【謎解き・ドリンクソムリエール・癖のある関西弁の先生】
次の客はツインテールの女子高生だった。
H柊「ここって、どんな悩みでもズバっと解決しちゃう喫茶店なんでしょ?」
B美は困った顔をした。
B美「お話を伺い、お客様に合う飲み物をお勧めする喫茶店ですが」
H柊「じゃあ私の悩みも聞いて!」
戸惑うB美を尻目にH柊は話し始めた。
H柊「世界史のK井先生、知ってるでしょ? 八重歯で金髪の女の先生。私、あの先生、気に入らないのよね!」
B美「なぜでしょう?」
H柊「関西弁だし、人間として単純だし、言うギャグも『はあ? 江戸に帰れ!』って言いたくなるくらい古くて。生徒にフレンドリーにしてるのはわかるんだけど、いまいち安っぽいの。気分屋で、温かいと思えば冷たい面もあるし、刺すような辛口の割には、妙に癖のある甘ったるい声だから、暑い時にK井先生の声を聞くと、イライラするの!」
B美はにこやかに頷いた。
B美「お勧めのドリンクがございます」
※小説風回答を7月10日(水)21:00-21:59に。22:00以降に締切。