本的に頭がいい」という、アイザック・アシモフみたいなキャラを扱った経験からは(笑)、こんな感じです。
お役に立ちますかどうか。
「親切で基本的に頭がいい」というご意見に説得力を感じました。
「親切で基本的に頭がいい」というご意見に説得力を感じました。
2012/11/19 16:02:27