※「匿名」の「とく」の字というのは、「もののたとえ」です。為念。
パソコンがなかった時代でも、普通に書けない漢字はたくさんありましたよ。例えば、林檎、醤油、薔薇、強か、嗜める、記す、諦める、葛藤、檸檬、等等、その他、魚の名前、鰆、秋刀魚、鮪、また、国の名前、西班牙、波蘭、希臘、等等、漢字検定に挑戦すれば、これらの漢字なんて、朝飯前ですよ。
さらば、迷信 ? わたしの悪戦苦答より ?
他人が使いはじめると、かならずや持たざる者がケチをつける。
旅行先で写真を撮ると、ほんとうの感動が残らない(1960年代)。
クーラーは身体に悪い、寝る前に切るべきだ(1970年代)。
暗いところで本を読むと、眼が悪くなる(1940年代)。
マンガばかり読んでると、テニオハが怪しくなる(1950年代)。
テレビやネットばかり観ていると、新聞や本を読まなくなる。
電話で用を済ませるのは失礼だ、なるべく手紙を書くべきだ。
メールは心が通じない、手書きの手紙だけが心を伝える。
カナタイプ(月収相当)を買ったが、ついに一通も返事が来なかった。
3.11 震災後の自炊ブームで、ガレージ一杯分の蔵書を処分できた。
http://q.hatena.ne.jp/1150169214#a549187 (20060613)
良書三原則 ? 読んだら捨てよ ?
…… 孫 正義「IT拒否世代には、紙資料を法律で禁止せよ!」
http://q.hatena.ne.jp/1277712639#a1024447 (20100425)
紙よ、さらば ? 幻の知的所有権 ?
やがて、教科書を電子化して、ランドセルや学校無用論に至る。
電卓ばかり使っていると、暗算できなくなる(1990年代)。さきごろ、
電卓を探したが見あたらず、そろばんを使ってみたが、実用にならず。
ワープロなど使ってると、漢字が書けなくなる(1980年代)。
翻訳ソフトを使ってると、英語がダメになる(2000年代)。
翻訳ソフトの精度は、ほとんど原文に準拠する(2010年代)。
…… 翻訳ソフトが理解できるように書き、書くように話す。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7268528.html (No.3 20120127)
三行革命のすすめ ? わたしの実践作法 ?
中国は、漢字を略したため、漢字文化を失った。
朝韓は、表意文字を廃したため、漢字文明を失った。
日本は、あらゆる文字記号を保存し、古今東西の古典を網羅した。
…… 三人の日本人が、世界最大の漢字辞典を編み、中国政府に売った。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19600525 世を捨ててこそ、浮かぶ書もあれ
── 諸橋 轍次《大漢和辞典 全13巻 19430910-19600525 大修館書店》
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gtore ベストアンサー |
関連するデータがありますのでお知らせします。
10年前ということですので、「手書きが主だった」とはいえないと思いますが…。
「漢字を正確に書く力が衰えた」と答えた人の割合が、
7割程度というのは由々しき事態といえるかもしれませんね。;
10年前は5割ほど…。
なにか、急速に漢字力が低下してきているような感じがして、ちょっとこわいですね。
◇7割が「漢字力低下した」 携帯、メール普及で
2012.9.20 22:00 [世論調査・アンケート]
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120920/edc12092022000003-n1.htm
携帯電話や電子メールの普及で漢字を書く力が衰えたと感じている人が約7割に上り、10年前より約25ポイントも大幅に上昇したことが20日、文化庁がまとめた平成23年度の「国語に関する世論調査」で分かった。
調査では携帯電話や電子メールなど情報交換手段の多様化が日常生活に与える影響について質問。「漢字を正確に書く力が衰えた」が最も多く66.5%で10年前の41.3%より25.2ポイントの大幅増。年齢別では40代が最も多く79・5%。20、30、50代も7割を超えた。「手紙やはがきはあまり利用しなくなった」が次いで多く57.2%で15.6ポイント上昇。影響はコミュニケーションにもおよび、18.6%が「直接人と会って話すことが面倒臭く感じるようになった」と答え、10年前より7.3ポイント増えた。
> 手書きが主だった時代には、「匿名」の「とく」の字のように、あまり書く機会のない漢字でも、多くの人が普通に書けていたのでしょうか。
今よりは多くの人が、書く機会の少ない漢字でも、今よりは書けたと思います。
書かなければ書けなくなるのは自然です。
年に数回しか書くことがない漢字は、40年前、60年前でも多かったと思います。
その「年に数回しか書かない漢字」でも、手書きで文字を書いていた人は、特に苦労なく書いたはずです。辞書もそれほど多くないし、電子辞書はないです。それにしても、昔の人の書いたものをみると、読めないような漢字、滅多に出てこない漢字が使われています。
スポーツや音楽などでも、普段から練習し、運動や演奏に慣れていると、滅多にやらない、ほどんどやることがないようなことでも、難なくやります。
数学や国語の勉強でも、勉強慣れしている人は、初めてのことでもあっさり理解します。勉強慣れしていない人は、何度も読んだり聞いたり練習問題を繰り返しても、なかなかわからずに苦労します。
普段から漢字を手で書き慣れていると、数回書いたことが数年前にあるという程度でも、書こうとしたときにすっと手が動くのだと思います。
手書きの漢字でなくて、印刷してある漢字でも、文を読み慣れている人は、ホンの数回見ただけの文字でも読め、読み慣れていない人は3週間前に辞書で確認した文字でさえも読み方を忘れていたりします。