アメリカが大半のようですね。
少し前まで、アメリカのオーマット社が9割のシェアを占めていてほぼ独占状態でしたが、直近では5割ほどまで落ちてきています。しかし、最近シェアをあげてきたプラット&ホイットニー・パワーシステムズ社も同じアメリカの企業ですね。
なお、ターボデン社はヨーロッパの市場をリードしているイタリア企業ですが、アメリカのプラット&ホイットニー・パワーシステムズ社の傘下に入っています。
日本でも注目を集めつつあるが、この分野は欧米の事業者や技術が先行している。特にイスラエル系米国企業のオーマット社が、ガリバー的な地位を築いている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120626/233805/?rt=nocnt
しかし、世界的な低炭素志向や燃料高を背景に、再生可能エネルギーを効率よく活用できるバイナリー発電は、地熱以外の分野でも普及してきており、新分野の技術で地熱分野に進出する企業が、オーマット社の独占的な地位を脅かしつつある。オーマット社は、累計設置量では9割のシェアを誇るが、直近は5割程度まで落ちてきている。
その代表が航空機・宇宙分野技術で有名なプラット&ホイットニー・パワーシステムズ社(PWPS)である。同社は、250キロワットの小型バイナリー発電システム「ピュアパワー」を販売している。
日本のバイナリー発電に関して次のURLで触れられていますが、日本はまだ、先に挙げたオーマット社のものを使用しているところが多いようです。
タービン生産は、ドライ、フラッシャーの大規模なものは日本メーカーが7割程度を占めているが、比較的小規模なバイナリーは、ほぼすべて海外産である。特に、米国のオーマット社は約9割のシェアを持ち八丁原も同社製である。
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/683.html
技術は、地熱バイナリーの巨人であるオーマット社のものを使用している。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n107738
こちらの記事でも、神戸製鋼所の「マイクロバイナリー発電設備」が「将来性」として紹介されています。ですので、日本は世界シェアとしては数字としてまだ表れていない程度というのが現状ではないでしょうか。
いかがでしょうか。
2012/12/27 06:55:09ばっちりです。
2012/12/27 07:40:59