マンガに対して疑問があります。

ジャンルがネタ・ジョークになっていないので、真面目に返答いたしますが、１～４はすべて「デフォルメ」デフォルメ - Wikipediaという美術技法の一種として説明できます。大げさに書くことで、一コマ一コマの表情や服のはしばしまでを注意深く美術技法に精通した人間が読まなくても、記号化された部分によってさっとすばやく画面の意図を読み取れます。
　

１．髪の毛のふさを細かく書くと時間がかかるのと、髪型を変えたほうがキャラクターの区別がわかりやすいために、固めたかのように大きな毛束が自由に動いた髪型を書いています。

２．びっくりすると目を見開くという習性をあらわしているのです。実社会では、驚かなくてもそういう目が飛び出している人があれば甲状腺ホルモンの異常が疑われます。
　
３．漫画キャラクターは落下しても生き残るなど健康度が実社会の人間と異なります。骨格が違っても健康度を表現するものではありませんので気にしないでよんでください。蘭ねえちゃんの頭部の出っ張った髪の毛はコスプレにおいて一番苦労するもののようですがこれもキャラクターの記号ですから気にしないでください。
　
４．あれほど目が大きい人間は実社会にはいませんし、実際いたら少々気味が悪いです。参照としてこちらに掲載された写真を御覧ください日本の「2.5次元マスク」が人気--人民網日本語版--人民日報　また、目の大きさにあうコンタクトレンズがなくて苦労することでしょう。「妖怪ウォッチ」のジバニャンは自分の耳の位置を分かっていると話題にｗｗｗ - BUZZNET｜おもしろネタニュースまとめしかし感情豊かな目つきの表現をするのには拡大された目は必須であるといえます。

これらの漫画の疑問を真面目に科学で検証しつつギャグとして捉えておもしろがる書籍もあります。柳田理科雄さんの空想科学読本シリーズです。

空想科学読本（17（「いちばん強いのは誰！？） [ 柳田理科雄 ]

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ぜひご一読ください。

ところで、一般的な話として、漫画の技法を「うすうすわかっているし、漫画自体は楽しんでいるが、ふと実社会におきかえてよく考えるとへんだな？」という程度はだれでも思う普通のことです。
しかし全くデフォルメ技法が理解できず、漫画が読みづらい方もいらっしゃいます。
この場合、病気や障害の一症状であることもありますので、一度、お医者様にご相談ください。
（以前は漫画のデフォルメが気にならなかったのに、急にデフォルメの意図がわからず、漫画そのものの筋も理解できなくなったなどの場合は特に医療が必要になる可能性が高いです）