鴨や雁のような渡り鳥が、互いに声をかけ合いながら飛んでいくのを
見かけますが、なんらかの目的があってのことなのでしょうか。
鳥の群れが移動していく時に鳴き交わす声は、コンタクトコールとかフライトコールなどと呼ばれ、例えば群れのメンバーが離ればなれにならないように、また周囲に危険がないかどうか互いに連絡を取り合う機能があると考えられています。
ガン類などの場合、秋の渡りは家族群をベースにしたグループで行うので、同じ目的地に向かう血縁者どうしで情報のやり取りをしているのかも知れません。
渡り鳥は夜間に渡りを行うことが多いのですが、鳴き交わすことは群れの中で互いの間隔を適切に保つ上で重要な働きをしているものと考えられています。
All About Birds : Why Birds Call
fiwaさん 丁寧な回答をありがとうございました。よく日暮れ時に見かけますが、夜でも渡りを行うとのこと、合わせて納得です。
2014/10/06 18:21:26