SPF、PAの値が高いと、紫外線対策としての効果が高いということはわかりますが、
WEB上で、これらの値や製品等について検索すると、決まって、値が高いと肌への負担も大きい為必ずしも良いとは限らない。毎日つけるのであれば値の低い製品の方がいいと書かれている記事等をみつけます。
SPF,PAの値が高いということは肌に良くないという考えは正しいのでしょうか?
具体的にどのように良くないのでしょう?
SPF,PAの値が高い製品=良い製品となってしまうことを危惧して誰かが最初に記事にしたものを、一般ユーザーがブログ等に記載しているものと思われるのですが、実際のところどうなのでしょうか?
因みに私は 1,000円程度の SPA50 PA+++ という製品を毎日使用していますが特に問題ありません。
こちらのページが参考になると思います。
◆日焼けについて 薬の総合辞書『薬辞苑』:
http://www.yakujien.com/Pages/hukuyou/hiyake.html#Anchor-31775
散乱剤のほうは、酸化チタンが使われる事が多いそうです。
◆酸化チタン(IV) - Wikipedia :
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E3%83%81%E3%82%BF%E3%83%B3(IV)
人体への影響が小さいと考えられているため、食品や医薬品、化粧品の着色料(食品添加物)として利用されている。
・日焼け止め
400 nmよりも短波長の光を強く吸収する一方で、可視光吸収は無いため日焼け止め(サンスクリーン剤)にも使われる [6]。
メーカーのHPで、二つの違いについてわかりやすく説明してあります。
◆花王株式会社 製品Q&A 紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違いは?どうやって見分けることができるの? :
http://www.kao.com/jp/qa_cate/facesunscreen_04_02.html
また、キュレルという、肌をケアする事を重視したシリーズには、散乱剤のみ使われています。
◆花王株式会社 キュレル UVミルク SPF30 【医薬部外品】 :
http://www.kao.com/jp/curel/crl_uvmilk_00.html
id:Kaoru_A
ありがとうございました。
2013/06/14 14:16:35ご紹介頂いたページにいろいろヒントがあり役立ちました。
Wiki(サンスクリーン剤)によると、効果の高い製品には紫外線吸収剤が多く使われているという記述があり、紫外線吸収剤はアレルギー反応や炎症を起こすこともあるということですので、このあたりが肌に負担になるという根拠のようですね。
花王の防止成分別の製品一覧も参考になりました。
http://www.kao.com/jp/qa_cate/facesunscreen_02_01.html
紫外線散乱剤しか使用していないキュレルは肌が弱い人には良さそうですね。
同一メーカーの製品でも、日常使用用や、レジャー用、顔用などにわけて成分(SPF.PA)も変えているようですね。
いろいろ勉強になりました。