上述の表現はわかりにくいかもしれないので、補足します。小腸や大腸はいつも食べたモノが通過中なので、空気を入れる前の風船みたいに、腸壁がぺったりくっついていることはない(病気でないかぎり)と思いますが、それと比べて、食道は、どうなんでしょうか、という意味の質問です。
食道について、使っていないとき、どういう状態であるのかを知りたいです。
普段は閉じているみたいですよ。
食道の内腔は普段、閉じていますが、食物が入ると広がり、筋肉層が動いて食物は胃に運ばれます。
食道がんの症状・説明
上下端は普段は閉じている、だそうです。
内腔の狭い部分は上端(上食道狭窄)、大動脈弓・気管支と交叉する部分(中食道狭窄)、下端(下食道狭窄)の3カ所で、上下端では内腔が普通は閉じ、括約筋の存在が想定されている。
内臓学
有難うございました。食道癌の説明も有難うございます。
少し胸が圧迫されている感じがしております。
「食物が食道を通過するときにヒリヒリしたり、熱いものを食べるとしみるなどの症状」は、
ないので、少し安心しましたが、タバコが原因で、と聞いて、少し心配になりました。
心当たりがありますゆえ。地獄谷もかくや、というような副流煙状態なので。
内腔は閉じているとのことですね。
そういえば、胸がつかえていて、ゲップが出て、楽になった、というのは、
胃から気体が出て、食道が閉じていて、気体が外に出られずに辛い状況で、
そこで、内腔が、偶然かなにか、開いて、上下が通じた瞬間に、楽になるということですね。おそらく。
上端と下端では閉じているのですね、途中はどうなのかな(細かくて御免なさい)、と思いました。
上端と下端が開けば、上下が通じるのだ、と考えれば(短絡的ですが)、
途中というのは、なんとなく、閉じきっているわけではないのだろうな、と思った次第です。
ズバリお答えします。
食道の途中はチクワのようになっています。
下の画像で確認して下さい。
http://naika-inoue.com/esophagus.html
http://www.fujita-naika.com/ins_sco/
有難うございます。写真だとすごくわかり良いですね。
途中は、普段でも、つまり、食事時でなくても、
「内径(とでも言うべきか)がある程度がある」、
即ち、穴が通っているのですね。まさにチクワですね。
この通っている穴の中には、空気が満たしているのだろうと思います。
真空ということは有り得ないと思いましたゆえ。
写真でみると、上端(噴門)、下端(幽門)も、完全に締まっているようには見えないですね。
胃カメラが通る程度の穴は常に通じているのかな、
そうでないと、胃カメラは通らない、押し通せば別ですが、
と思いました。
有難うございます。
2013/09/23 21:53:56私の質問文では、まどろっこしい表現をしてしまいましたが、
「内腔」と呼ぶということも分かりました。輪状筋が収縮し、内腔が狭くなることも分かりました。
内腔が狭くなり、閉じてしまうこともあるのだろうか、と、疑問が浮かびました。
食物を通過させているとき、のことですが。
そもそもの疑問は、何も食べていないとき、内腔は喉の奥のあたりから、胃の入り口まで、閉じているのか、小さいながらも、空隙が空いているのだろうか、ということです。
御紹介のURLでもそこまでは言及していないようですが、とても、わかりやすく参考になりました。