精神分析は、魔法や薬物や触診によらず、もっぱら問診です。
…… フロイトは、自由連想法を好み、ユングは、夢分析を好んだ。
Freud, Sigmund 精神分析 18560506 Czech London 19390923 82 /
Sándor, Ferenczi 精神分析 18730707 Hugaly 19330522 58 /Sigmund の弟子
Jung, Carl Gustav 精神科医 18750726 Suisse 19610606 85 /共時性
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19121208
Okonogi, Keigo 精神科医 19300131 東京 20030921 73 /慶應義塾大学教授
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JA0R72
── 小此木 啓吾《エロス的人間論 19700916-19771210 講談社現代新書》誤=現代文庫
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19700824
自由連想法とは、ベッドに横になってもらい、頭に浮かんできた言葉
を話してもらう介入方法である。これは、普通の会話の場合と異なり、
道筋を立てずに、心に浮かんできたことを批判も選択もせずにありのま
ま話すという基本原則に沿って行われる。特徴は、連想が直線的である
こと。直線的というのは、バナナ→黄色→信号→道路・・・といったよ
うに、次々と頭に浮かんだものから思い浮かぶものを列挙していくこと
である。先ほど紹介した危険なメソッドでもユングがクライントに対し、
自由連想法を用いているシーンがあるので参考にすると良い。
一方、夢分析とは、クライアントが意識できる顕在夢を手がかりとし
て、欲望が反映されるという潜在夢を解明する介入方法のこと。ユング
の考えによれば、神経症とは自我と無意識の関係のバランスが崩れた状
態であり、夢はこの2つのバランスを回復させる機能であるとしている。
夢分析の特徴は、連想が基盤となるイメージから離れないことにある。
例えば、バナナ→黄色→バナナ→猿→バナナ→皮・・・・などのように、
バナナを基盤に連想を展開する。
自由連想と夢分析。象徴に対する考え方の違い。
介入方法の違いからもわかる様に、フロイトとユングの間には、夢分
析の中で行われ象徴分析に対する考え方にも違いがあった。フロイトは、
夢は願望充足であり、象徴を抑圧された物を代理として表すごまかしだ
と捉えた。一方、ユングは、夢をごまかしではなく、自我に対する補償
であり、何か未知のものを伝えてくれる象徴であると考えた。
https://human-relation.net/psychology/difference-of-psychoanalys...
「ベッドで横になってものを考えるとよいアイディアが浮かぶ」と話したことによって、あなたが安心したからでしょう。魔法がもし本当に使えたら、結構しんどい精神科医なんてやっていないと思います。
コメント(0件)