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匿名回答7号 ベストアンサー |
私の所によく、「緊急のご相談があるのですが」という英語のメールが来ます。
「信用できる方とうかがって一筆啓上申し上げております」みたいな
非常に丁寧な文体のメールで、
「政情不安な某国で政府系機関で役職についていた夫が失脚し、
某国政府によって資産が凍結されてしまったので困っている。
実は私たちには欧州のある国の銀行に口座があり、そこに預金があるのだが
欧州の経済制裁対象となっている某国の国民である私たちでは
預金が引き出せない。そのため、あなたに一肌ぬいでいただきたい。
お礼ははずみます」……という内容です。
このメールが送られてくる私のメールアドレスは、会社のものではなく、
どこの馬の骨のものともしれない、誰でも登録できるフリーのアドレスです。
「信用できる方とうかがって」というなら、
誰に紹介されたとかいったことを書くのが自然ですが、
そういったことも一切書かれていないし、
それどころか、「○○様」という宛名すら入っていません。
誰がどう見ても、詐欺です。
しかし実際には、このメールを疑えない善良な人々がいるのだそうです。
http://www.jetro.go.jp/contact/faq/419/
お母さまは今回のこの「有名作家の作品」詐欺に反応してしまったことで
メールアドレスなどを相手方に把握されてしまったばかりか、
「著作権」とはどのようなものかも知らない、
世間で話題になっているような「人々が何となく知っている法律用語」を
ちらつかせれば反応してくれる、「特上のカモ」であると認識されています。
今後も同様の詐欺のメールが、お母さまのもとには送られることでしょう。
> 今回のメールはそのサイト経由で送られてきました。芸能人の名前をかたって、
> その芸能人のコンサートのチケットを渡すというような内容のメールも
> 届いたことがあります。
これはアポイントメント商法と考えられます。
> そのサイトについて自分でも調べたいのですが、
> なぜか母はサイトの名前を教えてくれません。
無理に聞き出そうとするとかたくなになってしまうでしょうし、
「サイト名」で判断せずに、行為の中身で判断したほうがいいです。
(サイト名はいくらでも変更できますから。)
質問者さんおひとりでは対応が難しいようですから、
月曜日になったら地域の消費者センターに相談を(警察ではなくて)。
消費者センターなら類似の事例をたくさん知っているはずですから
より適切なアドバイスがもらえると思いますよ。
下記も参考としてどうぞ。世の中にはいろいろな詐欺があるという実例です。
国民生活センター 高齢者の消費者被害
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/koureisya.html
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen122.html
まさにこれと似たことが起こっています。母も、メールのやり取りのためにポイントをたくさん買っています。
7号さんの言うとおりに、消費者センターに相談することにします。
7号です。どうも。
母も、メールのやり取りのためにポイントをたくさん買っています。
ああ、それで言いづらくなってしまっているのかもしれませんね。
その点も、センターに相談するときに必ず伝えてください。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen122.html
に似たケースであることも。
有料サイトは、つぎ込んでいるお金が多ければ多いほど
「元を取らなければ」と思うので、
「お得情報」、「他では得られない情報」に対するガードが甘くなるものです。
お母さまは巧妙な詐欺師にだまされている被害者です。
そのことに早く気づいてもらえるといいですね。
少しでも早く、被害が少しでも小さいうちに、事態の解決に至りますように。
はい、間違いなく詐欺です。
名前に著作権はありません。犯人は最初から嘘を言っています。
こちらが著作権とは何かも知らないと分かったので、次の嘘をついてお金を巻き上げるつもりです。
皆さん回答、コメントなどありがとうございました。
参考にもなりましたし励みにもなりました。
皆さんのおかげでなんとか解決に至りそうです。
本当にありがとうございました。