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円の価値が高いことは、今年、来年というようなところでは、デメリットも目立ちますが、10年、20年スパンでは土台というのか、底のところではいいこともおきているのではと思いますが、そうでもないのでしょうか
●質問者:
surippa20
●カテゴリ:
経済・金融・保険
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件
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1 ●
papavolvol
円高には、良いことと悪いことが、同じだけあると思います。
悪いこと
日本でも海外でも作れる物を日本で作っている場合、日本で作った物の値段が海外で作った物の値段に比べて高くなります。そのため、日本で作った物が売れなくなります。そうすると、日本の工場で物を作らないで、海外の工場で物を作る方が良いということになります。日本の工場の利益が下がります。日 の工場が日本の政府に支払う税金が少なくなって、日本の国の赤字がさらに大きくなります。日本の工場で働いている人が失業して、他の仕事を見つけるまで生活に困ります。日本の工場で働いている人の仕事が見つかるまで、その人たちの払う所得税が減るので、日本の国の赤字がさらに大きくなります。
良いこと
海外からの輸入に頼っている燃料や原油の価格が安くなります。現在は世界的に原油の価格が高騰していますが、円高のおかげで相殺されています。原油価格の上昇によるインフレや物価高にならないで済んでいます。
海外からの輸入に頼っている小麦粉などの食料や穀物の値段が安くなります。現在は世界的に穀物の価格が高騰しています。円高のおかげで相殺されて、穀物価格の上昇によるインフレや物価高はそれほど大きくならずに済んでいます。
輸入品は安く買えるし、海外旅行には安く行けます。海外の大学への進学も安くなります。
日本企業が海外の技術や特許やノウハウを持った企業を買収しやすくなっています。これまで、日本の産業は政府に保護されていたために、自動車などの一部の量産品の工業製品以外の競争力はあまり高くありません。海外の企業を買収して、日本の企業が国際競争力をつけることができるチャンスです。
日本の農業は国際競争力がないために政府に保護されています。結果として日本の国民は高くて種類の少ない農産物を食べています。また、医療、介護、保育など社会インフラには人手不足が続いています。雇用の確保には、工場で量産品を製造して輸出する政策が手っ取り早いのですが、工場で働くだけでは国民は幸せを実感できません。雇用を、輸出産業の工場から、農業、医療、介護、保育などの内需産業にシフトして、国民が豊かさを実感できる社会にするチャンスです。
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