中国語の
ピンインが、
ふりがなみたいだと思います。
http://www.kawa.net/works/ajax/romanize/chinese.html
韓国語。漢字にハングルでフリガナを付けることができます。
まず、ふりがなはあくまで「振り仮名」であり、仮名を振るの意であることから、ここではより適切なルビの語を用いさせていただきます。
上にある通り、中国語のうち普通話、韓国語、ベトナム語などで、ラテン文字ないしハングルを漢字に添えてルビのように表記することが可能であり、過去実際にそのように表記されていたことがありますが、現在においても日本語に近いルビの用法が残っているのは台湾語でしょう。台湾では中華民国時代に大日本帝国の教育に倣って制定された教育の流れを受け継いで、現在でも初等教育にて日本語の仮名にあたる注音符号が教えられています。
注音符号についてはWikipedaの該当ページをご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E9%9F%B3%E7%AC%A6%E5%8F%B7
注音符号による漢字のルビの一例となる画像へのリンクを以下に示しました。Googleで「注音符号」で画像検索していだくとさらにご覧になれます。
http://www5b.biglobe.ne.jp/akikosue/image/ganko/letter.jpg
http://illinois.way-nifty.com/photos/uncategorized/taipei14v.jpg
http://www.mentor-diamond.jp/blog/aiesec/wp-content/uploads/2010/08/image0092.jpg
「ふりがな」のような要素が出てくる背景として、以下の条件がありそうです。
その辺りをキーワードにして、既出の回答以外のものを調べてみました。
文字のイメージは、Wikipedia よりも、「マヤ文字とは (マヤモジとは) [単語記事] - ニコニコ大百科」の方が分かりやすいかもしれません。
例では、表意文字と表音文字が重複していませんが、Wikipedia には、以下の記載があります。
同じ意味、同じ発音の言葉でも、特定の一図形で単語を表す(表意文字)場合と、音節文字の組み合わせでひとつの単語を表す場合とがある。つまり「盾(パカル)」を盾の象形文字1字で表現したり「ぱ(pa)」「か(ka)」「ら(la)」という三つの音節文字の結合形で表現したりする。これは、同じ文脈の中で両方を混用するケースもあることから、日本語における漢字とひらがなの関係、さらには漢字のふりがなのような関係で、表意文字と音節文字が並存しているとみることができる。
これらの多くは表意的(表語的)な用法でも用いられ、この場合は表意的な用法であることを示す記号が付加された。
(略)
一方で、表音面での曖昧さの解消のために、ふり仮名や送り仮名に相当する表音文字もしばしば付加された。
http://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/globe/05/10.pdf
上記の資料の p159 で、エジプト文字の限定符の説明があり、そこで「日本語の振り仮名の役割に似ている」との記載があります。
シュメール楔形文字の後世の借用は、少なくともシュメール文字のいくつかの特徴を保存している。アッカド語文献は、シュメール語の音節を表す音節文字と一語にまるごと対応する表語文字を含んでいる。楔形文字の多くの文字が、音節と意味の両価を示している (en:polyvalent)。楔形文字がヒッタイト語を書くのに借用されたとき、アッカド語の表語文字的な書き方が加えられ、その結果多くのヒッタイト語の単語が表語文字的に書かれたため、その音価を今日推定することはもはやできなくなった。
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/metadb/up/kiyo/AN10289142/J-Jpn-Int-Edu-HiroshimaUniv_3_47.pdf
この資料では、アッカド語と日本語の表記法を比較して、論を展開しています。
p50?51 で、アッカド語での表記に振り仮名があることが言及されています。
以下、質問の回答とは関係ありませんが、マヤ文字の情報を調べてて見つけたページをおまけに。
http://www.y-history.net/appendix/wh0204-005.html
http://www.actiblog.com/asako/163104