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●質問者: Dain
●カテゴリ:科学・統計資料 書籍・音楽・映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 39/39件

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11 ● dabloger
●132ポイント

中学生のとき、COSMOSを読んでえらく感動した、カールセーガンの著書
「悪霊にさいなまれる世界」は人がエセ科学や心霊的なものを信じてしまうことについて注意を喚起する内容なのですが、それらをただ否定するだけの内容なのではなく、常に疑いをもって物事を見、それを証明、あるいは反証する姿勢の重要性を説いていて、感銘を受けました。

悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

悪霊にさいなまれる世界〈下〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

悪霊にさいなまれる世界〈下〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

ハヤカワに入ったのは最近のようですが、海外の読み応えのあるノンフィクション系はきっちり押さえてくるなあというのが、ハヤカワの印象です。


Dainさんのコメント
ハヤカワのノンフィクションも、どっぷり読めます。最近なら、「響きの科楽」「スプーンと元素周期表」を堪能しました。「悪霊に…」は未読なので、手にとってチェックしてみます。

12 ● Rytandrezone
●132ポイント

アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))

アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))

ドラマ「ER」でも知られるマイケル・クライトンのデビュー作です。
サイエンス側にも重きを置かれた作品で、新しい作品ではないですが、最後まで惹きつけられた作品でした。


Dainさんのコメント
おお、クライトンのこれを忘れていました。確かハードカバーでタイトルが「アンドロメダ…」の奴を読みました。思い出させていただき、ありがとうございます。

13 ● gtore
●132ポイント

こちらですね。ミステリとSFから1つずつ。

私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)

私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)

完璧な涙 (ハヤカワ文庫JA)

完璧な涙 (ハヤカワ文庫JA)


Dainさんのコメント
「私が殺した少女」は面白かったですね。序盤のツカミに心臓を掴まれたまま、持って行かれました。「完璧な涙」は未読ですので楽しみ?、オススメありがとうございます。

14 ● rsc
●132ポイント

こちらはいかがでしょうか。
●これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) [新書]
マイケル サンデル (著), Michael J. Sandel (原著), 鬼澤 忍 (翻訳)

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)



●なぜ女は昇進を拒むのか――進化心理学が解く性差のパラドクス [単行本]
スーザン・ピンカー (著), Susan Pinker (著), 幾島 幸子 (翻訳), 古賀 祥子 (翻訳)

なぜ女は昇進を拒むのか――進化心理学が解く性差のパラドクス

なぜ女は昇進を拒むのか――進化心理学が解く性差のパラドクス


Dainさんのコメント
おお、サンデル先生もハヤカワだったのですね、失念していました。教えていただき、ありがとうございます。 「これから正義…」はネットを飛び交う言説でお腹いっぱいなので、むしろこれを読んだ人の話を聞いてみたいです。わたしの(読まずに出した)結論は、「政治ネタを哲学のジレンマに持ちこんだ成功例」です。これがどう変わるか楽しみ。 「なぜ女は…」は結論だけ知りたいです。ハヤカワだから、ありがちな「男脳・女脳」に牽強付会するような本じゃないと信じています。

15 ● goldwell
●132ポイント

ある方に回答リクエストいただいたので、自前のハヤカワ文庫漁ってみました。
っていうか、私もかつて人力検索で質問してお薦めしてもらった本が結構あったりして。

ハヤカワで知った和製SFと言えば小川一水と野尻抱介。
一作ずつ選べばこちらかなぁ。
『復活の地』(全3巻)

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)

大災害は直接の被害はもちろんだが、むしろその後の道の方が長く険しいというのは、3.11以降の示す通り。
架空世界のお話だけど、今思うとやけに現実味溢れる内容でしたね。なんとなくモデルは関東大震災と後藤新平なのかなぁと。


『太陽の簒奪者』

太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)

太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)

ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」を彷彿させるようでまた違ったテイストの異種文明への接触が描かれた作品ですが、かつて考えられた友好・侵略とはまったく次元が違う意外性が面白かったですね。リアリティ溢れるサスペンスSFと言っていいでしょうか。


タイムスリップまたはタイムトラベルものが好きでよく読むのですが、ハヤカワで出ている名作と言えばこちら。
L.スプレイグ・ディ・キャンプ『闇よ落ちるなかれ』

闇よ落ちるなかれ (ハヤカワ文庫SF)

闇よ落ちるなかれ (ハヤカワ文庫SF)

ローマ帝国で花開いた文化が暗黒の中世時にことごとく枯れてしまい、長らくイスラム文化に後れを取ったのが悔しくて、せめて小説の中で防ぎたいという著者の願望が投影されているのでしょうね。きっと。
中古でしか入手できず、しかもややプレミア出ているのが難点です。


ロバート・J.ソウヤー『さよならダイノサウルス』

さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF)

さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF)

白亜紀を舞台にした恐竜絶滅の謎がテーマ。ネタバレ厳禁。ともかく奇想天外な発想と劇的な結末がすごい。実は時空を超えるという点では同著者の『フラッシュフォワード』と迷ったのですけどね。


最後に 『深海のYrr』(上中下巻)

深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)

深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)

地球規模で起った異変と人類の存亡を賭けた闘いが描かれる海洋巨編。こういうのを読むと、深海の底は宇宙に劣らず人類にとっての未知の領域であり、そこに手を伸ばすことは吉と出るか凶と出るかわからないのでしょうねぇ。
つい最近、日本近海のメタンハイドレート発掘のニュースを見て、本作を思い出しました。


Dainさんのコメント
「簒奪者」!忘れていました、ありがとうございます、これもハヤカワだったのですね。これはハマりました。ハードSFの硬質な面と、夢を追う女のドラマが絡み合った傑作です。「人類が急いで宇宙戦艦を作るとどうなるか」や、「最もありそうな、ファーストコンタクト」など、考え抜かれたアイディアが散りばめられています。 「深海のYrr」は未読ですが、わたしの深海に対する、"ある考え"の裏付けとなると面白いかも───と思って積読しています。その考えとは、「深海の肥沃化」。数千年規模で考えると、人口が急成長できた理由は、ハーバー・ボッシュ法による化学肥料のおかげです(大気を変える錬金術)。その代償として、地球規模で栄養過多が進んでいるんじゃないかと。しかも、化学肥料でドーピングされた養分は海へ流れ込み、深海に溜まっているんじゃないかと(土の文明史)───こんな妄想を膨らませながら読みたいです。 大気を変える錬金術 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2010/10/post-52a5.html 土の文明史 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2010/04/post-9770.html 他のオススメも一作ずつチェックしていきます。想像力をいっぱいに伸ばした(一見荒唐無稽な)SFなんだけど、その足は地に着いている、そんな作品みたいなので、好きになれそうです。

fut573さんのコメント
復活の地のモデルがどこにあるかというのは、巻末の参考文献一覧を見ると何となく察することができますよ。

goldwellさんのコメント
fut573さん >巻末の参考文献一覧を 見てみました。なるほど?。 実はこの前の[http://q.hatena.ne.jp/1330854505#a1135463:title=「この新潮文庫がスゴい!」という、あなたのオススメを教えてください。]で知った吉村昭『関東大震災』を読んだ際にふと『復活の地』を思い出したのですよ。

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