婚姻関係が破綻していても相手が離婚に応じず、別居等でずるずると数年以上過ごし、その間に内妻とでも言うべき人が出来たら……というケースだと、個人的には「仕方ないかなぁ」と思いますね。
また、夫婦の価値観というものが「パートナーが愛人を作ることに頓着しない」というものであれば、他人がどうこう言うべきことでもないかなと。
第二次大戦前であれば、ある程度の地位にある男性は愛人を囲っていたりというのはありました。閨閥(けいばつ)など、社会的地位と人脈のための婚姻だと割り切り、家の切り盛りを淡々と行う本妻さんもいたでしょうし、愛人の数人位なんてことはない、男の甲斐性じゃないかとどっしりと構えた本妻さんもいたかもしれません。でも、夫の愛情を失ったことで悲しい結末を選んだ人もいたようです。不倫の末に情死を選んだカップルも。
さて、現代では、一般的に相手が浮気するとかは無論のこと、風俗やキャバクラ遊びでさえ禁止なんてことはよくある話です。
自分は、風俗賛成派なんで、パートナーが性感染症などの対策をちゃんとして風俗遊びをするのは一向にかまわないんですが、その考えを他のカップルに勧めたいとは思いません。
ということで一般的には不倫は社会的認知されはしないけれども、カップル同士の価値観にまで他人がどうこう首を突っ込むこともあまり良いことではないのでは? というのが自分の考えです。