現代における一番の力、権力は何でしょうか？

世界的には国連安保理最強です。国家をも法的に拘束できるとなると圧倒的です。
国家の中では、国家の元首は君主か大統領か首相か議長なので、彼らが最強と言えます。
会社・企業となると、社長のこともあるし、株主総会があるのなら会長のこともあります。

さて、もっと身近に「われわれ市民が利用できる」最強の権力を考えてみると、人事権というところに行き当たります。
人事権とは「所属している成員の地位を設定できる権力」なので、ここに「あいつの地位を剥奪してくれ」ということをすると、何らかの地位を持っている相手には絶大な効き目があります。
ただし、地位を剥奪するということはただ事ではないので、当然人事権を持つ人事関連部局（選管や弾劾裁判所や人事院、あと会社・企業だと人事課）は理由を追及して、ふざけた理由だったらそんなもんダメというので、そこは気を付けなければなりません。