Ruby on Rails についてお聞きします｡目的がわからないので､なんともいえないですが｡
Rubyは型で呼び出しの制限はしませんので､ApplicationController の持っているﾒｿｯﾄﾞ群を備えていれば任意のｸﾗｽを継承して使うことは原理的にはできます｡
ただ､ApplicationController と同じ振る舞いをしないとちゃんと動かないので､あんまり意味がないですね｡
ApplicationController 以外から継承するあり得るﾊﾟﾀｰﾝとしては以下などがあります｡
1. ApplicationController のｻﾌﾞｸﾗｽのｻﾌﾞｸﾗｽにする｡
class AController < ApplicationController; end
class BController < AController; end
通常共通する処理はApplicationControllerに書きますが､
特定のｺﾝﾄﾛｰﾗ群では別の共通処理にしたい場合などにこうします｡
2. ApplicationController の親ｸﾗｽのｻﾌﾞｸﾗｽにする｡
ApplicationController は､
AbstractController::Base ← ActionController::Metal ← ActionController::Base ← ApplicationController
という継承階層です｡
例えば､Rack ｱﾌﾟﾘとして動作させるなら ActionController::Metal のｻﾌﾞｸﾗｽでもいけます｡
AbstractController::Base や ActionController::Base から直接継承することもできなくはないですが､必要なﾒｿｯﾄﾞを再実装しなくてはなりません｡
Rails のｺﾝﾄﾛｰﾗの仕組み自体をｶｽﾀﾏｲｽﾞしたいのでなければ､
面倒なだけで意味がないですね｡
詳しいご回答誠にありがとうございます｡
目的としては､1の"特定のｺﾝﾄﾛｰﾗ群では別の共通処理にしたい場合"が近いです｡
何がやりたいかというと､adminという名前空間にだけBASIC認証をかけたいと思っています｡
そこで､ApplicationController のｻﾌﾞｸﾗｽであるAdminRootControllerというｺﾝﾄﾛｰﾗを作ってそこにBASIC認証処理を組み込み､名前空間adminのすべてのｺﾝﾄﾛｰﾗにこれを継承させれば要件が満たせるのではと思いました｡
>|ruby|
class AdminRootController < ApplicationController
before_filter :auth
private
def auth
authenticate_or_request_with_http_basic do |user, pass|
user == 'username' && pass == 'password'
end
end
end
| >|ruby| class Admin::HogeController < AdminRootController end | それで､新しくｺﾝﾄﾛｰﾗを生成するときに､書き換えるのがめんどうなのでrailsｺﾏﾝﾄﾞで動的に生成するときにAdminRootControllerを指定できたら楽だなと思った次第です｡ 私にはこのような手法しか思い浮かばなかったですが､他にもっと合理的な方法があればご教示いただけましたら幸いです｡