なお、両庁とも、もともとは総理府(内閣府の前身)から出発しています。
他方、両庁の長官はいつも兼任され、さらに、建設大臣・国土庁長官の兼任が殆どだったと思います。
たとえば、人的な理由でしょうか。両庁とも、他省庁からの出向者が幹部を占めており、北海道開発庁は、国土交通省系が多く、沖縄開発庁は総理府系が多かったんでしょうか。
あるいはまた、沖縄は基地の問題があり、内閣府の下にある方が連携しやすいのでしょうか。
「沖縄は基地の問題があり、内閣府の下にある方が連携しやすい」その通りです。
内閣府の下部組織である方が政治中枢に近く、要望や予算の通りが良いので、何かあったら迅速に対応できる。
「忖度」がやりやすい・・・と言えば分かりやすいかな?
回答一号さま、ありがとうございました。
沖縄の件は、基地の問題があるゆえ、内閣府に統合する、というのは、
明言されていたのかどうか、と思いました。
法案に関する説明文に明示されていた、とか、政府答弁であった(野党などから質疑があり)とか、
審議会議事録などにあったとか。
「基地の問題について、配慮している」と書いてしまうと、
法案が国会で通りにくくなったりして、面倒ではないか、と思いましたゆえ。
ありがとうございます。
2018/04/28 23:08:39橋本行革により、その点は改善されることになった理解で大丈夫そうですね。
建設大臣(建設大臣が、沖縄開発庁長官を兼務している状態)よりも、
意思の疎通はよくなったはずと考えられます。
実際にも、意思の疎通はきっとよくなったのなったのだろうと思います。