2次創作が好きな人に質問です。

消費する側でも、生産する側でもかまいません。
念のため、うごメモだとPVとか
「歌ってみた」だとか、「踊ってみた」だとか、そういう既存著作物の利用する何か、で
す。

あなたは、既存のコンテンツ(の人気)の上に乗っかっているだけで満足しちゃっていいんですか?

自ら創作したコンテンツで人気取りたいとは思わないんですか?
作りたいとか、作らないとか、 その理由を回答お願いします。

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  • 終了:2013/03/14 18:17:36
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ベストアンサー

id:mizuchin No.4

回答回数200ベストアンサー獲得回数59

ポイント50pt

まず私の場合、
>うごメモだとPVとか
>「歌ってみた」だとか、「踊ってみた」だとか
こういったコンテンツは概して嫌いであります。その理由としてはあなたの仰るように
>既存のコンテンツ(の人気)の上に乗っかっているだけ
と私も根強く思うところがあるからであります。
しかしながら私は半年ほど前より、あるコンテンツに関する動画や楽曲作品を制作し始めました。(やんわり申しますと某ホモAV動画シリーズに関するものです。)この事に関して、まずその動機が、そのコンテンツが私自身に「大受けした」ところにあります。この場合、面白い作品を見たことで、それによって私自身の中のインスピレーションが触発され、それを形にしようという創作意欲が働くのです。創作意欲自体がそのコンテンツに属するものである時点で、
>自ら創作したコンテンツ
にはなりえないわけで、また
>乗っかっているだけで満足しちゃっていい
というどころか、むしろ乗っかることで満足するところがあるようです。恐らく歌ってみたというようなコンテンツも、ボーカロイド曲その他の作品への心酔が、作品(?)制作の動機なのでしょう。もし
>自ら創作したコンテンツで人気取りたい
と思うのならば、恐らくそういった作品を別の文脈で制作することになりますが、何分彼らはそのコンテンツに魅了されているので、そのような隙がありません。もう一つ、
>自ら創作したコンテンツ
というのが、現在かなり難しい状況にあります。少なくとも一つの大きなコンテンツを一人で作り上げることは不可能のように思われます。ある作品世界を作るにしたって、例えば神話や民話から題材を持ち出さずに世界の全容を創造するのは、それこそ天才にしかなし得ない至難の業です。そんなわけで、結局はプロでさえ大抵の人間は今あるもののテクストとしてしか作品を作りえないわけで、ライトノベルなんかでも、平凡な主人公がひょんなことから異世界に、といったい紋切り型の作品ばかり並ぶことになってしまうのですが、一からではないにしろ自身で創作したものには変わりないので、本人としては至極満足でしょうし、消費する方もそれに甘んじているところがあります。逆に言えば、天才の所業がしばしば世に認められないのは、その発想が当時のどのカテゴリにも属さないからなのですね。
要点をまとめますと、
1. あるコンテンツの二次創作は、そのコンテンツに魅了されたものによって創作される。それゆえコンテンツに与する事にはいたって満足である。
2. 今時一コンテンツを創作するのは極めて困難である。その一方でコンテンツの素材をうまく編み上げることができれば、それは間違いなくその人の作品と呼ぶことができるので、作品の人格性は否定されない。
以上の二点です。要するに、それでも十分満足なのです。
http://www.nicovideo.jp/tag/%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%B7%AB%E5%A4%A2

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id:mizuchin

私の考えを、同人PCゲーム『東方Project』を例に挙げて補足説明させていただきます。
『東方Project』シリーズは、少なくとも一時代は二次創作において最も隆盛を極めていたコンテンツです(現在はボーカロイドがそれを上回っているかもしれません)。『東方Project』は、原作ゲームの世界観やキャラクターを主題として、多くの同人誌が制作されたり、様々なグッズが展開されています。これは原作者のZUN氏が、二次創作に対して至って寛容であるところによるものです。さて、この原作、すなわち一次創作物である『東方Project』というゲームですが、キャラクターの多くは神話や民話の登場人物をそのモチーフとしており、そうでない者も巫女であったりメイドであったり、それまでの魅力的な要素を本来的に備えています。また、このゲームは同人ゲームの一つとして出発しており(といっても現在もそうです。そうしたところも二次創作との親和性かもしれません)、縦スクロール弾幕型シューティングゲームと呼ばれる形態のゲームであり、またある局面では美少女ゲームとも呼ぶことができます。結局、ある作品は何らかのカテゴリーを逸脱することが出来ないわけで、こうした限定辞を付けていくと、完全に画期的なコンテンツであることが主張できるどころか、どこまで行っても何かのコンテンツの域を逃れることが出来ない無限背進に陥ります。一点目、私が「一コンテンツを創作するのは極めて困難である」と申し上げたのは、そういう意味です。
そして二点目ですが、『東方Project』というコンテンツの人気に火がついた一つの出来事として、IOSYSの東方楽曲アレンジ曲のプロモーションビデオを筆頭とする作品の、ニコニコ動画などの動画サイトでの流行がありました。当時、『東方Project』というコンテンツは、同人ゲーム、あるいは弾幕型シューティングゲームといった狭い領域では随一の人気を誇るものだったと思うのですが、動画サイトなどで一般に知られたものではありませんでした。ところがこうした二次創作である動画が流行したことで、『東方Project』というジャンルが広く知られ、結局は原作である『東方Project』が人気を獲得するのにつながったわけです。
要するに、コンテンツの捉え方は様々で、見方によってそれが人気を得ているとか得られないと言える、または人気が取れる領域とそうでない領域があるのです。二次創作が、それまで人気の取れなかった領域で人気を獲得すれば、それが一次創作物の人気を得ることにつながります。一次創作物の人気にあやかって二次創作物がつくられるばかりではなく、一次創作物とその二次創作は、お互いに影響を与え合う。すなわち創造とは双交通的なのです。

2013/03/11 19:44:50
id:NAPORIN

そう。創作が善悪二元論にのっからない「表現」であることを知るには、まずつくってみることが第一だとおもっています。が、このかたのいう「心酔」はまさに言い得て妙だなとおもいました。私の回答に足りないところが全部でていますね。長いけど。

2013/03/12 15:31:12

その他の回答3件)

id:ryo01523k No.1

回答回数263ベストアンサー獲得回数21

ポイント10pt

自分にはそういう能力がないからです
自分のその作品http://ugomemo.hatena.ne.jp/17214130A0F57317@DSi/movie/F57317_0BB82869C24BA_013?in=user

id:TAK_TAK

そんな、言ってみれば「卑賤」な心構えでいいんでしょうか?
だとすれば、「お前の作品はゴミだ」という評価も甘んじて受けなければならないことにはならないでしょうか?

2013/03/10 08:39:08
id:NAPORIN No.2

回答回数4894ベストアンサー獲得回数909

ポイント40pt

人間はいろんなヒント(むずかしくいうと文脈)を頼りにものごとの複雑な意味を理解しますが、ネットはポンとコンテンツを出せる分、ヒントをあまりつけられません。
うごめもでいえば、「棒人間」という言葉がタイトルとかチャンネルにある作品は、キャラの顔はわからないけど、動きは最高にかっこいい作品だな、とヒントがあるから理解できます。
ヒントがなく作品がバラバラにころがっていたら、今日はドラゴンボールみたいな元気の出る作品がみたいとおもったときにどこを探せばいいのかわからなくなります。
逆に、創作する側としても、努力をつんで今までになかったすごいうごめもをつくったとしても、既存のどの作品とも違うからという理由でチャンネルなどに全く登録しなかったら、誰の目もとまらない。それじゃいつまでも評価されません。せめて、「棒人間っぽいアクション」くらいのヒントをくれれば内容がわかります。(人に漫画をすすめるときも、「すごい」だけじゃ通じないから「~~に似てる感じ」などと具体的に表現しますよね)
探しに来てくれる人にも作り出す人にも、文脈というものはとても大切なのです。
二次は表現者と鑑賞者の絆の最初の一歩をつくるきっかけ(の一つ)です。
もちろん二次だけが人の目に止まる方法ではありませんが、口では説明できない雰囲気やテンポをすでに知られた作品名を借りることですぐにわかるようにしようというアイデアはかならずしも悪いことではないのです。
  
もうひとつの視点は技術の訓練の場としての二次です。
たとえ話になりますが、二次創作を完っ璧に全部禁止したら、運動会で既存の歌をかけて踊りをおこなったり、保育園の園児にアンパンマンの似顔絵をかいて喜ばすことさえできなくなってしまうのですよ。そんな世の中は表現をする人が(絵を描く人も歌う人も踊る人も全員)いなくなった世の中です、あり得ません。人間は生きていれば必ず表現をするものです。表現をし、表現をうけとって喜ぶことは、憲法に保障された文化的な生活の一部でもあります。(その表現は、奇妙奇天烈で今までだれも見たこともない火星人踊りなどでは、だれも喜びません。意味がわからないといわれるだけですよね。…あ、第一の点にもどった)。
いちいち承諾をとらなければならない二次利用方法の他に、今でもそういう教育上の目的のある二次利用や、私的なものは現在のところ法的規制から除外されていますが、社会でのデジタル技術が進歩するにつれて今まで常識では考えられない利用もふえてきました(うごめもはそれです)。それの承認の方法はこれからみんなで考えて決めていくところです。
 
ちょっと話はそれますが、二次とかに関係ない話で、こういうことはありませんか。
「私が見ないテレビ番組(ニュースとか)なんて一つも放映されなければいいのに。ああつまらない」。
そんな愚痴もまじっていないでしょうか。「PVなんて見たくない」なら、あなたが見にいかなければいいのでは。
 
結論として、どうしても存在してはいけない作品(丸コピなど)は通報という方法があるということも思い出してください。PV作品であるというだけで通報され、即削除されなければならないでしょうか? それほど悪いものなのでしょうか。
というか、あなたにそうおもわせるようなPV作品があったのかに興味があります。「たとえば、こういうのは、ひどいとおもう。だから、こうしたらいいのに…」という意見があれば是非教えてください。通報するべきものなのか、他のやり方がいいか、一緒に考えましょう。
 
http://ugomemo.hatena.ne.jp/11BACD50CE3A06A4@DSi/movie/3A06A4_09B9D2A702156_003?in=user

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id:NAPORIN

ふむ。
逆に、既存コンテンツの上に乗っからないものがあなたは好き(見てみたい)のですね?
野心は自分自身のものとして大事にすべきですが、他人に強制すべきではないとおもいますし、むしろそう思えるあなたこそ、乗っからないものを作れる可能性をもっています。
がんばってやってみてください。自分が一番みて見たいものを自分で作れば、他人の評価は必ずついてきますよ。

2013/03/10 17:28:28
id:NAPORIN

ただ、「乗っかり」を片っ端からバカにするようなことはやめましょう。表現とはコミュニケーションの一手段でもあります。そこを無視するとあとでブーメランで自分につきささります。

2013/03/10 17:29:34
id:glaceon925 No.3

回答回数6ベストアンサー獲得回数0

僕はうごメモ初めて1年半だけど、初めはえつらん回数よりもカラースターや、たくさんの☆がもらいたくて、人気順にのりたいことすら気にしなかった。
けど、作品を見ているうちに自分も作ってみたいと、思いたくさん作りましたが、
人気順はいまひとつ。でも。僕にとって使いたくない言葉がなくて、閲覧している方が楽しんでもらうようにするため、人気順は、気にせず作品を作り続けています。
自分の作品の一例
http://ugomemo.hatena.ne.jp/11186DC0A0F6B0F5@DSi/movie/F6B0F5_0C60967F29BDF_001?in=user

id:TAK_TAK

これは 一次創作物ではないですよね?

2013/03/11 19:09:08
id:mizuchin No.4

回答回数200ベストアンサー獲得回数59ここでベストアンサー

ポイント50pt

まず私の場合、
>うごメモだとPVとか
>「歌ってみた」だとか、「踊ってみた」だとか
こういったコンテンツは概して嫌いであります。その理由としてはあなたの仰るように
>既存のコンテンツ(の人気)の上に乗っかっているだけ
と私も根強く思うところがあるからであります。
しかしながら私は半年ほど前より、あるコンテンツに関する動画や楽曲作品を制作し始めました。(やんわり申しますと某ホモAV動画シリーズに関するものです。)この事に関して、まずその動機が、そのコンテンツが私自身に「大受けした」ところにあります。この場合、面白い作品を見たことで、それによって私自身の中のインスピレーションが触発され、それを形にしようという創作意欲が働くのです。創作意欲自体がそのコンテンツに属するものである時点で、
>自ら創作したコンテンツ
にはなりえないわけで、また
>乗っかっているだけで満足しちゃっていい
というどころか、むしろ乗っかることで満足するところがあるようです。恐らく歌ってみたというようなコンテンツも、ボーカロイド曲その他の作品への心酔が、作品(?)制作の動機なのでしょう。もし
>自ら創作したコンテンツで人気取りたい
と思うのならば、恐らくそういった作品を別の文脈で制作することになりますが、何分彼らはそのコンテンツに魅了されているので、そのような隙がありません。もう一つ、
>自ら創作したコンテンツ
というのが、現在かなり難しい状況にあります。少なくとも一つの大きなコンテンツを一人で作り上げることは不可能のように思われます。ある作品世界を作るにしたって、例えば神話や民話から題材を持ち出さずに世界の全容を創造するのは、それこそ天才にしかなし得ない至難の業です。そんなわけで、結局はプロでさえ大抵の人間は今あるもののテクストとしてしか作品を作りえないわけで、ライトノベルなんかでも、平凡な主人公がひょんなことから異世界に、といったい紋切り型の作品ばかり並ぶことになってしまうのですが、一からではないにしろ自身で創作したものには変わりないので、本人としては至極満足でしょうし、消費する方もそれに甘んじているところがあります。逆に言えば、天才の所業がしばしば世に認められないのは、その発想が当時のどのカテゴリにも属さないからなのですね。
要点をまとめますと、
1. あるコンテンツの二次創作は、そのコンテンツに魅了されたものによって創作される。それゆえコンテンツに与する事にはいたって満足である。
2. 今時一コンテンツを創作するのは極めて困難である。その一方でコンテンツの素材をうまく編み上げることができれば、それは間違いなくその人の作品と呼ぶことができるので、作品の人格性は否定されない。
以上の二点です。要するに、それでも十分満足なのです。
http://www.nicovideo.jp/tag/%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%B7%AB%E5%A4%A2

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id:mizuchin

私の考えを、同人PCゲーム『東方Project』を例に挙げて補足説明させていただきます。
『東方Project』シリーズは、少なくとも一時代は二次創作において最も隆盛を極めていたコンテンツです(現在はボーカロイドがそれを上回っているかもしれません)。『東方Project』は、原作ゲームの世界観やキャラクターを主題として、多くの同人誌が制作されたり、様々なグッズが展開されています。これは原作者のZUN氏が、二次創作に対して至って寛容であるところによるものです。さて、この原作、すなわち一次創作物である『東方Project』というゲームですが、キャラクターの多くは神話や民話の登場人物をそのモチーフとしており、そうでない者も巫女であったりメイドであったり、それまでの魅力的な要素を本来的に備えています。また、このゲームは同人ゲームの一つとして出発しており(といっても現在もそうです。そうしたところも二次創作との親和性かもしれません)、縦スクロール弾幕型シューティングゲームと呼ばれる形態のゲームであり、またある局面では美少女ゲームとも呼ぶことができます。結局、ある作品は何らかのカテゴリーを逸脱することが出来ないわけで、こうした限定辞を付けていくと、完全に画期的なコンテンツであることが主張できるどころか、どこまで行っても何かのコンテンツの域を逃れることが出来ない無限背進に陥ります。一点目、私が「一コンテンツを創作するのは極めて困難である」と申し上げたのは、そういう意味です。
そして二点目ですが、『東方Project』というコンテンツの人気に火がついた一つの出来事として、IOSYSの東方楽曲アレンジ曲のプロモーションビデオを筆頭とする作品の、ニコニコ動画などの動画サイトでの流行がありました。当時、『東方Project』というコンテンツは、同人ゲーム、あるいは弾幕型シューティングゲームといった狭い領域では随一の人気を誇るものだったと思うのですが、動画サイトなどで一般に知られたものではありませんでした。ところがこうした二次創作である動画が流行したことで、『東方Project』というジャンルが広く知られ、結局は原作である『東方Project』が人気を獲得するのにつながったわけです。
要するに、コンテンツの捉え方は様々で、見方によってそれが人気を得ているとか得られないと言える、または人気が取れる領域とそうでない領域があるのです。二次創作が、それまで人気の取れなかった領域で人気を獲得すれば、それが一次創作物の人気を得ることにつながります。一次創作物の人気にあやかって二次創作物がつくられるばかりではなく、一次創作物とその二次創作は、お互いに影響を与え合う。すなわち創造とは双交通的なのです。

2013/03/11 19:44:50
id:NAPORIN

そう。創作が善悪二元論にのっからない「表現」であることを知るには、まずつくってみることが第一だとおもっています。が、このかたのいう「心酔」はまさに言い得て妙だなとおもいました。私の回答に足りないところが全部でていますね。長いけど。

2013/03/12 15:31:12

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