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TransFreeBSD ベストアンサー |
コンピュータの質問ではありませんが……
必要です。
もし駆除する必要がないのに駆除している市役所があったとしても、市役所がないと困ります。
だから必要です。
この世には害獣がいます。
害獣とはようするに、人間社会に害を与える動物です。被害を受けて困っている人がいます。
県や市役所(町村も含め地方自治体と言います)と国は社会を良くしていくのが仕事です。
ですから害獣駆除も仕事なのです。
あと、害獣だから、悪いことをするからといって、無闇に殺すのは良くありません。
ある動物は他の動物の餌になったり、植物や動物を餌にしたりして関係を持っています。
これを生態系と呼びます。
人間も様々な植物や動物の恩恵を受けていて、けっして無関係ではありません。
ですので悪いことをするからといって全滅させればよいというわけではありません。
ですから、今どのくらい居るのか、増えすぎてないか減りすぎてないか、
調査しながら適切に駆除しなければなりません。
悪さをするからといった損得勘定だけではなく、手間をかけて調査をしながら行うのは、
役所のような公共のための組織でなければ難しいのです。
また、世の中には生態系を壊す動物がいます。
これを外来種と言います。
外来種は元々そこにいた動物を食い尽くしたり、または餌を食い尽くして他の動物を追いやったりします。
前に書いた通り、そこに元々いた動物はそこの他の動物と関係を持ち、ひいては人間とも影響しあっています。
動物に限らず多種多様な生物が互いに関係を持つことで、気候などの影響を分散し、強い生態系を作っています。
これを生物多様性と言います。
外来種は、その生物多様性を脅かします。
人間に直接害を与えないからといって放っておけば、あとあと人間にまわりまわって来ます。
なので、そういった生物を駆除し、自然を守る、それも役所の仕事の一つです。
ですから必要なのです。