マクドナルドでパソコンを開くと、マクドナルドのwifの設定画面が自動的に開きます。これが、不思議なのです(パソコンの中のアプリなら分かるのですが...)
参照のために、マクドナルドに入店した際のプロセスの状態を貼っておきます。
よろしくお願いいたします。
Captive Portal という仕組みがあります。
OSに含まれているWi-Fi管理アプリが、ブラウザの部品を利用して誘導されたURLを表示しています。
Wi-Fiアクセスポイントに接続した際に、そのアクセスポイントからOSが知っているURLに到達できるか確認します。
例えば、http: //q.hatena.ne.jp/ を到達できるかチェックするURLとした場合、以下の結果が想定されます。
この時、3番目の「目的とは違うサイトに接続されている」状態になった場合に、アプリ内部から起動できるブラウザ機能を利用してログイン画面を表示させています。
ログイン画面は、アクセスポイント(Wi-Fi)のみに接続されている状態であれば、通常利用しているブラウザやスマートフォン(Android/iOS)のブラウザでも表示ができます。
接続の説明書などに「つながらない場合はこちらのURLにアクセス」と書いてあるのは、ログイン画面に転送をするためとなります。
こちらも一例ですが、アクセスポイントがどのように通信を制限・制御しているか確認することができます。
利用規約の同意を求めることにより、通信に関する免責や青少年保護の観点等のアクセス制限を行う事の同意を得る事ができます。
運営しているサービスによっては、ログイン後に広告が含まれている設置店のチラシ情報等のサイトに移動したり、地域の情報を表示することもあります。これらはインターネット接続以外のメリットをアピールできるようです。
なお、最近のスマートフォンは、端末情報を匿名化(識別できる情報をランダムに)できるので、いずれはSNSやメール認証等が必要になるかもしれません。
たしかのマクドナルドで立ち上がる接続画面には、「Wi-fiサービス利用規約」が書かれていて、「同意して利用」を選択して、接続となります。
いい機会なので、途中までですが、利用規約を読んでみました。
新しく知った情報は以下の通りです。
接続サービスは、ソフトバンクが運営していて、利用情報や特性情報は、マクドナルドだけでなく、ソフトバンクにも収集されていること。
利用者の操作を簡単にするため、無線通信の暗号化はされていないこと。
後者については、なんとなく暗号化されていると思っていました。(いままでも、それとなく気を付けていたのですが)ウェッブサイトはセキュアなhttpsを見ること、なるべく任意のウェッブサイト上でパスワードが必要な場合、入力しないこと、など気を付けていきたいと思いましたー。
コメント、ありがとうございます。