「この世は地獄なんじゃないか？」

はじめまして。E,A.Poeと申します。事情により回答できない(笑)のでコメントで。

主題1：この世は天国でもなければ地獄でもない。その中間である。

バートランド・ラッセルという哲学者の書いた「幸福論」にこんな話があります。
「中庸(Golden mean)というのは面白くもない教えである。若いときは英雄的な極端(Heroic extreme)に心惹かれるものだが、真理はいつも面白いというわけにはいかない」
このあと「極端なものは面白いが『面白い』以外にいい点はない。中庸はつまらないかも知れないが真実（幸福への道）なのだ」、と続きます。

「この世は地獄だ」と考える映画・マンガの主人公がいたら、展開次第で面白くなりますよね。でも、そのような映画に影響されて本当に「日本はは地獄だ」と考え、命を捨てるつもりでフランス外人部隊に入隊しようとしても幸福にはたどり着けないでしょう。
＃小生の身近な人で、そう考えた人がいるわけですが(笑)
つまらないですが「天国でも地獄でもない」と考える方が幸福にたどり着けるように小生は思います。

さらに言えば、人生のあらゆるところで「英雄的な極端（Heroic Extreme）」を避けるだけで人生は楽になります。
「極端な意見は言わない・聞かない（net上の極端な意見は適当に聞き流す）」
「極端な行動は避ける（徹夜で勉強とか3時間PSPにずっぱまりとかラーメン背脂三倍大盛りとかスクワット1000回とか）」
こんなものでも多少は人生が違ってきます。じじくさいですけど(笑)、それが「Golden mean」です。

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主題2：ブルーハーツの「Train Train」を聴いてみてはどうか

「ここは天国じゃないけど かといって地獄でもない」
「いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない」

というのはブルーハーツの「Train Train」の中の一節ですが、小生の見るところ彼らはいつも「牢獄に思えるこの世との戦い」をテーマに歌っているように思えます。
彼らは明らかに「英雄的な極端（Heroic Extreme）」を絶叫、というより絶唱していますが、まあ若いですからね(笑)。
「中庸(Golden mean)を教える」のに「英雄的な極端(Heroic Extreme)」を使うのは変って言えば変ですが、ラッセルの幸福論を勧めるよりはずっといいかと思いました。

http://www.youtube.com/watch?v=t3bAjcWuIVk

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じじくさい意見ですが、お役に立ちますかどうか。

コメントありがとうございます。「幸福論」に興味がわきました。読んでみたいと思います。

「天国だと思えば天国になる」とか言ってるやつが地獄の鬼です。だまされないように気をつけて

ブルーハーツにもそんな歌詞あったね。慣れろって奴が酷いとか、そんなの。
ここで、騙されるとかそういう話も…