SSDの容量について質問です。

自分の解釈では2→4→8→16→32→64→128→256→512のように2のn乗が増えていくものだと思っていました。
しかし、価格.comを検索していたら、インターフェースがPCI-EXPRESSのものは容量が40の倍数になっていました。
特に気になったのは80GBと120GBという物があったことです。
これは32GBと8GBの組み合わせで40GBにしたブロック単位でグループ化しているのでしょうか?

回答をお願いします。

回答の条件
  • 1人5回まで
  • 登録:
  • 終了:2013/05/19 23:02:07

ベストアンサー

id:hima-ari No.3

回答回数12ベストアンサー獲得回数7

知ったかぶりの時間だ!
他の回答者様と被りますが、そうなる要素がいくつかあります。

・フラッシュメモリチップが2の倍数で搭載されるとは限らない
 たとえば、メモリを3枚搭載した構成の製品、なんてのがあり得ます。
 この時点でもう2のべき乗にはなりません。

・コントローラ用の制御ソフトが入ってる
 先ず、SSDにはフラッシュメモリを制御するためのコンピューターが入ってます。
 いわゆるコントローラーと言われてる物です。
 フラッシュにそのコンピューターのための制御用ソフトが格納されており、
 その分だけ容量が目減りします。
 これがいわゆるファームウェアと呼ばれるモノで、
 しばしばバグったものが流通して話題になってますね。

・完璧なフラッシュが存在しない
 極端な事を言ってしまうと、昨今のフラッシュメモリは全て不良品です。
 必ず不良セルがかくれんぼしてます。いつの間にか0から1に化けちゃう子とかが。
 そうした不良が見つかっても問題無く動作を継続出来るように、
 予備領域(スペアブロック)が用意されています。この分だけ容量が減るのです。
 ちなみにHDDにも同様の構造があります。

・不良を見つけて訂正するための容量が必要
 先の機能をちゃんと動作させるためには、
 壊れている部分を見つけられないのでは話になりません。
 ただの0と1の羅列からどうやってエラーを見つけ出すのかですが、
 純粋にデータだけ書込み続けてたら見つけられっこありませんので、
 「このデータが正しければココはこんな数字になるはず」
 っていう情報が付加されます。(Error Check and Correct、略してECC)
 もちろん、この冗長部分でも書き込めるデータは目減りするわけです。

ざっと思いつくあたり、こんな具合に使える容量が減ってるわけです。
なんか必死にやってんだなぁって辺りを想像していただければ幸いですw

他1件のコメントを見る
id:hima-ari

いえ、昔のモノは容量の割に記録する面積が大きかったので、
エラーの発生頻度がそこまで深刻では無かっただけです。
あと、容量64GBとか言ってる場合は容量64GBであって、
64GiBでは無いトコも注意です。64GBと64GiBの差、ほぼDVD1枚分です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%93%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88

プロセスが進む(=同じ面積でたくさん記録出来る=記録面積が小さくなる)に従って、
エラーの発生頻度がヤバいことになってるため、
その対応のために
 ・より高度なコントローラ
 ・より訂正能力の高いECC
 ・より大きいスペアブロック
が必要とされていったのです。昨今のSSDは削れる幅も大きいでしょうね。

2013/05/19 22:58:11
id:hima-ari

最終的に記録出来る容量がスペック、というのはその通りですが、
32GBと書きつつ30.4GB(28.3GiB)しか無い製品とか、割と見掛けますね…
細かい事を気にすると胃に穴が空く界隈かも。

もしかしたらコントローラにファームが内蔵されているものもあるのかもしれませんが、
そこら辺の事情は詳しくないため、申し訳ありませんが分かりません…

ベストアンサー有り難う御座います。

2013/05/19 23:14:05

その他の回答2件)

id:pascal7 No.1

回答回数584ベストアンサー獲得回数99

120GBの物は128GBの物を使い
8Gは不良ブロックが出たときの代償ようの予備ブロックになってると思います。

80は80÷16=5ですけどね。
32*3=96なので96GBを80GBにして使う事はないだろうと思います。
あまりサイズの違う石を組み合わせないと思いますが。

フラッシュメモリーは必ず代償ブロック用の予備ブロックがいるでしょう。

id:SPX900 No.2

回答回数166ベストアンサー獲得回数49

その可能性は大いにあると思います。もともとSSDは、内部でストライピングみたいな接続になっていますが、それをさらにストライピングして速度を稼ぐ構成を取ることは、ハイエンド向けを標榜する製品なら十分あり得ます。

その製品に限らず、2のn乗倍になっていないSSDを見かけることが最近多くなってきました。インテルも480GBなんて容量のドライブを出していますが、これも同じ発想の可能性があります。ただし普及ラインのSSDでも120GBとかの製品があり、こちらは内部的には128GBだけど、書き込み寿命を迎えたブロックの予備領域として8GB予約してあるから、ユーザーが自由に使えるのは120GBですよ…みたいな構成になっている可能性の方が高いと思います。

ということで、容量だけ見ていても一概にどうだとは断言しづらいところです。

id:hima-ari No.3

回答回数12ベストアンサー獲得回数7ここでベストアンサー

知ったかぶりの時間だ!
他の回答者様と被りますが、そうなる要素がいくつかあります。

・フラッシュメモリチップが2の倍数で搭載されるとは限らない
 たとえば、メモリを3枚搭載した構成の製品、なんてのがあり得ます。
 この時点でもう2のべき乗にはなりません。

・コントローラ用の制御ソフトが入ってる
 先ず、SSDにはフラッシュメモリを制御するためのコンピューターが入ってます。
 いわゆるコントローラーと言われてる物です。
 フラッシュにそのコンピューターのための制御用ソフトが格納されており、
 その分だけ容量が目減りします。
 これがいわゆるファームウェアと呼ばれるモノで、
 しばしばバグったものが流通して話題になってますね。

・完璧なフラッシュが存在しない
 極端な事を言ってしまうと、昨今のフラッシュメモリは全て不良品です。
 必ず不良セルがかくれんぼしてます。いつの間にか0から1に化けちゃう子とかが。
 そうした不良が見つかっても問題無く動作を継続出来るように、
 予備領域(スペアブロック)が用意されています。この分だけ容量が減るのです。
 ちなみにHDDにも同様の構造があります。

・不良を見つけて訂正するための容量が必要
 先の機能をちゃんと動作させるためには、
 壊れている部分を見つけられないのでは話になりません。
 ただの0と1の羅列からどうやってエラーを見つけ出すのかですが、
 純粋にデータだけ書込み続けてたら見つけられっこありませんので、
 「このデータが正しければココはこんな数字になるはず」
 っていう情報が付加されます。(Error Check and Correct、略してECC)
 もちろん、この冗長部分でも書き込めるデータは目減りするわけです。

ざっと思いつくあたり、こんな具合に使える容量が減ってるわけです。
なんか必死にやってんだなぁって辺りを想像していただければ幸いですw

他1件のコメントを見る
id:hima-ari

いえ、昔のモノは容量の割に記録する面積が大きかったので、
エラーの発生頻度がそこまで深刻では無かっただけです。
あと、容量64GBとか言ってる場合は容量64GBであって、
64GiBでは無いトコも注意です。64GBと64GiBの差、ほぼDVD1枚分です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%93%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88

プロセスが進む(=同じ面積でたくさん記録出来る=記録面積が小さくなる)に従って、
エラーの発生頻度がヤバいことになってるため、
その対応のために
 ・より高度なコントローラ
 ・より訂正能力の高いECC
 ・より大きいスペアブロック
が必要とされていったのです。昨今のSSDは削れる幅も大きいでしょうね。

2013/05/19 22:58:11
id:hima-ari

最終的に記録出来る容量がスペック、というのはその通りですが、
32GBと書きつつ30.4GB(28.3GiB)しか無い製品とか、割と見掛けますね…
細かい事を気にすると胃に穴が空く界隈かも。

もしかしたらコントローラにファームが内蔵されているものもあるのかもしれませんが、
そこら辺の事情は詳しくないため、申し訳ありませんが分かりません…

ベストアンサー有り難う御座います。

2013/05/19 23:14:05

コメントはまだありません

この質問への反応(ブックマークコメント)

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

回答リクエストを送信したユーザーはいません