難しい質問かもしれません。

ああ失礼、裁判はあったんですね。タイトーは当時大損したという話を聞いたことがあるので。あと結局最後の最後まで模造品は無くならなかったですよね。

あと判決支払い額が54万円って安すぎ。当時テーブル型のインベーダー機が一台50万円だったと思います。

喫茶店などの経営者が欲しくても手に入らなかった時期があったことを考えるとボッタクリ値段もありかな、と。私当時小学5年くらい、クラスメートの喫茶店には白黒時代のインベーダーありました。その時聞いた値段が一台50万だったと記憶します

算出基準が収入（売上）基準ではなく所得（儲け）基準なのはわかりますが、それでも当時全国にあったゲーム機の台数を考えると模造側の儲けがたった50万円なんてこともありえないでしょう。桁が2つ違うのではないでしょうか？もちろん模造メーカーは複数あったでしょうが。

そこで「証明可能性」の領域に論点が移っていくわけですが、コンシュマー機器の不正使用の証明がそんなに難しいジャンルなのか、という疑問も残る。例えば調査チームが東京地区の喫茶店・ゲームセンターを巡回し、こことここに何台、と特定するのが難しい話のようには思えないですし、民法709条レベルなら工場側でなく店側を訴えることも可能だったはずです。

wikiみますと、正規品の販売台数が10万台、不許可コピーが30万台とありますが、東京地区には3万台あったと推定。コピー品が複数メーカーのよるものにしても、その内の5％、1500台を対策巡回チームが捕捉特定したとしてたったの50万円の損害賠償とはなんともやりきれない。実質敗訴ではないでしょうか。

こんなのが出てきました。
「インベーダー無断コピーをめぐり訴訟を起こしていたタイトーは日本物産と和解した。セガ社の元副社長、広原昇氏が死去した。（１９８１年３月１日号）。」
http://www.ampress.co.jp/backnumber/bn2001.03.01.htm

訴訟は複数あったのですね。

あと昭和57年12月6日裁判所名  東京地方裁判所の一件って対象がスペースインベーダーパート2で、パート2ってのがミソ。全盛期のバージョンじゃないのが不思議。

もう単なる懐かしネタの雑談になっちゃうんですがｗｗｗ
〇〇パート2ってなったのは下火になったからテコ入れ改良したのが実情です。私は白黒インベーダーの時代から知ってます。厳密にはファーストインベーダーも
1.完全白黒時代
2.色付きセロファンによる疑似カラー時代
3.色付き時代
の3種類です。

さらにファーストインベーダーとインベーダーパート2の間に「口裂けインベーダー」と呼ばれていた改造機種（おそらくサードパーティによる不正改造版）もあった。口裂け女の都市伝説とインベーダーを合体させたちょっとだけ画面をいじってあるバージョンです。

で、あくまで私の個人的証言ですが、パート2の頃ってもう飽きられ始めたがゆえのテコ入れ企画で、ファーストが元々すごいブーム過ぎたとのは間違いありません。ピンクレディーの栄枯盛衰と同じで。

で、著作権の確立云々ではなくて、そんなの無くても民法709条の不法行為認定で法益取り返せなかったのかな、と、今になって思うわけです。