ﾘｱﾙすぎて嫌です｡

正体不明の敵(ｱﾝﾉｳﾝ･ｴﾈﾐｰ)が､解明の努力もなく､正体不明のまま捨て置かれていたり｡(誰も正体を知りたいと思わなかったのでしょうか？)
地球人への嫌がらせ行為を続けてきた人物が､主人公と対峙して初めて｢地球人への復讐､恨みを思い知らせることが目的だ｣と言い出したり｡(正体や意図を隠してたら､復讐として成立しないですよね？)

人々のやること､考えることに穴がありすぎ､｢大人なんて威張っていてもこんなもんなんだよ｡適当だよね｣と言われているみたいで､いたたまれなくなってしまうのです｡

子供時代に『ｶﾞﾝﾀﾞﾑ』を見て｢大人って大変｣と思わされ､今は｢俺も大人として頑張っている｣と自認している世代にとって､『AGE』は決して認めたくない現実を描いた作品なのです｡子どもたちに見られたら恥ずかしい自分たちの姿なのです｡

もちろん､本人達は違うと言うでしょう｡