書道について質問です。

一昔前まで左利きは右手書きに矯正されてましたから、
（私の子供の頃ですらそうでした）
昔の書家はたとえ左利きであっても、右手書きばかりだと思います。

http://www.geocities.jp/muku820/syo1.html
書道は“右手”に筆という教えです。

[腕の構え方]
沈腕法（ちんわん） ・・・左手を右手の枕にし、左手を移動させるとともに、
　　　　　　　　　　　　　　　右手を動かす。小筆を使う時の構えです。

着腕法（ちゃくわん） ・・・硬筆で書く時のように、机上に右手をつけて書き
　　　　　　　　　　　　　　　　ます。

書道師範の話
やはりというか右利きが有利ですね。（左利きは不利）
http://aruku-syakai-mondai.blogspot.jp/2012/07/blog-post_9068.html

残念ながら筆は右利きが有利です。
絶対という訳ではないのですが、現在の学校書道の基本になっている書道家の筆の入れ方・払い方・とめ方等が右利きに有利なのです。
それに左利きだと書いている文字が手で隠れて見えにくい事が多いです。バランスを重視する書道ではなかなかハイリスクだと思います。

http://ameblo.jp/shogaku-2525shodo/entry-11610648813.html

私は、書道に携わる一人として、
書は右手で筆を持って書いていただきたい！！
という強い気持ちを持っています。

文字は基本的に「左から右、上から下」に書くようになっています。
自然と緩やかな右上がりの文字を半紙におさめていくのですが
左手で筆を持って書くと、右下がりの文字になってしまうことが多くあります。

歴史に名を残している書家
「費新我」ですかね。
http://j.people.com.cn/94473/8482002.html

20世紀中国唯一の「左利き」で国内外に名をはせた書道大家

（番外：書家としての顔を持つ　片岡鶴太郎）


左利きと書道について関連トリビア
http://members3.jcom.home.ne.jp/syono-sanpo/kouza/sho-no-gakusyuu.htm

２　「上手な字」　と　「いい字」
私と一緒に書を楽しんでいる人に、こんな実験をしました。半紙にいつものように好きな言葉なり文字を書いてもらいます。

そして次に、同じ言葉なり文字を左手で書いてもらいます。勿論何もいっていません。そして出来上がった作品を右手で書いたものは右に、左手で書いたものは左に並べ、書いた人全員で作品を見ると、８割方左手で書いた作品の方に魅力があるというのです。

文字は右手のように上手ではないのですが、何とも言えない味があり温もりがあるのです。是非実験してみてください。いい字で書いた作品は良い作品になるはずです。

今では左書きも珍しくないようですが、ニュースになるくらいだから、
やっぱり少数派なんでしょうね。↓
（昭和だけでなく平成の時代でも矯正はあったのか・・・）
「左利きだけで「全力」書き初め　高２生徒が企画　岡山」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG174GYCG17PPZB00K.html

右手での書を強いられた経験のある友人もいると知り、教諭を通じて参加者を募った。