「キラキラルはぜーんぶ、このビブリー様がいただくわ!」
「ナージャとレージナを足して2で割ったような感じ(←最初の感想)」。キラキラ☆プリキュアアラモード第18話感想です。
●強敵ビブリー
学校を休んで不登校になってしまったジュリオ。代わりにキラパティの前に現れたのは、第二の刺客ビブリー。
今回の彼女の発言から、現状の敵側の体制が少しずつ見えてきました。
・敵のボスはノワールという名前。フランス語で「黒」という意味。そういえばリオの仮の名字も「黒樹」。
・ジュリオの実験はノワールの命令とは別に、自分の意志で行っていた。(→ノワールデコレーション)
・ジュリオと違い、ビブリーは最初からキラパティを敵視している。
問題はドクロクシーやディスピアのように今まで一切の描写が無かったので、その全貌や目的が全くわかりませんが、少なくともキラキラルを使って、何かしようとしているのは確かです。
しかも、悪い噂を流してキラパティを社会的に追い込むとかやることがなかなか陰湿ですね。
ゆかりさんの情報網で見事に正体を暴いたものの、普通では相手にするのは面倒なタイプですね。
今後はどういう風に攻めてくるのか、そこの辺りも気になります。
●ジュリオとシエル
目が、、、似ている、、、
今週登場した天才パティシエ「キラ星シエル」。スイーツ作り初心者のいちかとは違ってスイーツ作りのプロという対照的な立ち位置で描かれていることがわかります。
そして、先週ジュリオが退散してからのこのタイミング。瞳の輝きがジュリオとそっくりです。ということは、もう、そういうことなんじゃないかと、そういうことなんじゃないかと。
ジュリオには過去「スイーツ作りが得意だった」「家族(もしくは信頼していた人)に裏切られた」経験があるっぽいので、その辺りの話が今後浮上してきそうな気がします。
●演出と構成
メタ的な話ですが、ビブリーの初登場で紹介を兼ねつつ、キラパティが(社会的に)ピンチに陥る、かつシエルという新たなキャラクターに自然に触れていたということで、今回はかなり構成がしっかりしている回だと思いました。
ジュリオという障害を乗り越えたことで、新たに様々なことが動き出した、って感じがしてわくわくしました。
また、5人もキラパティにお客さんが来るように、みんなで頑張るシーンがあったり、糸電話とかもテンポ良く話が進んで良かったです。
●敵の目的
ビブリーは、「ノワールへの愛」で行動していることが今回わかりました。
対してジュリオは、「自分の意志でキラキラルを使った実験」をしていたことがわかりましたが、これはノワールとは別にジュリオ自身が何か事情を抱えている可能性が高いです。
例えば、キラキラルで強い武器を作る→「目的」がそこにあると思うので、そういう視点も兼ねつつ、今後の展開を楽しみたいと思います。
「サム&キャット」というアメリカのコメディドラマの中に、ビブルというイギリスのお菓子が出て来るみたいですけど、元ネタはそこでしょうか。
「悪い噂」がビブリーの得意の能力の1つとすると、これまでのプリキュアのお話しにはあまり登場しなかったタイプの難敵ね。「メタ」なところで見ると、こう言った難敵に対応しうるように、ゆかりの優秀さの種類が設定されているのよね。
「ビブル」と言うお菓子(ポップコーン?)は知らなかったわ。
テンポよく、次々に新キャラを出してくるわね。惜しげなく、かしら。
2017/06/11 07:27:54