ベーシック手順、HDLCとX.25の関係について


X.25は割と初期のWAN技術ということのようで、
HDLCはX.25でもデータリンク層で利用されていると聞きました。
このあたりの言葉の関係性が混乱しているので整理して質問したいと思います。

1)
ネットワーク黎明期のWANはX.25が使われているとして、
今でいうところのLANはどのようなプロトコルで運用されていたのでしょうか?

2)
ベーシック手順もHDLCも元々は両方LANで利用するために開発された。
X.25はこれをWANで利用できるように拡張した。
これは正しいでしょうか?

3)
HDLCはX.25の一部として使われているように、
必ずHDLCを利用する上位のプロトコルが必要なのでしょうか?
ベーシック手順ではどうでしょうか?

4)
ベーシック手順とHDLCに上位のプロトコルが必要だとすれば、
どのようなプロトコルが利用されていたのでしょうか?

5)
ベーシック手順とHDLCは、IPv4とIPv6のように
相互入れ替えが可能な下位のプロトコルという説明は正しいでしょうか?

質問のうち一部だけでも良いので、回答をいただければと思います。

回答の条件
  • 1人5回まで
  • 13歳以上
  • 登録:2014/08/09 19:11:34
  • 終了:2014/08/10 19:41:20

ベストアンサー

id:a-kuma3 No.1

a-kuma3回答回数4595ベストアンサー獲得回数19342014/08/09 21:57:19

ポイント250pt

懐かしいですね :-)
# 以下、ベーシック手順を BSC と表記します

1) ネットワーク黎明期のWANはX.25が使われているとして、
今でいうところのLANはどのようなプロトコルで運用されていたのでしょうか?

BSC や HDLC には、ちょっと遅れますが、NetWare の、ほぼ独り勝ちでした。
基本的に、ファイル共有メインで使われてました。
ローカルのディスクをアクセスするよりも、NetWare でリモートのファイルをアクセスする方が速い、と言われていたことも。

2) ベーシック手順もHDLCも元々は両方LANで利用するために開発された。
X.25はこれをWANで利用できるように拡張した。
これは正しいでしょうか?

「ベーシック手順もHDLCも元々は両方LANで利用するために開発された」が、間違ってます。
BSC も HDLC も、公共の回線(含む、専用線)を介して、離れたところのポイント間での通信に利用されました。
企業内で、離れた拠点をつなぐときには HDLC が使われることはありましたが、LAN / WAN で言うと、WAN というイメージで良いですよね。

3) HDLCはX.25の一部として使われているように、
必ずHDLCを利用する上位のプロトコルが必要なのでしょうか?
ベーシック手順ではどうでしょうか?

両方とも、上位プロトコルは必要が無いです。
というか、BSC も、HDLC も、それを提供するライブラリを直接使って通信するプログラムを作って使う方が多かったと思います。
OSI で言うところの階層は違いますが、http や ftp を使わずとも、socket で通信するプログラムを作れるのと、同じイメージ。

4) ベーシック手順とHDLCに上位のプロトコルが必要だとすれば、
どのようなプロトコルが利用されていたのでしょうか?

(3) の回答に書いたとおり、上位プロトコルは必須ではなく、直接、使うことが多かったです。
HDLC は、それを使ったファイル転送のパッケージはありましたが、プロトコルがどうの、という感じではなく、ベンダー独自(汎用機では、IBM と富士通とかは、互換があったかも)です。

5) ベーシック手順とHDLCは、IPv4とIPv6のように
相互入れ替えが可能な下位のプロトコルという説明は正しいでしょうか?

間違ってます。
それぞれの手順を扱えるライブラリを、アプリケーションから直接使うことが多かったです。
両方を隠ぺいするライブラリを作ることはできたと思いますが、そもそも、

  • お手軽につなぐときには BSC
  • 性能や信頼性が欲しいときは HDLC

という住み分けができていたので、両者を隠ぺいするようなプロトコルも無ければ、ライブラリも見たことがありません。

IPv4 や IPv6 は、OSI 参照モデルではネットワーク層ですが、それを隠ぺいする TCP や UDP が属するトランスポート層を通して使うことが普通です。
というか、IPv4 と IPv6 は、プロトコルが違うわけではないですよね。



当時(って、いつ?)は、BSC の前に、直接モデムを介して伝送するという選択肢がありました。
ノイズが少ない環境では、それで十分だったんですが、伝送エラーの処理を考えなきゃいけない場合には、BSC の方が、ちょっとだけ、プログラムを作るのが楽でした。
その代わり、ライブラリを買わなきゃいけない。

HDLC は、更に送受信するデータが多いときの、次の選択肢です。
BSC は、送って、受け取って、を繰り返しますが、HDLC は、送って、送って、送って、たまに受け取って、というような、非同期と言うのとはちょっと違うのですけれど、大きなデータを送信しやすいプロトコルでした(その代わり、プログラムは、ちょっと難しくなる)。
データの誤り訂正も、BSC に比べると、ちょっと上級だったはず。

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id:a-kuma3

最終的に Windows なども TCP の波に押されて
今の形になったっていう感じなんでしょうかね。

押されてかどうかは分かりませんが、Windows95 が世を席巻した理由の一つが、TCP までのプロトコルスタックを標準装備したことでしょう。
いわゆる「オープン化」の後押しにもなりました。

2014/08/11 00:31:45
id:quesit

なるほど、結果的にこの時に今の形が出来上がったということですね。
現在の技術には、必ずこういう歴史が隠れているので、
そう考えながら物事を見たら面白いです(笑

色々参考になる情報、本当にありがとうございました!

2014/08/11 01:49:48

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  • ベーシック手順、HDLCとX.25の関係について X.25は割と初期のWAN… - 人力検索はてな  うっすらとしか覚えていないのですが、懐かしい単語が脳を刺激します。 OSIと言うプロトコルが10Base5やF
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