1.地方公共団体の運営する
2.故人でない存命中の作家・学者などを顕彰する
以上の条件が当てはまる美術館・博物館・記念館・文庫などが日本全国にどれくらいあるのかお知恵をお借りしたい。
存命中からやっていたけど今は亡くなったのなら、御宿町歴史民俗資料館に岩瀬禎之の海女の写真集があります。
http://www.town.onjuku.chiba.jp/sub6/7/minzoku_shiryoukan_01/
http://motoyoshi.ardre.jp/?page_id=1132
名のある芸術家で美術館等があって、なおかつ現在でも生きている人の方が少ないと思う。
私の知っているので言えば、平山郁夫美術館は存命中に故人からの作品の寄贈を受けて地方公共団体によって設立されました。
http://hirayama-museum.or.jp/
>名のある芸術家で美術館等があって、なおかつ現在でも生きている人の方が少ない
今回、私が筆頭事例として挙げている飛騨市立中垣克久彫刻庭園美術館については「名のある芸術家」とは言えません。傍証として日本語wikiにも英語wikiにも項目が無い人物なのです。たとえ今は無名でもこれから有名になるようにテコ入れ運動をふるさと自治体レベルですべきだ、ということもありうるでしょうからそこに異論を挟むつもりもありません。
そうではなくて今回私は単に「公営」+「個人名」+「〇〇館」+「本人存命中」というケースが現在および過去にどれくらいあるのをとりあえずは標本化したいだけです。
「地方公共団体によって設立」ということと「市営町営」ということと「開設に助成やアファマを受けたりすること」はそれぞれ全く別のジャンルであって整理されなければなりません。
もしそこを分別しないのなら、本社用地取得に国有地を格安で譲り受けたとされる朝日新聞や読売新聞だってもはや国営新聞と言えるのか?という話になってしまいます。
おそらく個人名顕彰(美術)館で典型的に多いケースは作家本人他界後、高価な所蔵作品を遺族がそのまま受け継ぐには荷(相続税等)が重すぎて、所蔵財産が散逸し社会的損失を発生させる可能性があるので地方公共団体が町おこしも兼ね、寄贈扱いにして開館する、というパターンだと思います。
そこの一歩手前で本人村存命中に開館しているケースを探しています。
兵庫県立美術館 Ando Gallery はアウト?
https://mainichi.jp/articles/20190522/k00/00m/040/310000c
https://www.artm.pref.hyogo.jp/access/archtect/ando/index.html
こういうのもありました
●横尾忠則現代美術館
http://www.ytmoca.jp/outline/outline.html
設置者は兵庫県、管理運営は(公財)兵庫県芸術文化協会に委託
ああこれは公財は管理運営を受託してるわけだから「県立美術館」としては公営といえるでしょうね。
横尾氏くらいだと無いのがおかしいくらいですね。
関連する地方自治関連の最新ニュースでこういうのありましたので貼っておきます。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00154/00658/?n_ci...
2019/09/09 05:00 「高級ホテルは公園施設か?」、奈良公園の近隣住民が県を再び提訴
経緯はこういうことですが、名称については説明されていません。
2019/09/02 06:36:46https://www.lec-jp.com/h-bunka/item/v225/pdf/200303_34.pdf
上の白倉主任が書いた広報は要領を得ていていいですね。どの自治体でも半官半民事業をやる時はこれくらい公明正大にしてほしいものです。
2019/09/02 18:17:11