『オープンソースの原型となった概念として、フリーソフトウェア(自由なソフトウェア)がある。 フリーソフトウェアにはソースコードをオープンにしていないものもあり,ソースコードをオープンにするオープンソースとは共通部分はあるが,異なる集合定義である。』
とありますが、この「ソースコードをオープンにしていないフリーソフトウェア」というのは、どのようなものでしょうか?
一昔前だと、Windows 系のフリーソフトだと、ソースを公開してないのが当たり前でしたが、最近はソースを公開して当たり前ですもんね。
今、よく使ってるツールでもソースが公開されているのがほとんどです(まあ、ひとによるでしょうが)。
んで、使ってるツールのうち、ソースが公開されてないものをいくつか。
実行型ファイル(WindowsならEXEファイル)のみを無償で公開しているようなソフトウェアのことです。
Vectorに公開されているフリーソフトの大部分がこれに当たります。
http://www.vector.co.jp/
それは、いわゆるフリーウェアであって、「自由なソフトウェア」ではないのではないでしょうか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2 にも、『フリーソフトウェア財団の主張する「自由なソフトウェア」を意味するフリーソフトウェア (英: Free Software)とは意味が異なる』と書いてありますが。
一昔前だと、Windows 系のフリーソフトだと、ソースを公開してないのが当たり前でしたが、最近はソースを公開して当たり前ですもんね。
今、よく使ってるツールでもソースが公開されているのがほとんどです(まあ、ひとによるでしょうが)。
んで、使ってるツールのうち、ソースが公開されてないものをいくつか。
ということは、Wikipedia の「オープンソース」の項が間違っているということですね。
はい、そう思います。
「フリーソフトウェアとの関連」の項は、「フリーソフトウェアにはソースコードをオープンにしていないものもあり」の文だけ、浮いて見えます。
ざっとしか読んでませんが、英語版には、該当する記述はありません。
定義上は、オープンソフトウェアがフリーソフトウェアを包含するはずです。
フリーソフトウェアに含まれないのは、ソースは公開するが、改変や再配布に何らかの制限があるもの、になると思います。
先のコメントで、引用記法でリンクを埋め込んだつもりだったのですが、表示されていないので、一応、示しておきます(分かっていただいているようですが)。
フリーソフトウェア - Wikipedia
ありがとうございました。そうですよね。私もそう思っていたのですが、自信満々に「異なる集合定義である」なんて書かれているので不安になってしまいました。
フリーソフトは一般的には「無償提供ソフト」と訳しています。有償か無償かというところがポイントなので、ソースの公開とは関係ありません。IBMがPCの仕様を公開したところから始まりました。盛んになり始めたのはWindows 3.1の頃からです。インターネットの普及とともに一般的になりました。通常はソースは公開されません。「無償で使用できます。業務での使用や、ソフトへの埋め込み、ソースの逆コンパイルや改変は禁止します。不具合に対する保証やサポートはありません。賠償責任は負いません。」という使用規約をクリックして使用するものがほとんどです。
オープンソフトはUNIXの誕生とともに一般的になり、その趣旨はLINUXに引き継がれています。オープンソースはソースを公開するかどうかがポイントです。他の人のオープンソースを改変して使用することができますが、オープンソースを使用した場合には自分もソースを公開することが義務づけられます。
質問者の方が指摘されている「フリーソフトウェア財団」の事業ですが、「ソフトウェアはこうあるべき」という概念や法律関係の仕事をしている団体のようで、特定の製品をさす訳ではなさそうです。
wikipediaに「現状強い影響力を持つ定義として、フリーソフトウェア財団の定義の他に、DebianフリーソフトウェアガイドラインとそれをベースにしたOpen Source Initiativeのオープンソースの定義がある。」と書かれているように、それぞれの団体がそれぞれの定義をしているようです。
ソフトウェアと言っても、Windows上で動くアプリケーションソフトウェアから、ゲームソフトから、デバイスドライバーなどに関したハード寄りのものから、家電や車や機器の埋め込みのもの、iOSのアプリ、webソフトなどから、LINUXそのもの、Androidそのもの、スーパーコンピュータのOSまで幅広いので、いろいろな定義が存在します。
もしもWindows上で動作するアプリケーションソフトだけに限って言えば、フリーソフトは無償ソフトという考えで良いと思います。フリーソフトウェア財団の定義が意識されることは無いと思います。
Wikipediaの「フリーソフトウェア(自由なソフトウェア)がある。 フリーソフトウェアにはソースコードをオープンにしていないものもあり,ソースコードをオープンにするオープンソースとは共通部分はあるが,異なる集合定義である。』」を噛み砕いてみると、
ということを書いているのだと思います。
ありがとうございます。私はエンジニアとして普通に Linux や MySQL を使うので、フリーソフトウェア財団の言う自由ソフトウェアに馴染みがあって、『Windows上で動作するアプリケーションソフトだけに限って言えば、フリーソフトは無償ソフトという考えで良い』とはあまり思わないのですが。
普通の人はそう思うのかもしれませんね。
オープンソースやフリーソフトウェアは、エンジニアの夢を実現する手段かも知れません。ところが実際に利益を上げているのは、APPLE、Google、IBMなどソフトウェアを固く囲い込んだ企業であるのが現実です。
例えばアプリケーションソフトの世界でも、openoffice.orgは思ったほど普及しなくて、Microsoft Officeの寡占が続いています。Adobe Flashの独占はAPPLEの戦略により崩されていく方向のようですが、これもオープン化やフリー化とは異なった動きをしていますね。金融や軍事などの巨大予算プロジェクトもオープンやフリーとは無縁の世界です。
PCではWindowsとAppleの戦いにオープン派のLinuxの入る余地は少なそうに見えます。スマホでも"OSもCPUも自前のAPPLE"対"GoogleのOSとQUALCOMMのCPU"という2極の方向です。スーパーコンピューターのOSでもIBMとCrayの2社の主導権争いになっています。
技術の流れはお金の流れで決まるように見えますね。あらゆる分野でUSAの巨大2社が生まれ、主導権を争う。オープンやフリーが入り込む余地がないという感じでしょうか?
はい、そう思います。
2012/12/09 23:46:53「フリーソフトウェアとの関連」の項は、「フリーソフトウェアにはソースコードをオープンにしていないものもあり」の文だけ、浮いて見えます。
ざっとしか読んでませんが、英語版には、該当する記述はありません。
定義上は、オープンソフトウェアがフリーソフトウェアを包含するはずです。
フリーソフトウェアに含まれないのは、ソースは公開するが、改変や再配布に何らかの制限があるもの、になると思います。
先のコメントで、引用記法でリンクを埋め込んだつもりだったのですが、表示されていないので、一応、示しておきます(分かっていただいているようですが)。
フリーソフトウェア - Wikipedia
ありがとうございました。そうですよね。私もそう思っていたのですが、自信満々に「異なる集合定義である」なんて書かれているので不安になってしまいました。
2012/12/09 23:58:14