弓をひいたときに弦が小札頭(こざねがしら)に引っかかるのを防ぐ意味があるそうです
http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/kikaku/yoroi/turubasiri.htm
小札頭(こざねがしら=金具の頭の部分)
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heilig_zwei ●40ポイント ベストアンサー |
一般的に大鎧と呼ばれるタイプの鎧は、小札と呼ばれる金属片を糸で編み合わせて作られています。
きっちり糸で動かないように固定してしまうと素早い動きが出来ないので、
金属片と金属片の間にはある程度ゆるみを持たせてあります。
[http://images.google.co.jp/images?q=%E5%B0%8F%E6%9C%AD%E9%A0%AD
実際に和弓を引いてみると分かるのですが、弓を引く際に思いっきり左右に胸を開くので
初心者は結構弦が胸のところに当たります(女子弓道で胸当て着用が必須なのはそのためです)。
鎧を着て弓を引くと、胸の部分のジャラジャラ動く金属片のカドの部分(小札頭)に引っかかり、
鎧を痛めたり怪我をしたりするので、その上に弦走という布をかけて引っかからないようにするのです。
ありがとうございます。よくわかりました。