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ウィキペディアによれば、「インターロイキン(Interleukin)とは一群のサイトカインで、白血球(leukocyte から-leukin)によって分泌され、細胞間(inter-)コミュニケーションの機能を果たすものをいう」とあり、IL-1からIL-18 (英語版だとIL-35)まで紹介されていますが、この分類は情報を伝達するパケットの型についての分類であり、実際にはIL-1なりIL-17なりで、さらに何千、何万種類のペプチド結合があって異なった信号を送っているという理解でよろしいですか。たとえばIL-17についての添付の画像の丸や楕円の部分には、いろいろなペプチド列がありうるということでしょうか。
((画像は、Structure and signalling in the IL-17 receptor family
Sarah L. Gaffen: Nature Reviews Immunology 9, 556-567 (August 2009)より))


それらのペプチド列にどのような種類があるのかということは、何を読めば書いているでしょうか。


●質問者: ShinRai
●カテゴリ:医療・健康 科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● suppadv
●100ポイント

>この分類は情報を伝達するパケットの型についての分類であり、

ここまではOKです。

IL-17であれば、炎症性サイトカインの産生を誘導するグループを示します。




>実際にはIL-1なりIL-17なりで、さらに何千、何万種類のペプチド結合があって異なった信号を送っている

ちょっと数が多すぎます。

レセプターの種類が複数ある場合には、そのレセプターの種類分だけ、インターロイキンの種類があることになります。画像の場合では、今のところ7種類のレセプターが見つかっているのでIL-17も7種類はあると考えられると言うことを示しています。

もう少し見つかる可能性はありますが、何千、何万種類のペプチド結合があって異なった信号をおくるというような状況にはなりません。同じレセプターにリガンドすれば多少配列が異なっていても同じものとしてくくられます。


丸や楕円の部分については、色分けされていますので、色が同じであれば同じものを示します。

また、ピンクと他の色が混ざったりしていないので、その辺りの配列についてもごちゃ混ぜになっていたりはしないということも示しています。


http://q.hatena.ne.jp/


ShinRaiさんのコメント
そうですか。IL-17がひとつのパケット形式であり、その中味は、A, B,C,D, E,Fなどの数種類しかないということですね。ありがとうございました。 ホモ2量体のIL-17A、IL-17Fに加えて、ヘテロ2量体のIL-17A-IL-17Fというのも、また別の信号にはなる。 しかし、IL-17Aというもののペプチド配列は一種類しか存在していないということですね。 ありがとうございました。そのあたりなかなか理解できなくて困っておりました。

ShinRaiさんのコメント
追記: http://www.wjgnet.com/2218-4333/full/v2/i6/237.htm このurlでfigure-1をご覧ください。 イムノグロブリンMと同じ型とおぼしきタンパク質が描かれています。 この図のCDR1, CDR2, CDR3というのは、固定値なのでしょうか、それとも可変であるのでしょうか。可変であるとすれば、どのような組合せが可能なのでしょうか。 いろいろ何万種類も組合せが変えられそうな気もしますが、いかがですか

ShinRaiさんのコメント
追記2: IL-17に6種類しか抗体がないとすると、全部で1000万種類以上ある抗体はどのように表現されるのでしょうか。大変じゃないですか

ShinRaiさんのコメント
追記3:あ、そうか、免疫グロブリンは抗体で1000万種類あるけど、インターロイキンは白血球間の情報伝達を行なうサイトカインだから数種類でいいのか。そういうことですね。頭が混乱していました。
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