「リフトはね、信頼し合っているパートナーでなくちゃできないんだよ」
明らかに子供向けではない(ゆかりの複雑な心情とか、それに対するあきらのまっすぐな考えとか)内容に終始戸惑うことしかできなかった、キラキラ☆プリキュアアラモード第26話感想です。
●ゆかりとあきら
一番印象的だったのは、最初に王子がゆかりの手を引いて連れ出そうとした時、あきらが「ちょっと待って!」って呼び止めるシーン。
初め、あきらが止めてくれてゆかりは嬉しそうな表情を見せますが、学校とか、友達とか、あきらの気持ちじゃなくて、周りの環境を気にかけた言葉を聞いて、ゆかりの表情が曇ったのが、ゆかりの気持ちを表している重要なシーンだと思いました。
●信頼できるリフト
王子との何番勝負でダンスシーンがありました。
お互いの信頼感というか、心情が表れるので、二人の表情とか、距離とか、色々見ていて思うところはありました。
踊っている時間もけっこう長かったですし、それだけここが重要だったのかなって見返してみると思います。
その後のやりとりは完全に男女のそれにしか見えなかったですけど(はるかみちる)
お嬢様出身のあおいがリフトについてコメントしていたのも細かい演出ですね。
●ショコラとゆかり
エルシオの妨害で、ショコラだけ変身したシーン。キュアショコラがゆかりを守る場面は、ショコラの衣装も相まって、まさに王子様とお姫様でした。
その後変身して二人でリフトしながら攻撃していたのが、ダンスシーンの伏線になっていて面白かったです(技的にも)。
●エリシオ
最近新たな敵が出てきてもシナリオの都合で淡々と済まされてしまうものの、エリシオは序盤自ら戦うスタイルだったのは、最近の幹部にしては積極的だなと思いました。
ただ、ショコラにあれだけ打撃を与えていたあの黒い棒が、変身前のいちか達の蹴りで普通に破られていたのを見ると、ちょっと強度に疑問です。
何はともあれ、怒らせると怖そうなので、これ以上はやめておきましょう。
立派なプリキュア、高校生ふたりにも「弱いところがある」と描いたお話しだったのね。
あきらにも「周りの環境を気にかけた言葉」でうっかりゆかりを傷つけてしまうところがあった、人の気持ちがわかるかどうかについては一番不得意なキラリン、年少のシエルにそれをあきらが教わった・・・と言うことだったのね。
「いつまでいるんですか」はオープニングのことかしらね?
2017/08/06 06:32:04