埴輪は素焼きの焼き物です。
Ⅰ式・Ⅱ式・Ⅲ式 とⅣ式・Ⅴ式の判別は、埴輪に「黒斑」があるかどうかの単純なことだ。前者は野焼きで焼成するため「黒斑」が生じ、後者は窖窯(あながま)で焼成するため「黒斑」が生じないということである。窖窯は初期の須恵器の焼成にも使用されており、Ⅳ式・Ⅴ式の埴輪は須恵器と共伴することも納得がいく。円筒埴輪の型式の基準が分かり易いこと、破片でも判定出来ることもあり、当初懐疑的な人もおられたようだが、古墳の築造年代の判定に有効に活用されている。
http://syoki-kaimei.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305084172-1
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集成編年6期の定義は「円筒埴輪のⅣ式。須恵器のTK73型式。鋲留の短甲・冑や挂甲など新しい型式の武具の登場。馬具・環鈴・帯金具などの出現。動物・人物埴輪も作られ出す。琴柱形石製品や滑石製容器はこの時期には姿を消している。」とある
東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 形象埴輪の展開 作品リスト
↑のだと、6世紀のものだそうですから、Ⅴ式の時期にあたるようです。
良く分かりました。このお答えで満足です。
2018/06/27 17:37:15